ぼっちのホビーBlog[ボドゲ版]

主にボードゲーム中。ぼっちの時間を豊かにしたいボドゲブログ。

真打 ポケット(Shinuchi Pocket)【ボドゲ紹介】|冷たい麦茶なんざ傍に置き、片手団扇で過ごす夕涼み。あぁ暑ぃ...ちっと落語でも行ってくらぁ!

 本ページはプロモーションが含まれています

ども。コモノです。

 

みなさまは真打というカードゲームをご存知か?JUGAME STUDIOさんよりリリースされている落語をテーマにしたゲームなのだけども、その真打には、実はソロプレイも可能なポケットシリーズというお手軽なバージョンが存在している。落語好きでボドゲ好きの方々には今更かとは思うのだけども、ゲムマでポチったまま記事にしていなかったのでちょっとちょっとご紹介させて欲しい。

日本の夏といえば人それぞれ思い描く風物があるかと思うのだけど、個人的には落語はその一つ。夏で落語ってのも一般的ではないのだろうけど、茹だるような暑さで何にもやる気が起きない自分が、落語に出てくるダメ亭手に重なっちゃうのだ。そんなやる気なんか出さなくったって酒があれば良いじゃん?的なおっちゃんメンタルを愛したい人々にも是非ちょっと触って欲しい、個人的にも大好きな真打のポケット版を今日はご紹介いたしますよ!

 

 

真打 ポケット(Shinuchi Pocket)

プレイ人数:1〜2人

対象年齢 :14歳以上

プレイ時間:15〜20分

国内発行元:JUGAME STUDIO ポケットシリーズ

www.jugame.info

 

 

真打 ポケット(Shinuchi Pocket)ってどんなゲーム?

JUGAME STUDIOさんが2016年にリリースした「真打」という落語をテーマにしたボードゲームがございます。

真打(新版)のご紹介はコチラ

 

真打は落語好きの方々にじわりじわりと浸透し、密かにファンを増やしている軽めのセットコレクション系のゲーム。その真打のエッセンスをギュッと抽出し、なかなか人に集う事が難しい昨今の事情に合わせてリリースされたのが1〜2人用の真打ポケットでございますね。もともと2名では遊ぶことができていたので、ソロでも遊べるように調整されたというのが個人的なポイント。

1年の落語会で何度トリを務められるか?

落語は独演会(1人で行う)でもない限り、数名の演者さんが集まって1人ずつ噺を披露していく落語会という形式をとります。この落語会で一番最後に話すことを「トリをとる」というのですが、真打では1年を通して何度トリをとれたのかを争うのです。

毎回手札から1枚カードを出し、数比べを行います。カードの数字が一番大きいとその落語会のトリを務めることが出来るという訳です。

カードの効果や称号も大切なセットコレクション

ただの数比べってんじゃないんです。夏の怪談噺として有名な「死神」って演目は、場に出されたら任意のカードと死神のカードを入れ替える事が出来たりします。

時蕎麦は小ネタですが、芝浜より大きな噺として扱われたりもするんです。季節の演目をその時分にかけることが出来れば称号をもらえたりもするんですよね。派手さはなくとも、小さな変やかこだわりに落語好きが「そうそう、そうなんだよ!」と膝を打つような仕掛けが光ります。美しいアートワークはさすがのJUGAME STUDIO。和物のテーマを扱いつつも非常にモダンな印象をうけるのもJUGAME STUDIOの魅力なのです。

つまり全ての落語好きに届きやがれ

落語を聴いた事がない方でも楽しめる軽めのゲームですが、落語好きならなお手にして欲しいゲームです。

 

 

真打 ポケットのコンポーネント

元々の真打もコンパクトなゲームですが、ポケット版では更にコンパクトです。真打では縦長だったカードサイズも見直されております。59mm×86mmといういわゆるスモールサイズなので、スリーブ探しは楽になりました。(スリーブつけると箱には入らなくなるよ)鰍沢や井戸の茶碗など、新しい演目カードが5枚追加されてるのも嬉しい。気になった演目を気になる噺家さんが演じてるとついつい聴きたくなるっていうね。落語好きあるあるですよ。

 

真打 ポケットのルール・遊び方

2人用ルールは元々の真打のルールとほぼ一緒。落語会が全8回になる事、十八番ルールがないなど幾つか簡素化されていますが、基本は場に出したカードの数字比べでトリを決定します。トリをとった落語会、季節の演目、称号などで得られる得点を計算して合計点が高いプレイヤーがゲームに勝利します。遊び方の流れは以前の記事を参考にして欲しいぞ。細かな違いはWEBで公開されるルールブックを参照しよう。

真打(初版)の紹介はコチラ

www.comonox.com

 

ソロプレイはできる?

真打ポケットの真骨頂といえばやはりソロプレイができるという事。ルールも簡単で、自分の演目を決めオートマと点数を競うのだけど、実はスコアアタックルール。最初のプレイで余裕で勝利っ!って思ったら得点は弟子入り前。落研の雑用レベル....ぐぬぬ。。。

落語好きだとどうしても気になる演目カードを手札に揃えちゃうんだよ。でも勝つためにはちゃんとカード構成を把握して、称号ルールも把握して、どの落語会で何を演じるかも考えないと得点は伸びなさそう。廓話は外せないし年末はやっぱ人情噺だよ!とかいうこだわりを持ってると勝てないかもしれない。己との戦いだな。

 

真打 ポケット(Shinuchi Pocket)の感想・まとめ

やはり落語好きな人は楽しめる事間違いなし!ルールは非常に簡単でサッと遊べるという意味でも重宝する軽めのゲームです。美しいカードがテーブルに並ぶだけでもかなり良い気分になるんでございますよ。ゲームとしては手札運があるので好き嫌いはあるかもですが、相手の手札を読みときつつ称号と掛け合わせて得点するのにはカードの把握能力とかも必要ですよ。

いやー、夏と年末には真打を引っ張り出して遊びたくなるのなんなのでしょうかね?JUGAME STUDIOさんのゲームは季節感を感じるタイトルが多くがあって個人的には大好きなのです。ポケットシリーズは真打ポケットの他にも3種出ているので、サクッと遊びたい時などに重宝しそう。こちらはまた後日ご紹介予定だよ。

落語、聴きに行きてぇな....

 

 

【真打 ポケット(Shinuchi Pocket)販売情報】

真打ポケットは売り切れ多数....再販見つけたら情報更新しますよ!

 

 

真打(新版)は売ってた!

 

 

おすすめの記事

www.comonox.com