ぼっちのホビーBlog[ボドゲ版]

主にボードゲーム中。ぼっちの時間を豊かにしたいブログ。

Nokosu Dice(ノコスダイス)〈ボードゲーム〉:ビッドだ。ついにビッドがあるトリックテイキングだ!しかもダイスで。で、ビッドって、、、なんだっけ?

ども。コモノです。

 

トリックテイキングのボドゲ紹介がこのところ続いてます。今日はNokosuDice(ノコスダイス)という2019秋ゲムマでEngamesから発表された作品。元は2016神戸ゲムマでQuoth Gamesさんから出ていたインディーズ作品らしく、一部のトリックテイキングファンを唸らせていたゲームみたいなのだ。 

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Engames曰く「世界に向けて出せる作品」とのことでこの度のリメイクとなったと。。。ほほー!ゲムマのまとめを作っている最後の方にピョロっと彗星の如く現れたニュースにコレは入手せねばなるまい!といそいそ2日目に向かったところ、しっかり入手できたNokosuDice、今日はそのルールを確認したいと思います!

 

Nokosu Dice(ノコスダイス)

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プレイ人数:3〜4人

対象年齢 :10歳以上

プレイ時間:30〜40分

Boardgamegeek

boardgamegeek.com

Boardgamegeekに登録あるのね!人目を引くアートワークは「地下迷宮と5つの部族」と同じく別府さいさんでした。別府さんのアートワークは好きですな!そう言えば今年のゲムマに初参加した友人(20代)も会場でNokosu Diceのパッケージを見たときに「なにコレ可愛いー!(語彙)」と手にとってたし。ボードゲーム沼の外にいるユーザーへの訴求力があるというのはとても素晴らしいです。

 

コンポーネント

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Nokosu Diceはカードとダイスを使うトリックテイキング。なのでコンポーネントにはダイスがたくさん入っているよ。

カード

ランク(数)は0〜7、スート(色)は5色。カードの色も綺麗だし、ちょっと夢の中っぽい感じがするのはアタシだけでしょうか。

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この他に1人1枚づつもつ「0宣言カード」というカードがありますよ。

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「0宣言」って何ぞ?という答えが、ビッドだ。ビッドにある。これは後ほどな。 

ダイス

木製のコロコロしたダイスがこんなに沢山入っております。

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ダイスあったらとりあえず積んでみたくなるな?

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これはもう習性だから仕方ない。なお、ゲームでダイスを積むことはありません。 

バッグ

ダイスをいれるドローバッグも入ってる。品がありますな。

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バッグからダイスを引く、という行為がもはや楽しい。バッグビルディングとかあれが楽しいのもこのドローアクションがあるからだと思うのだ。

 

Nokosu Diceの遊び方

トリックテイキングなので、基本的にカードをプレイしてトリックを争うのだけど、得点の方法がNokosu Diceならではなのだ。4人で遊ぶ時と、3人で遊ぶときに得点計算も準備も若干違いがあるので、詳しくはルールシートを参照して欲しいぞ。

得点の方法

得点方法は以下の2つの条件。条件2はさらに2つのパターンに分かれるので注意が必要だぞ。

  1. 獲得トリック数:獲得したトリック数×1点
  2. 獲得トリック数の条件達成:以下の2パターンの達成者数によって変化
  • パターン1:手元に残ったダイスの目と同じ獲得数
  • パターン2:0トリック宣言のカードをプレイし、獲得トリックが0

【注】パターン2はそれぞれのパターンを達成した人数によって、得点が変化するよ。

4人達成:0点

3人達成:10点

2人達成:20点

1人達成:30点

つまり、この得点の方法を頭に入れながら、トリックをとったりとらなかったりを選択しながらプレイ数する。これらを達成するために「ビッド」と「切り札」を上手く使う必要に迫られるのがノコスダイスの面白いところだと思うのだ。

ゲームの準備

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カードを配ってお終い、とならないところもポイント。ダイスを手元に置くためにドラフトがある。このドラフトだって重要だぞ。

  • 数字カードをよくシャッフル
  • カードを各プレイヤーに10枚づつ配布
  • 親となったプレイヤーがダイスをバッグに入れる
  • 各プレイヤーはバッグからダイスを2個引いて振り、出目を変えずに手元に置く
  • 残ったダイスをテーブルの中央に出して集める
  • 親プレイヤーから順に中央からダイスを1個ずつ、出目を変えずに手元に置く

各プレイヤーが3個のダイスを中央から手元に引き(計5個)、中央に1個ダイスが残ったら準備完了だぞ。

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そして最後にテーブルの中央に残ったダイスの色が、このラウンドの切り札(スート)となるよ。

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ダイスは公開情報として扱われるので、手元に取ったダイスは数字も色も他のプレイヤーに判る状態だ。

手番の流れ

Nokosu Diceは合計14回のトリックを行う。カード10枚とダイス4個を使用するのだ。トリックはマストフォロー&切り札・ビッドあり。

マストフォロー

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リードプレイヤー(最初にカードをプレイする人)のプレイしたスート(色)が手元のカード&ダイスにある場合、必ずそれをプレイしなければならないというルール。

切り札

トリックの勝敗で、どのスートよりも強い。同じ切り札同士ならランク(数)が高いほうが強い。同じ数字の場合は後から出したプレイヤーが強いぞ。

ビッド

ビッドというのは宣言のこと。Nokosu Diceのビッドは「獲得トリック数」の宣言で、方法は最後に手元に残したダイスの目が宣言した数字として扱われる。

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当然宣言通りに獲得トリック数をコントロールすれば得点となるので勝つだけではない駆け引きが生まれるのだね。

0トリック宣言

ビッドの中で、手元のダイスではなくカードを使って行う宣言。手元にダイスが3つ以上残っていれば、手番で0トリック宣言を行うことができる。文字通り「このラウンドでは1回もトリックで勝ちません!(ドヤァ..)」という宣言だ。カードをプレイして0トリック宣言を行なったら、ダイスを1つ選びバッグに戻す。

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そのため、この宣言を行なったプレイヤーはラウンド終了時にダイスは余らないぞ。

トリックテイキングの方法

通常のトリックテイキングはカードのプレイして強さを比べ、一番強いカードをプレイした人がトリックの勝者となる。その勝者が次のトリックのリードプレイヤーになるのだけど、Nokosu Diceではダイスもカードと同じ扱いを受ける

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カードの代わりにダイスも手元から選んでプレイできる。公開情報なので、プレイヤーはトリックでの勝敗にかなり悩むことになるのだ。ダイスとカードは同じ色、同じ数字の場合があるので、非常に悩ましいことになるのだな。

 

まとめ

ルールを確認して脳内でプレイを全力で再生してみた訳ですが、ビッドってやばいのね。ビッドすごい。そしてダイスが公開されている事での悩ましさ追加とかヤバイ。これまで遊んできたトリックテイキングはビッドがあるものが無かったので、「勝ち数の宣言」と言われた時も「ほ?」くらいにしか思ってなかったのですが、ポチって記事を遊ぶ前に書こうとすると、やはりかなり神妙にルールを読みます。(普段からちゃんと読め!とは言わないで欲しい...)

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ぴったり宣言通りにするのが、とても難しい....

今回勢いで購入した感のあったノコスダイス(買うのは確か前日の夜に決めたような気がする)は、自分のコレまでのトリックテイキング体験に広がりを見せてくれるような気がしてなりません。あれかな、朧ニンジャスタートリック(後のTon Ton)以来のインパクトかしら。そんな気がする。

 

これは遊んだら感想追記しますな!年内に絶対あそぼー。▶︎遊んだ!

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