ども。コモノです。
今日は待ちに待ち待ち焦がれてたSFボドゲの大作「アナクロニー日本語版」のファーストレビューです。待ち焦がれたとか言ってる割に購入してから日が経ってますが、待ち焦がれてた感満載でお送りしますよ。ええ、何か?
ほらほら、まるでハリウッド映画のようなオープニング感
あと。このブログを書いている時に長女から何故か「おとうさんおこってばっかじゃいけません。なぜかというとこじわがふえるからです。」という手紙をもらいました。
うっさいわ!(笑)
小ジワってなんだよ。。。確かに増えてきたけど(泣) 戻れるものなら20代のあの頃に〜、、別に戻りたくないけどなっ!.....(。-з-)フンッ!
おっさんの心の傷はアナクロニー日本語版がきっと癒してくれるはずなのだ。
ささ、開けるよっ!
【目次】
2018/1023追記:拡張のエグゾスーツコマンダーパック開けました!
〈アナクロニーって?〉
アナクロニーは謎の大爆発で世界が消滅の危機に瀕した近未来の地球が舞台。もはやこの設定だけで萌えるポイントな訳ですが、その未来の世界は小惑星の衝突の危機にあるというとても救いのない設定でゲームが始まります。
この小惑星の衝突を回避するために!となるかと思いきや小惑星は衝突するんです。マジで。この救いの光がない未来が待つ状況下で、4つの異なるイデオロギーを持つ集団の1つをプレイヤーは担当し小惑星の衝突すらイベントの一つとして世界での覇権を争うというのがこのアナクロニーというゲーム。
タイムパラドックスや小惑星衝突による終末観など、ゲームの要所に散りばめられたSF好きにはたまらない設定も、全てアクション選択を悩ましくするメカニクスとして成立している完成度。
労働者を使役するワーカープレイスメントのメカニクスを採用しているのだけどワーカーが働く環境(基地外の特殊環境)によっては、特徴的な外骨格系スーツを着用させる必要があるようで。。。このコマンダースーツがとても魅力的なミニチュアとなったコマンダーパックも同時にリリースされているよ!
しっかりポチったから、後日開封してやる。
〈開封〉
アナクロニー 日本語版
本日の開封レビューはアナクロニー日本語版の本体のみですぞ。
プレイ人数:1〜4人
プレイ時間:30〜120分
対象年齢 :15歳以上
Boardgamegeek
まず、、、箱がデカい。たぶんLisbonと同じくらいの箱のサイズ。しかもLisboaより厚い。大鎌戦役よりもなんかでかい気がする。
隣のMacは13インチなんだけどこのサイズ感。あと重い。まじ重い。
〈コンポーネント〉
アナクロニー、まずコンポーネントがみっちりしてます。とにかくタイルとかトークンの数が多いのだ。
コンポーネント全体
まぁまぁ賑やかだな。わざと「まぁまぁ」って言ってるだけで、結構コンポーネントの種類の多さに震えてる。
ルールブック
「日本語版ルールブック」って書いてあるな!(当たり前)もうこれだけでかなり満足感ある。
中の文字もビッチリである。めげるな、俺。
メインボード
そしてこれがアナクロニーの舞台だぞ。
広げただけで漂うこの終末観と言ったら。
退避アクションタイル
第4時代に小惑星が衝突すると、メインボード中央の首都のシンボルが破壊されてしまう。
破壊されてなお圧倒的な存在感ありまくりだ。
プレイヤーボード
4種族が生き残りをかけて争うのがアナクロニー。
ボードの左上にはそれぞれの拠点と思しき景色が描かれているよ。
アナクロニーのアートワークは本当に凝ってて見てて飽きない。
タイル類
タイルやトークンのボードは8枚ある。そしてこの細かなタイル類の数。
久々に黙々とタイル抜いてたら意識が飛びかけた。かなりの量があるので抜きにかかる人間には心してかかられよ。
この4種類のトークンがワーカー達。左から科学者(緑)・エンジニア(黄)・行政官(青)・天才(赤)。かれらを駆使して自らの勢力の拡大を狙っていく。
この他にもトークン類がどっちゃりあるのだ。ちょっと覚えたり整理するのが大変かもしれないのでルール参照しながら準備はする事になりそう。
なお、コチラが小惑星の衝突タイル。
これが避けられぬ運命。小惑星が衝突したのち、首都は崩壊を始める。
特殊ダイス
基本のゲームで使用するダイスは研究ダイスとパラドックスダイスのみ(上の3つ)。プラスマイナスがある中の2つの白ダイスは「終末の日」拡張用、下のネイビーのダイスはクロノボット(ソロ用)だぞ。
クロノボットボード
アナクロニーにはソロモードがあらかじめ搭載されている。その相手がクロノボット。なんとクロノボットは専用ボードを持って対峙するのだ。
背面のデザインが、怖ぇぇぇ....(;;゚;Д;゚;;)
もちろん専用のエグゾスーツが用意されているぞ。
カード
ミニユーロサイズの小さなカードが全部で4種類ある。
左下は開始時物品カード。右上は採掘プールカード。アイコンでリソースや資源が示されている。慣れたら見やすいヤツ。
プレイヤーカード
このアナクロニーで非常に目立つのがプレイヤー達。
4派閥に2名づつリーダーキャラクターが設定されているよ。
当然、美女は避けて通れない。あぁコーネラ様。
ま、主義主張はその後だろ(ダメなやつ)。各派閥はそれぞれシンボルを持っていて一目でどの勢力なのかわかる。
自分がどの勢力を担当しているのか示しすための勢力旗。ゲーム中は立てておく。下はサマリー(早見表)カード。
〈終末の日〉
アナクロニー日本語版にはあらかじめ「終末の日」という拡張セットが一つ組み込まれている。プレイ時に使っても使わなくてもOKなのだけど、これがまたカッコいいのだ。
終末の日トラック
「終末の日」拡張を導入すると、小惑星の衝突タイミングを遅らせる事が出来るようになる。ただし勢力の方針によって好ましい衝突のタイミングが異なる。自らの繁栄のため、人類は来るべき終末の日すらコントロールしようとする訳だ。。。
実験カード
終末の日拡張では実験カードを導入し、叡智の先にある未来を手に入れる。世界が終わる日に見える風景は、果たしてどんなものだろうか。
〈ゲームの流れ〉
各時代は6つのフェイズで構成されているよ。各フェイズの詳細はルールブックを確認されたい。結構細かい手順がある。
a)準備フェイズ
b)パラドックスフェイズ
c)充電フェイズ
d)ワープフェイズ
e)アクションフェイズ
f)クリンアップフェイズ
決して単独のアクションが複雑なのではなく、とにかく色々細かい印象。特にb)パラドックスフェイズとd)ワープフェイズの関係はこのアナクロニーのシステムの中でも重要な考え方となる。タイムパラドックスってそもそも何なのか、理解するためにめっちゃ調べたわ・・・
予備知識をいれるとアナクロニー は俄然楽しくなると思う。
〈まとめ〉
アナクロニーの基本的なメカニクスはワーカープレイスメント。ワーカーを置いてそこのアクションを実行する。ワーカーを利用するには休息や電源(エグゾスーツ用)が必要で、アクションのためのリソース管理が重要になる。
アイコンの意味を理解するのも重要ですね(覚えきれてない)
アナクロニー がおもしろい!と思ったのは、それら資源を手に入れるために利用するのが自分の未来という点。アナクロニーというタイトルはおそらく「アナクロニズム」から来ていて、時代錯誤や時代の流れに逆らうという意味が根底にある。時間軸をより強く意識させるメカニクスがゲームのテーマと非常にあっていて、近未来の地球で繰り広げられる終末譚の一部を追体験するような感覚になれるのだね!
基本はワカプレですからねぇ・・・
上手くはないけど好きなやつっすよ。。。
でも今回のソロのお相手。
クロノボット!
きっと文明が開発した機械達と、終末の日を争うって事なんです。ソロはソロでなんか壮大な感じなのよね。ソロ充実してるって点でもアナクロニー サイコー。
ついでにタイムパラドックスでマイボドゲ借金とか帳消しになりませんでしょうか。なりませんか、そうですか・・・
エグゾスーツミニチュア拡張「エグソスーツ・コマンダーパック」の開封は次回までお預けっ!
写真撮り忘れたんです。
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