ぼっちのホビーBlog[暫定版]

ぼっちの時間を豊かにするブログ。主にボードゲーム中。

【ボードゲーム】祈りゲーって何だい?小箱でじゃかじゃか拡大再生産。「オー・マイ・グーッズ!(Oh My Goods!)」ファーストレビュー。

ども、コモノです。

 

今日は本当はルーンバウンドのプレイレビュー用にテノリスに行ってマーガスと遊びまくってやる予定だったのですが、まさかの次女が発熱、おまけに長女も一緒に自宅待機という超絶予定外の休日となったコモノです。

 

まぁ仕方がないとはいえ、、、5時間以上連続のフリータイムが手に入るという過去数年まったく叶わなかったお休みが吹き飛んだので、世界が崩壊する音が耳の中で響くレベルでコモノのテンション下がりまくりです。。。全国の育児で遊ぶ時間が取れないとお嘆きの皆様、いまコモノはみなさんの心と一つですぞ!

 

そんな訳で今日は

神様、どうか良い子にしていますので、コモノに1人で自由に遊ぶ時間をください。

と、マジでどこかに祈りに行きたい気分な訳ですよ。マジでお祈りするよ、する。

 

コモノは宗教とは無縁の世界で生きてきたのでクリスマスもお正月も楽しむ純粋で節操の無い日本人です。宝くじを珍しく買えば、過去生きてきた中で最大の念を込めてお祈りもしますし、厄年は関東の厄除け大師を全て回りきる勢いで神頼みをしてました。なので「祈り」という神聖な行為において、まったく加護が期待できない部類の人種な訳ですが、ボードゲームにも祈る事が重要なゲームがございます。

 

それが本日ご紹介する小箱祈りゲー代表作のとも言われる(言われてるよ、な?)オー・マイ・グーッズ!(Oh My Goods!)です。もともとはオーストリアのボードゲーム博物館が出していたボードゲームでしたが、ルックアウトシュピーレという大手からタイトルを変更して再販されたボードゲームみたいね。そこら辺の事情はよくわかりませんが、遠い東方の島国ヤポンで手に入るようになったのは有難い事ですな。

 

オー・マイ・グーッズ!  日本語版

画像:Amazon

オー・マイ・グーッズ!(Oh My Goods!)

デザイナー :アレクサンダー・プフィスター(Alexander Pfister)
プレイ人数 :2~4人
対象年齢  :10歳~
プレイ時間 :30分

 

結構前に買ってぼちぼち遊んでいたものの、今月に入ってレビューしてなかったことを思い出し、写真を撮ったりブログの下書きをしたりと準備をしていたのです。ルーンバウンドの冒険が頓挫した今日はまさに祈りゲーをご紹介するのにぴったりな日。祈りゲーと呼ばれる理由は何なのか?その謎に迫りつつファーストレビューをお届けいたしますよー。

 

 

〈開封〉

箱がヨレヨレなのは、ずっとバッグに放り込んでたので許して欲しい。持ち運びも全く苦にならない王道の小箱サイズだぞ。ヨレた箱も結構味がある感じでコモノ的には◎である。ただ予備を買っておきたい衝動との闘いは継続中。

 

・ボックスアート

デザインがアグリコラとかル・アーブルと同じ系統なので、最初はてっきりウヴェ・ローゼンベルク作品かと思ったら違いました。

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オー・マイ・グーッズ!の作者はアレクサンダー・プフィスターというデザイナーさん。代表作には2016年のドイツ年間ゲーム大賞を受賞した「アイル・オブ・スカイ」とかがあるな。

アイル・オブ・スカイ:族長から王へ 日本語版

アイル・オブ・スカイ:族長から王へ 日本語版

 

 

・ボードゲームデザイナーについて

アレクサンダー・プフィスター(Alexander Pfister)の事をちょっと調べてたら、なんか色々面白い方なのがわかった。ニコボドさんにロングインタビューが載っていたのだけど、この方はボードゲームデザイナーって趣味の範囲でフィナンシャル・アナリストなんだね!

nicobodo.com

ドイツ年間ゲーム大賞エキスパート部門大賞受賞作の「ブルームサービス」「アイル・オブ・スカイ」や、重量級で評判が高い「モンバサ」、そして8月に日本語版が発売される「グレート・ウェスタン・トレイル」と、かなり気になるボードゲームをデザインしてる人だった。これはグレート・ウェスタン・トレイルの予約せねばなるまい・・・

 

予約:グレート・ウエスタン・トレイル 日本語版 (Great Western Trail)

画像:駿河屋 

 

・コンポーネント

コンポーネント、というか中はカードしか入ってないよ。

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あとはマニュアルが1冊。なんともシンプルで好みである。 

 

〈カード類〉

カードゲームだからカードのご紹介。オレンジ色の背景のカードが労働者。両面仕様だけどどっちでも同じ。全員が最初に持っている「炭焼き小屋」カードと、ゲーム中に雇う事ができる助手カード。助手カードは表裏で雇用条件が異なるデザイン。

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雇える労働者はなかなかバリエーション豊かだの。

 

建物カード。色は全部で3種類。赤は加工品系。

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 緑は職人さん系かな?

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白は商業?織布工場だから違うかw

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黒。こちらは市場事務所のみ。

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カードは同じ設備名でも勝利点や建設コストが異なるカードが存在するのだね。

 

〈ゲームの流れ〉

ゲームは市場にある資源を使って、自分の建物で生産を行う。これが一番最初にプレイヤーが持つ施設「炭焼き小屋」と生産物の「炭」。手札は5枚からスタートだよ。

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施設の上に伏せて置かれたカードは生産物で、価値がその施設カードの下部中央に記載されているよ。最初の施設の上には7つの生産物「炭」が置かれていて、「炭」は1コインの価値を持っている。

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この炭焼き小屋は石2と木材1から「炭」を作る事が可能。チェーンのマークが書かれている右下には木材が描かれているので、生産フェイズで手札か他の施設で生産した木材を使って「炭」を追加で生産することもできる。この生産物を連鎖させるチェーンがうまくハマるとコンボ的に生産物を得る事が出来るので、建物系カードの能力をしっかりと把握して施設間で生産チェーンを作っていく事が勝利への鍵となるのだ。

 

けど。ここで祈りがとても関係してくるのです。

 

生産そのものを行うための資源は、市場から得なければならない。その市場が「祈りゲー」と呼ばれる理由。山札からの出てくるカードが運任せなのだ。結果として市場が空いている間、狙った資源が出るようにプレイヤーはずっと祈る事になるわけだな。テストでやってても祈りに近い気分になるよ(笑)。

 

・新しいカードフェイズ

最初のフェイズ。手札を見て、もし気に入らなければ全て捨てて山札から3枚引く事が出来るよ。特に入れ替える必要がなければ山札からカードを2枚引ける。入れ替えた場合も追加で2枚引けるよ。

 

・日の出フェイズ

市場は薄暗い朝早くから開くのだ。親プレイヤーは市場が開くと、山札から順にカードをめくって下のように場に順番に配置していく。絵のくぼんだところに書かれているアイコンが市場で資源として使えるのだけど、市場に太陽のマークが2個でたら太陽が昇りきった感じ。

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レンガ工場のカードが2回目の太陽アイコンを持っているのでここで市場が閉まる。

市場が閉まったらプレイヤーは労働者を自分のどの施設で働かせるのかを決めるのだ。しかも働き方も「真面目にバリバリ働かせる」のか、「ゆるゆるまったり働かせる」のかを選んで配置する事が出来る(笑)

朝の市場にどのような資源が公開されたかをよく見て、施設で必要な資源が得られるかどうかを判断する必要があるよ。

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炭焼き小屋で必要な「石」が1つ、木材1つはすでに公開されているので、これはきっちり働いてもらう事にしよかな。

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労働者カードの絵の凹んだところにカードが書かれている。「−1」と書かれた向きで配置したときが「ゆるゆる働くモード」だ。生産のための資源はどちらか1つの資源が手にはいれば生産可能だが、得られる資源数が半分の1つになる。

 

労働者を配置したら、手札から建設したいカードを選んで伏せて場におくよ。コモノは「窓製造所」を作ってみようかと思う。窓は5コインの価値を産んでくれるよ。

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作れたら良いなー。決めたら伏せて置く。またこの建物を立てない場合は助手を雇う事が出来る。雇った助手は早速施設に配置できるのが素晴らしいw

 

・日没フェイズ

炭を焼くには石材が1つたらないので、市場に出回るようここで祈る!

щ(゚Д゚щ)カモォォォン
щ(゚Д゚щ)カモォォォン........

 

が、神様は不心得者の祈りなんか聞いてくれる訳がないのである。

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なんでこんな早く市場がしまっとんねん!!! ( ゚Д゚)ゴルァ!!

 世の中うまくいかないのね。という事で午後の市場終了。

 

・生産と建築フェイズ

午前、午後の市場の状況から、労働者を配置した施設で生産が可能かを判断する。コモノは労働者に超真面目に働く事を支持してしまったので、石材が1つ不足するという事態に・・・・なんとか手札から資源は払ったけどな。

ちなみに「ゆるゆるまったり働く」ように労働者を配置していた場合は石材と木材のどちらか市場にあればよいよ。ただし施設から得られる生産物は1つになる。

 

生産が終わったら次は建設。先ほど伏せていた建物の左上にコストが書かれているので、施設にストックされている生産物の価値と枚数をみて建物のコストを払えば施設を建てる事ができる。

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炭焼き小屋の炭は1コインの価値がある。窓製作所は9コインで建築可能なので、生産物から9枚をお支払い。窓製作所が建築できた!

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次のラウンドから労働者を配置し、生産が開始できるのだ。以降、これを繰り返しながら建物を増やし生産物をゴリゴリ生み出すのだ。

誰かが8個目の施設を建設したらゲームは終了するよ。助手をうまく活用すれば生産チェーンでウハウハコンボの出来上がりだな。最後に勝利点を計算して一番得点を獲得したプレイヤーが勝ちとなる。

 

〈まとめ〉

まず小箱なのにしっかりワーカープレイスメント。生産物をどのように生かしていくのかを見極めながら、どの建物を建てるのか、どのタイミングで生産チェーンを起こしてウハウハにするのか、など色々考える事が山積みでとても悩ましいプレイが楽しめる。そして資源は山札からの引き運で決まるという絶妙さ。

日の出フェイズも日没フェイズも、みんなで手を合わせて自分の狙っている資源が出るように、超真剣に祈ることになるw

 

「石でろ石でろ石でろ...... 」

「木材!木材!」

 

.......。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン‼︎

やはり日頃の行いは、超大事かもしれん。

 

持ち運びも楽だし、シンプルながらに奥深い悩ましさ。ただとってもソロプレイ感が強いので拡大再生産系が好きでないと楽しめないかもしれないな。場に並ぶ建物も雰囲気が良いし、中世の職人さん気分で正しく祈るという体験も清々しいぞ。

 

ワーカープレイスメントに興味はあるけど大箱はちょっとという方や、没入感が欲しい方にはオススメしたい小箱だぞ。海外では拡張も発売されていて、そちらを導入するとソロプレイにも対応しているらしい。発売からしばらくたっているので手に入りにくいタイミングもあるみたいだけど何よりコストパフォーマンスは抜群。祈るという純粋な行為を思い出して見たいアナタ!ぜひオススメですぞー。

 

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1000円ちょっとで買えちゃうなんてオススメ。 

オー・マイ・グーッズ!  日本語版

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 A・プフィスター作品を比べて遊ぶのも楽しそうだな。

モンバサ 日本語版

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ブルームサービス(BroomService)/alea/A.Pelikan & A.Pfister作
 

 ドイツ年間ゲーム大賞エキスパート部門2年連続受賞って凄い。

アイル・オブ・スカイ:族長から王へ 日本語版

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