ぼっちのホビーBlog[暫定版]

主にボードゲーム中。ぼっちの時間を豊かにするブログ。

「ベルラッティ(Belratti)」〈ボードゲーム〉:エッセン2018年スカウトアクション1位の小箱。贋作がうごめく市場から画家のセンスを見極める連想ゲームだよ。

ども、コモノです。

 

昨年のエッセンで行われたスカウトアクションで、「シティ・オブ・ローマ」と共に堂々の1位をとった「ベルラッティ(Belratti)」というゲームがありました。

ちょっと抜けたようなデザインがなんとも愛らしい作品。実は前評ではまったくのノーマークだったみたいで、突然1位をとったのでちょっと話題になったのです。

昨年のエッセン・スカウトアクションの結果はコチラ

www.comonox.com

ずっと欲しいと思っていたのだけど、なかなか国内流通が少なくて入手できなかったベルラッティをようやく手に入れたので、今日はご紹介しちゃいますよー。

 

 

〈開封〉

ベルラッッティ(Belratti)

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プレイ人数:3〜7人

対象年齢 :9歳以上

プレイ時間:20分〜45分

Boardgamegeek

boardgamegeek.com

コンポーネント全体

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箱のサイズはアミーゴサイズといいましょうか、小箱系では一般的なサイズ。ニューゲームズオーダーのハイソサエティとかと同じサイズだよ。

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コンポーネントはカードのみ。カードサイズはミニユーロサイズで、箱の中には3束も入ってました。結構枚数ある感じ。

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キャラクターカード

ベルラッティ

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ネコ(美術館員)

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フクロウ(画家) 

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お助けカード

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絵画カード

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〈遊び方〉 

セットアップは簡単ですよ。

参加人数に応じてプレイヤーに絵画カードを配布するよ。(3人なら手札は18枚)プレイヤーにネコ・フクロウカードを配布する。参加する人数によって手札の枚数とネコとフクロウの枚数が異なるので詳しくはルールブックを参照してほしい。

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5人プレイならネコが3・フクロウが2。偶数人で遊ぶときは同じ枚数になるよ(4人▶︎ネコ2/フクロウ2)

ネコとフクロウはプレイ中に役割が入れ替わっていくので、誰が最初にどのカードを持つのかは自由に決めて大丈夫だぞ。

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ベルラッティカード・お助けカードを配置し、絵画カードのあまりは伏せて山札にしておく。伏せた山札から2枚を公開し、最初のラウンドのテーマカードとして配置する。これで準備は完了。

手番の流れ

ゲームは4つのフェイズで構成されている

1・絵画の依頼(ネコ)

美術館員のカードを持つプレイヤーが、最初のテーマカードに対して何枚の絵画を画家に依頼するか決定するよ。枚数は2〜7枚の間で決定する。

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相談できるのは枚数についてのみで、テーマの内容について会話で触れてはいけないルール。 今回は2枚発注することにした。

2・絵画の提出(フクロウ)

画家(フクロウ)のカードを持つプレイヤーはテーマに対して提出する絵画を選ぶよ。

・フクロウ同士で誰が何枚出すか相談する

・出す絵画についての発言はNG

・2枚のテーマに合致するかどうかはOK(当てはまる/まぁまぁ当てはまるetc.)

・画家は絵画について「どちらのテーマに何を出したのか」を覚えておく

手札に当てはまる絵画がない場合は、他のフクロウプレイヤーが了承するなら1枚も出さずに他のプレイヤーに任せても良いよ。

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全てのフクロウプレイヤーが絵画を選び終えたら、場に伏せて絵画カードを出す。(発注枚数と同じ枚数の絵を裏向きでプレイする)伏せた絵画カードの山札から4枚を取り、場に提出された絵画カードに加えて良くシャッフルしておくよ。

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この追加される4枚がベルラッティの描いた贋作という訳だぞ。

3・絵画の搬入(ネコ)

場に伏せられたカードを公開し、美術館員たちは画家が提出したカードを判断していくよ。美術館員同士はどのような相談をしても構わない。

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絵画カードにはかならずベルラッティの描いた贋作が4枚混じっている。それらを美術館に収蔵することは許されないのでここで真贋を見極めるという事だな。

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決定した絵画カードは各テーマの下に正しく配置する。

4・画家の評価(フクロウ)

画家は自分の描いた絵が搬入されたかどうかを評価する。

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シルクハットのテーマに対して画家が描いたのは髑髏。美術館員が選んだのはライターだったので不正解となる。ワイングラスとルージュのセットは正解だよ。

画家の意図通り正しくテーマカードに割り当てられたカード1枚につき1点を得る。画家の描いた絵だったとしても、間違ったテーマに配置された場合は0点となり、そのカードは捨て札になるよ。ベルラッティのカードが配置された場合、ベルラッティに得点が入るので今回は双方に1点づつ。

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ベルラッティの左側がプレイヤーの得点、右側にベルラッティの得点としてカードを置いていくよ。分かりづらかったのでベルラッティの得点は裏向きにおいてみた。得点処理が完了したら、テーマーカードと残りの絵画カードを捨て札にする。

5・次のラウンドの準備

各プレイヤーは規定の枚数まで手札を山札から補充し、キャラクターカードを時計回りに隣のプレイヤーに渡すよ。

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キャラクターの入れ替えが終わったら山札から新たに2枚をテーマカードとして公開する。

 

〈勝利条件〉

フェイズ4終了時にベルラッティの得点が6点以上になったらゲーム終了。その時点でプレイヤーの得点が15点以上あればプレイヤーの勝利となるよ。

 

〈お助けカード〉

各ラウンドではお助けカードを使用することが出来るよ。カードは全部で4種類あり、一度使うと裏向きに伏せられて復活するまで使用することはできない。表向きのお助けカードは同じラウンドで何枚使っても良い。美術館員が使えるカードと画家が使えるカードの2種類がある。

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  • テーマーカードの交換(ネコ)
  • 絵画カードの質問(ネコ)

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  • 依頼枚数の変更(フクロウ)
  • 手札の交換(フクロウ)

お助けカードの復活条件

各ラウンドで画家のカードをパーフェクトに配置出来たラウンドに、お助けカードを復活することが出来るよ。そのラウンドで依頼された絵画の枚数と同じ番号を持つお助けカードを表向きにすることが出来る。

 

〈まとめ〉

ベルラッティのゲームをネットで調べていた時には、プレイヤーの中にベルラッティ役がいてブラフゲームのようにして勝敗を決めるんじゃないかと思っていた訳ですが、実際は違いました。ベルラッティは言うなれば「小さなディクシット」 みたいなコミュニケーションゲームです。

画家(フクロウ)役のプレイヤーが出したカードを当てるゲームなので「あの人ならこう言う連想をするだろう」的な読み合いが起きます。それが毎ラウンド強制的に役割が変わっていくのと、不正解の際にはベルラッティの送り込んだ絵画が失点につながり、さらに終了条件にも直結するため慎重な選択を迫られます。

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画家はなるべく美術館員たちが想像しやすいカードを選びたいのだけど、絵画カードは全て異なる絵柄(168種)なので毎回テーマにぴったりハマるという訳にもいかず、なかなか緊張感ある取捨選択を毎ラウンド楽しめる。得点経過をよく観察しながら発注枚数を決めなければならないネコと、なるべくキャッチーな絵画をテーマに沿って選びたいフクロウのもどかしさが気持ち的にもちょうど良いなと。

ディクシットでは語り部の提示する言葉に対する連想をカードで示しながら遊ぶけど、言葉を絵画カードに置き換えて遊ぶのがベルラッティですな。ルールで示されたフレーバーが美術館での絵画調達というニッチな作業のためちょっとイメージしにくいけど、これオークションとかの設定で話したほうがみんな分かりやすかったんじゃないかね。。。

 

ちょっと自分でインストする用に少し考えてみよかなと。ちょっと会社のお昼で遊んでみよう!いや遊ばねばならないよ!

 

 

【お買い物情報】

国内での流通は名古屋にあるショップ「ゲームストア バネスト」さんが和訳付きでベルラッティを取り扱ってるぞ。よく売り切れちゃうんだけど、定期的に入荷してくれている印象ある。

banesto.nagoya

 

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