ども。コモノです。
2019秋ゲムマのポチりアイテムの中でも、アートワークが好きでポチった作品がいくつかありますが「地下迷宮と5つの部族」もそのうちの1つです。
最初は割とシンプルなトリックテイキングゲームだと思ってたのですが、ウキウキルールを読んでいたらどうやらそれだけではない様子。。。おぅ、セットコレクションぽい要素あるやんか!と、好きなメカニクス入りのゲームだった事に気がつき2度嬉しくなっております。
そんな訳で数寄ゲームズさんから「命中」のリメイクとしてリリースされた「地下迷宮と5つの部族」を今日は開封するよー!
地下迷宮と5つの部族
プレイ人数:3〜5人
対象年齢 :10歳
プレイ時間:30分
コンポーネント
目を引くのはやっぱりこのアートワーク!担当されたのはツイッターでよくお見かけする別府さいさん。
過去の名作のリメイクについて、原版ファンの方の反応が大きいというのが今までの印象でした。
— 別府さい SaiBeppu (@allotment31) 2019年11月26日
でも今回、地下迷宮と5つの部族はそれ以上に純粋に楽しそうで買ったという方のツイートが多いように感じています。これがすごく幸せで。 pic.twitter.com/d7lleTVmMR
はいはーい!命中は知りませんでしたが、コモノも数寄ゲームズ&アートワークの指名買いしました(笑)よきアートワークというのは手に取った時にワクワクするものだと思っておりますが、地下迷宮と5つの部族もブースで購入し手に受け取った時に「ふぁ!」ってなりましたよ。なりました!
勇者っぽいの、かっこよすぎです。燃えてます。
トラックボード
なんとスコアトラックがプレイマット仕様!このお値段でマジっすか・・・一部誤植があったみたいですが、プレイには大した影響ありません。
むしろこんなマット敷いて遊べるとか、雰囲気満点。触りごごち良いし、箱に畳んでしまっておいても邪魔にならないのは素晴らしい。
カード
トリックテイキングといえばスート(色)とランク(数)ですね!(意味不
スートは5色。ランクは1〜10です。スートごとに部族が分かれていて、それぞれが味わいのあるイラストですぜ。
一応冒険者という設定のはずなんだけど、迷宮の住人ではなかろうかという部族もいて楽しい。
プレイヤーコマ
あまり事前にコンポーネント情報を集めずに購入した「地下迷宮と5つの部族」なのですが、プレイヤーコマが超可愛いっす。
このコロンとした出で立ち!触りごごち、つまみごごち良し!いやなんかもうコンポーネントだけで結構満足感高いわ・・・
地下迷宮と5つの部族の遊び方
勝利条件
ラウンド終了時にスコアトラックの61〜70の範囲にコマを置いているプレイヤーがいればゲームが終了するよ。複数いる場合は聖杯の場所である「66」により近いプレイヤーが勝利します。
準備
準備も簡単です。これがカードゲームの良いところ。
3人プレイのスタート時(積まなくて良い
- スコアトラックを中央に配置する
- プレイヤーは任意の色を選び、コマをとる
- 人数に応じてスタート位置にコマを配置
- カードをよくシャッフルして伏せて山札にする
- 山札の1番上のカードを公開し、ボードの脇にあるBlassingの位置に配置する
- 山札からカードを4枚公開し、ボードの上部0〜4の位置にルールにしたがって配置する
- 適当な条件でスタートプレイヤーを決め、交渉カードを配布する
山札から公開したカードの配置ルールは⬇︎な感じだ。
カードの配置ルール
- 一番右「4」の位置に、切り札(Blassing)にあるスートのカードを配置
- 左・ランク小>右・ランク大の順で配置する
- 切り札が2枚以上出た場合は左隣に配置(ランク順)していく
少々図を見ながらの方がわかりやすいので、ルールシートを確認しましょ!
準備は以上でございます。
手番の流れ
ラウンドは全部で3つのフェーズに分かれてます。最初は手札を獲得するフェーズから。
1)冒険者獲得フェーズ
まずは手札を揃えるフェーズ。この手札が後の得点の源だ。ダンジョンに潜って聖杯を手にするためにカードを獲得するのだぞ。手番が来たプレイヤー以下の手順で協力してくれる冒険者を獲得する。
- 0〜4の公開されたカードのうち1枚を選んで手札にする
- 選んだカードの場所にある値(コスト)分、トラック上のコマをマイナスに進める
- 山札から新たにカードを公開し、カードの配置ルールに従って並べなおす
この流れを手札が8枚になるまで繰り返すよ。このフェーズで獲得する冒険者で、その後のトリックでの戦略が変わるのだ。
2)パーティー公開フェーズ
最初パーティー公開?はて?となりましたが「地下迷宮と5つの部族」では結構重要な得点フェーズ。各プレイヤーは集めた手札から同数のランクのカードをまとめ、パーティーとして公開する事で得点できるよ。もちろん公開しなくても良いので任意だ。
パーティー公開での得点
同数3枚:5ポイント
同数4枚:
同数5枚:25ポイント
更に手札のランクを全て合計して、宣言する。
最小値だったプレイヤーは左隣のプレイヤーに手札の合計値を確認してもらう
一番合計値が低かったプレイヤーはボーナスとして5ポイントを得て、最初のリードプレイヤーになるよ。
3)トリックテイキングフェーズ
Blassingが赤なら、切り札も赤
リードプレイヤーからカードをプレイし、トリックを8回行う。トリックはマストフォローの切り札ありですじゃ。
- リードプレイヤーがプレイしたカードのスートと同色が手札にあれば、必ずプレイする
- なければどの色をプレイしても構わない
- 切り札はBlassingの位置に公開されているスートでラウンドごとに変わる
トリックは切り札>スート>ランクの順で判定していく。同じ色が出せなければ原則負け、同じ色なら大きい数字が勝ちだ。切り札のスート(色)は全てにおいて強く、切り札同士の強さはランクで決まるよ。
トリックの勝者は5ポイントを得る。トラックボードのコマを進めよう!
ここが楽しい!(と思う)
まだ遊んでないから恐縮です。。。でもね、ルール確認しててちょっとワクワクしたのだよ。そんなワクワクポイントをいくつかご紹介。
冒険者獲得。
「4」のカードを獲得すれば4ポイント分トラックを戻る...
これその後にあるパーティー公開フェーズで得点を狙えるのですよね。5枚同数(ファイブカード)を公開すれば25ポイントっす。初期配置は22〜30の間なので、これ公開できちゃうと一気に勝ちに行ける場所までダンジョン潜れます。他のプレイヤーが何を狙っているか観察して、阻止することも重要になりそう。
ただし、冒険者の獲得はトラック上のポイントを消費するのです。強い冒険者ばかり獲得していると、その分聖杯から遠ざかるのです。この悩ましさがヤバイ。
パーティー公開。
御自慢のパーティーを見せつけてやる事で、他のプレイヤーの心を折れるかもしれない。でも公開する事でトリックが不利になることもあるので、公開するかどうかは駆け引き。ここはトリックテイキングが好きで、レベルが高い人ほど気にしそう。気になるけどどうしようもないというレベル感である自覚ある....
トリックテイキング
マストフォロー/切り札ありはシンプルで判りやすい。トリックだけで得点を狙うのは結構非効率な気もするけど、全勝すると40ポイント。全部勝てるかっていうと、そんなことも無いのがトリックテイキング。どう組み合わせて得点するか、まさにトリックテイキングの悩みどころがぎゅっとなってる感。
まとめ
トリックテイキング、好きなのです。相変わらずの下手っぴですが好きです。強くならんなー、と毎度思うんだけど得点への道筋を把握して手札を選んだり、トリックで勝つのか負けるのかをモワモワ考えるのもまた楽しいのです。
地下迷宮と5つの部族も、獲得とプレイでジレンマが発生するルール。しかも聖杯の場所までのポイントがとても微妙な値に設定されていて、届く?届かない?と悩むのがまた楽しそう。理屈で行けば1ラウンドで勝敗に決着することも可能(だと思う...)だけど、それが起きる可能性もうまく調整されてるっぽくて、2〜3ラウンドあたりに盛り上がるんじゃないかなー。年末に聖杯争奪戦とか、雰囲気あって良いな!
プレイしたらば、感想は追記しよう。そしてすぐにでも遊びたし。
ふぉー! ヒマくれ。
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