ぼっちのホビーBlog[ボドゲ版]

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「真打(新版)・拡張「廓噺の名人/食通の所作」」〈ボードゲーム〉:カードがコンパクトになってビビッドに!真打(新版)と拡張のご紹介ですよん。

ども。コモノです。

 

今日は真打(新版)とその拡張「廓噺の名人/食通の所作」をご紹介いたします。巷ではなにやら笑点の司会者に春風亭昇太がなったとか、えらい若い奥さんもらったとか、落語会も話題でいっぱいです。噺家なら噺で話題作りなさいよ...と思ったりもしますけども、要はなんだって人目に触れりゃ良いんですよ。人に見られて初めて生きてくるものもあるってわけです。

 

真打は落語を題材にしたカードゲーム。以前から大好きすぎて2つ持ってたりしたゲームなのですが、今回はそれに新版が出たと!それは買うじゃろ。

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ゲームマーケット2019春での展示(JUGAME STUDIO)

ってことでゲムマで無事ゲット。今日は真打(新版)をご紹介しますよ!

 

 

真打とは?

プレイヤーは落語家となり、全9回の落語会で高座を演じます。得意な演目を集めたり、落語会でトリを勤めたり、特定の演目を集めてネタ帳を作ったりしながら名声点を得ていくカードゲーム。いわゆるセットコレクションというジャンルになりますな。

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カードに示された落語の種類も有名どころの演目が多くて、落語好きではないにしてもどこかで聞いたことあるような演目が多くて楽しめる構成。何と言ってもカードのデザインが美しく、集めているだけでも結構幸せになれるゲームです。プレイ感も軽めでサクサク進むのも遊びやすくて好み。個人的には3人以上で遊ぶとゲーム性が増しておすすめでございます。

 

旧版と新版の違い

大きく変わったのがカードのデザインと大きさ。よりハッキリした色使いが特徴の新版はカードサイズが少しスリムになっているよ。

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左が新版。カラフルになってる!

キューブを使って得点をトラックで表示していた部分も、十八番カードが追加されてトラック自体が廃止されている。

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携帯性が増したのに加えてカードの質も向上してて、指紋がつきにくいエンボス加工されたものに変更されている。よりハッキリした色使いになった新デザインは必見だぞ。

 

 

〈開封〉

真打(新版)

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プレイ人数:2〜4人

対象年齢 :14歳以上

プレイ時間:20分

JUGAME STUDIO | SHINUCHI

コンポーネント全体

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旧版にあったトラックシートとキューブは廃止され、カード自体もスリム化されたよ。トラックで管理していた名声点は十八番カードとそれぞれのカードに記載された点数で集計が可能になりました。

カード

演目カード

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演目カード(新版)

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演目カード(旧版)

真打の目玉とも言える演目カード。旧版に比べると鮮やかになって目をひく。演目の内容は変わらず、落語好きならウルっとくる著名な演目が揃ってる。芝浜や文七元結、死神や牡丹灯籠などの古典がずらりと並ぶ様は落語好きにはたまりませんな。

落語会カード

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落語会カード(新版)

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落語会カード(旧版)

年間9回行われる落語会はホール(5点)で行われる会と、寄席(3点)で行われる会と2種類ある。その中で納涼落語会と年末落語会は対応する演目(牡丹灯籠・芝浜)でトリを務めると追加の名声を得ることができるよ。

 

そのほかに称号カードも新版の色使いに合わせてリニューアルされているよ。

 

真打の遊び方

遊び方は以前の記事を参考にしてほしい。

www.comonox.com

計9回の落語会で、手札から演目カードを選んで場に出していく。基本的に一番大きな数字を出したプレイヤーがその落語会のトリを務めたことになる。

年間を通してこだわりの演目を披露すれば、十八番カードや称号カードを手に入れることができる。9回終わったところで一番多くの名声を集めたプレイヤーの勝ちだよ。

ぜひ納涼会での牡丹灯籠や年末落語会での芝浜など、落語好きならではの名声を狙って遊んでみてほしいと思うのだ。なんならプレイヤーはカードを置くときに演目の一節でもつぶやきながら遊んでほしい。ネットで調べてそのまま棒読みでも、絶対盛り上がると思う。

 

 

拡張「廓噺の名人/食通の所作」

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真打(新版)に拡張セットが発売されました。新版専用の拡張なので初版との互換性はないよ。今回は「廓話の名人」と「食通の所作」。いずれも追加される称号のことで、 それに対応する演目カードが追加される。さらにこの拡張の箱、なんとこのまま真打(新版)の箱に収納ができます。

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携帯性も考慮されててとてもナイスな設計です。

コンポーネント 

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追加される演目は3つ。

品川心中は人気落語漫画の「昭和元禄落語心中」でも流れてたお話。廓話ではやはり著名です。目黒の秋刀魚も今でもよく聞く滑稽話。そんなジャンルに精通した称号を手に入れましょうというのがこの拡張ですよ。はぁ。。落語行きたい。

 

〈まとめ〉

真打はセットコレクションとして軽めでサクサク進む好きなゲーム。ボードゲームに慣れていない人でもセットを作りやすいので、気軽にあそぶにはちょうど良い。

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場に並んで行くカードも美しく、集めている感じが強いのも好きなのだ。落語好きなら上野・浅草・新宿・池袋など寄席も出てくるし演目だって有名なところが揃ってる。なんだかこう、落語好きなところしっかり刺されている感じなのは新版になってより強くなった感ありますな!

ちょっと落語に興味がある方、ぜひお手に取ってみて、聴きに行って、遊んでみてほしいと思いますよ!

 

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真打(新版)の販売情報は見つけられず。。。

 

 

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