ぼっちのホビーBlog[ボドゲ版]

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Last Dungeon Pocket(ラストダンジョン ポケット)【ボドゲ紹介】|ソロ専。そう、ダンジョンとは孤高の存在。ソロでこそダンジョン。世界を統べるダンジョンマスターへの道がココに開かれる!はず....だった結果があまりに悲惨。

ども。コモノです。

 

先日のゲームマーケットは熱気にあてられほぼボドゲを買わずに帰ってくるという体たらくでございました。しかしいくつかは手にしてきたうちの1タイトル「Last Dungeon Pocket(ラストダンジョン ポケット)」を今日はご紹介します。

ラストダンジョン ポケットは真打やソロキャンプポケットなどでもお馴染みJUGAME STUDIOさんの2023年新作。最近はポケットに入れておいて遊べるポケットシリーズに注力しているのでシリーズタイトルは目にした事がある方もいらっしゃるはずだな!ボドゲがなかなか遊べてないぼっちの味方とも言える本作、どんなゲームなのか楽しみなのであります!

 

Last Dungeon Pocket(ラストダンジョン ポケット)

プレイ人数:1人

対象年齢 :9歳以上

プレイ時間:20分

国内発行元:JUGAME STUDIO ポケットシリーズ

gamemarket.jp

 

Last Dungeon Pocket(ラストダンジョン ポケット)ってどんなゲーム?

ラストダンジョンでは皆様は勇者にはなれません。そう、僕らは小さなダンジョンのマスターなのです。いずれ世界を恐怖に陥れる魔王になる事を夢見て、ノコノコやってきた冒険者たちやダンジョンを乗っ取ろうとする他のモンスターをフルボッコにする、それがラストダンジョンポケットの世界です。

昔から狂王とか、魔王とかに漠然たる憧れがあったのはきっとウィザードリィが原体験。トレボーが残した魔の迷宮とイカれた魔術師ワードナのセットは今でも良い思い出です。なのでダンジョン&冒険というと普通にテンションあがります。これは同世代のダンジョン好きなオッサンたちであれば同意いただけるはずではないかと勝手に思っております。

ラストダンジョンに挑んでくる小癪な奴ら

ダンジョンに入ってくる侵入者はレベル1から3まで3段階に分かれています。レベル1とはいえ油断してるとホイホイというか、割とホイホイダンジョンを踏破されるので気は抜けません。僕らは手札の罠をダンジョンに張って侵入者たちを撃退します。手札にあるカードを配置し撃退するのがこのゲームの目的です。

意外と苦しいカードのやりくり

手札の罠をダンジョンに置くにもコストが必要で、配置カードに加えて手札がなくなります。侵入者を撃退するためトラップのダメージ値と侵入者のライフを天秤にかけ、どこまで誘い込んで撃退するべきかを計画するのです。

スカウト or クリスタル?

ゴーレムを配下にするには1クリスタル必要

ダンジョン運営に必要なクリスタルは侵入者を倒すと手に入れることが出来ます。さらに撃退した奴らをクリスタルで勧誘すると味方に引き入れることも出来ちゃいます。クリスタルなんかで釣ったくらいじゃいつ寝首を掻かれるか心配ですが、とりあえずゲーム内で裏切られることはありません。侵入者をクリスタル化するのか味方に引き入れるのか。ダンジョン運営には計画性が必要なのです。

 

ソロプレイ専用と割り切ったソリッド感とともにタワーディフェンス系ハンドマネジメントが楽しめるボドゲ、それがラストダンジョンポケットでございます。

 

ラストダンジョン ポケットのルール・遊び方

全てカードで構成されているコンポーネントなので、手順にしたがって並べればOK!準備もすごく簡単です。ルールブックは同梱されておらず、箱裏にあるQRコードを読みとればWEBサイトでルールを確認することが出来ますよ。以下のリンクからも確認可能です。

www.jugame.info

手番の流れ

超ざっくり説明すると以下のような流れでゲームは進みます。超ざっくり書いてるので正しいルールはリンク先でしっかり確認しましょう。

1)ダンジョンに侵入者襲来!

2)手札からカードをダンジョンに配置(コストも必要)

3)侵入者の撃退判定

 成功 > スカウト or クリスタル化

 失敗 >侵入者が 1エリア分ダンジョンを進む(ダメージは蓄積)

4)次の侵入者の準備(イベント処理)

5)手札の補充(山札から3枚・MAX手札6枚)

ダンジョンに配置される侵入者は常に1匹(1名)のみなので撃退できていなければその残った侵入者を残して手札の補充に移ります。右端の財宝の部屋に辿り着かれてしまったらゲームには敗北します。ダンジョンマスターとして失格の烙印を受けるのです。

 

ソロプレイはできる?

ラストダンジョンポケットはソロプレイ専用です。ソロダンです。1人で深夜、寝る前とかにボドゲ成分を得るにはちょうど良いサイズ感。

細部に光る縛りプレイ

プレイ感はカードの数字をみてやりくりするハンドマネジメントなんですが、捨て札の順番をそのまま次のデッキに活かす(順番入れ替えちゃダメなやつ)ため、ホイホイ目についたカードをプレイして何も考えずに捨て札に置くと結構後で泣きを見ます。捨て札に積む時も先の展開を考える必要が出るのです。ここが意外とスパイシーなルールで、ハンドマネジメントだけかと思いきや良い具合に悩ましさが増します。

多彩な侵入者

侵入者にはダンジョンでスカウトされる事を予定されていたかのようなモンスターもいます。いやもうスカウト待ちだったでしょう?そうでしょう?ホントはウチで働きたかったんよね??と言いたくなるようなドラゴンとかいます。

意外と考えさせられるハンドマネジメント

クリスタル化するか、スカウトするのか、この判断を間違えると撃退に失敗します。有限のクリスタルもダンジョンの拡張に使うのか、スカウトで使うのか、この判断も重要です。手札の残枚数、残された侵入者の数、撃退値とライフは常に把握すべき情報で考えることが結構ありました。。。ソロダン、結構むずいよ....むずい!

 

Last Dungeon Pocket(ラストダンジョン ポケット)の感想・まとめ

「あ、終わった....」と気がつく瞬間がたまらなく悔しいソロダン

デッキをめくって出てきたカードで一喜一憂する感じなのかな?と思ってプレイを始めてみたら、しっかりマネジメントしないと勝てなかったりするルール。ラストダンジョンポケットではカードの各数値をしっかり把握しながら一枚一枚丁寧にプレイすることを求められたわよ。

スライム!雑魚!ウッキャー!とはなりません

弱弱スライムもプレイ時の能力をしっかり読み切ればメチャ強の撃退者になれたりするので、侵入者たちの持っている多彩なカード能力を見極めるのもポイント。スカウト後のスライムは複数枚カードを配置できる状況でダメージ効率を上げることが可能です。それが判っていながら最後の部屋に1匹でスライムを配置しなければならなかった時の絶望感というか無能感はハンパありませんでした。こんな結果になった己の無能さを責めたい。当然その結果は....

完全なる敗北...(꒪ཫ꒪; 

しかもまだLv2じゃん。なぜや...なぜなんや....

長すぎないプレイ感、程よい難易度

ラストダンジョンは重量級オートマ系ソロのような複雑怪奇な情報はありません。手札の枚数と見えている値、それらの組み合わせとデッキ内カードの予測が中心なのですがソロプレイではこのくらいの悩ましさだとちょうど良いと思うのです。

ゲームではレベルが上がるタイミングで3回イベントが発生します。それらは基本的にダンジョンに有利に働くのですが、内容はランダム。程よく運の要素もありつつもダンジョン運営の能力をしっかり見極められている感じありますよ。

プレイは長くても30分くらいかな?ちょっとした合間にサクッとならべて遊べるのがありがたいし、最近のボドゲ高騰化の中では非常にお財布にお優しい価格設定も良き。ハンドマネジメント系のカードゲームが好きな方は楽しめると思います!寝る前とかに軽く遊ぶのにはおすすめだぞ。

 

久しぶりのJUGAME STUDIOタイトル、楽しかった!

が、悔しいな...辛い(ↀωↀ)

 

 

【Last Dungeon Pocket(ラストダンジョン ポケット)販売情報】

現在はボドゲーマで販売中だぞ!

 

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