ども。コモノです。
文明好きの皆様、お待たせしました。今日は嫌というほど文明繁栄を辿れる重ゲー「帝国の時代:インペリウム・クラシック(レジェンド)のご紹介です。
休日ならばちろっとボドゲを触ることができるくらいには落ち着いてきた感じの夏でございます。ボドゲをポチるのも控えつつ控えつつ、それでも気になったボドゲを厳選して手元に置くようになりました。これが普通だわよね。(反省)
すこしボドゲ紹介が減少気味ですが、ボチボチお気に入りのご紹介は復活できそうな感じでございます。そして今日はオスプレイゲームズから出ていて日本語版になってくれないだろうかと望んでいたタイトル「帝国の時代:インペリウム・クラシック / レジェンド」が届いたので開けてやろうかと!
カードゲームなのにBGGのウェイトは3.66という立派な重ゲー枠のこのゲーム、楽しみだったのですよー。ミハイロ・ディミトリエフスキのアートワークはやはり良いよね。手元で文明を発展させていきながら頂点を目指すデッキビルディング、ご紹介いたしますよ!
帝国の時代:インペリウム・クラシック / レジェンド
プレイ人数:1〜4人
対象年齢 :14歳以上
プレイ時間:60〜120分
国内発行元:ホビージャパン
Boardgamegeek
帝国の時代:インペリウム・クラシックってどんなゲーム?
帝国の時代:インペリウムはクラシックとレジェンドという2つのラインナップが同時に発売されました。2つの基本ルールは共通で、それぞれ同梱されている文明が異なる兄弟タイトルです。プレイヤーは各文明に割り当てられた固有デッキ1つを持ってプレイするので、クラシックとインペリウムを混ぜて遊ぶこともできるのですよ。文明は異なる内容のカードデッキなので、どの文明を担当するかで戦略が変わるゲームですな。
ディスプレイには種類ごとの山札と市場が並び、市場からカードを取得したり山札から調達したり出来るのです。またゲームでは「取得」や「調達」というような同じようで異なる意味を持つ単語が多数出てくるので、それぞれの処理を正確に行う必要があるところはちょっとややこしい。最初のワンゲームはルールブック片手に処理の内容やアイコンの意味を覚えるくらいの気持ちで遊んだ方が良い感じ。
最初ルールを把握するまではまごつくところがあるのだけど、文明ごとのカード効果やデッキ構成、処理の流れが頭に入ってくると俄然面白さが増すのもこのゲームの特徴。不要なカードを圧縮する方法もいくつか用意されているし、自分の文明固有の補充カードもあるので国が反映していくような雰囲気をしっかり味わえるのはプレイしていて楽しいポイント。文明発展&デッキ構築なので箱庭的な印象はあるものの、実際は他のプレイヤーから資源を奪ったりできるカード効果もあるので、市場からのカードの取り合いだけでなくて濃いインタラクションもある。
さらに選択した文明によってそのカード効果が様々なので、自分の好みの文明を見つけたら楽しさはさらに増しそうです。
インペリウム・クラシック のコンポーネント
カード類とトークン、市場を整理する細いボードタイルのみの構成です。あらかじめカードを種類ごとにセットするトレイが付いているので整理はかなり楽だよ。
エラッタ用シールに注意
初版はルールブックにエラッタがあったようで、ボックス側面に訂正用のシールが付いてきました。間違えて捨ててしまわないように注意しませう。アタシは捨てかけたよ....
1人用ルールブックにも間違い?
正式な発表はないのだけど、ソロボット用の国家別参照表にも間違いと思われる箇所がありました。よく読めば判るけどアイコンが入れ替わってたぞ。
マケドニアのソロボット、蛮族時代>繁栄の処理でアイコン間違っとるな。
— コモノックス (@komonox) 2022年7月18日
場の領地1枚につき、物資と人口を1枚づつ得る、が正解みたい。 pic.twitter.com/Wh93K6xeKf
帝国の時代:インペリウム・クラシックのルール・遊び方
詳しい準備、ルールはルールブックを読みましょう。インペリウム・クラシック / レジェンドはルールを正しく把握してナンボのゲーム。アイコンも多めだし、処理のための用語も結構あるので最初はルルブ参照必至。
ゲームの終了条件
得点計算を行う条件のいずれかが満たされた時、または崩壊とよばれる不穏カードの山札が尽きた時、ゲームは終了するよ。
得点
以下のいずれかの条件が満たされたラウンドを終了したのち、最後のラウンドをプレイして得点計算を行うよ。
- メインデッキにカードが残っていない
- いずれかのプレイヤーが最後の発展カードを獲得した
- 最後の名声カード「王の中の王」が裏向きになった
- ※ヴァイキング・アーサー伝説・ユートピア使用時は別途条件あり
得点計算実行後、勝利ポイントが一番多いプレイヤーがゲームに勝利するよ。
崩壊
不穏カードの山札が尽きた場合、全てのアクションは中断され、ゲームは即座に終了するよ。各プレイヤーは手札、ドローデッキ、捨て札の山、歴史の中にある不穏カードの枚数を数え、最も枚数が少ないプレイヤーがゲームに勝利する。
手番の流れ
手番は3種類の行動から1つを選んで行うよ。
- 発動:アクショントークンを使用して手札をプレイする。
- 革新:手札をマルっと捨て札にして、市場からカードを1枚調達する。
- 反乱:手札の不穏カードを山札に戻すことができる。
場に並んだカードは他のカードによって参照され、時に回収や放棄されて循環していく。またカードの中には「駐留」といって手札を1枚ストックすることができるカードもあって、簡易的なデッキ圧縮ができたりもする。
文明ごとにカードの効果やデッキカラーがガラッと変わるのがこのゲームの魅力のうちの一つ。自分が操る文明のカードの特色をしっかり把握することで、より深い戦略を練ることができるようになるよ。
ソロプレイはできる?
帝国の時代:インペリウムはソロプレイの環境が充実しております。ソロプレイでもカードを並べるスペースが必要なので結構場所取るかもしれません。なんか良い配置を探ればもう少しコンパクトなスペースでできるかな。
各文明ごとにソロボットとしての行動が別表でまとめられていて、それらを参照しながらボットとの対決を楽しむことが出来ますよ!
選択した文明ごとでガラッと変わるゲーム展開はソロでもしっかり楽しめるのです。各文明のデッキ特色を把握する練習にも良いんではないかと思います。
ギリシアVSマケドニアの戦いではマケドニアに大敗を喫したわ....アレクサンドロスは強かったわ...
帝国の時代:インペリウム・クラシック / レジェンドの感想・まとめ
いやー、結構悩ましい。市場からどのカードを取っていけば良い具合につながるのか、見極めるのにかなり頭を使いました。(当然見極められてない)カード効果の把握がすすむとニヤリと出来そうなんだけどな。
どのカードをどのくらいデッキに入れれば上手く展開してくれるかってのは、選択した文明によってかなり異なる感じ。わかりやすく名声系のカードを沢山集めたいところなんですがそれだけ狙ってても上手くいくわけもなく。
ギリシアはマケドニアに大敗したので今度はケルトでスキタイに挑んでみたところ、まるっきり違う展開になったのですよね。。。自分もボットもこんなに変わるの?マジ?ってくらい印象変わる。ケルトは領土に紐づく得点が取りやすいみたいで、ギリシアとは結構違ったのです。これ面白いな!
ケルトは領地のシンボルをうまく扱っていくと良い結果出そう。今回狙ったシンボルは全く取れなかったけど、ギリシアより点数は良かった。なるほど....やっぱりルールを把握するのに結構時間をかけた方が楽しいゲームという印象ある。でも手元で領地が発展はしてく感じあるので、点数なんか取れなくったって楽しいんだよ。いやきっと楽しい(悲しみ)
インペリウム・レジェンドも買う?
まだ遊べてはいないのだけれども、レジェンドでは文明ごとのデッキ以外にも庶民系カードの一部が変更になってたりするよ。
8文明追加になるので、深掘りするのも楽しそう。片方どちらかを遊んでみて、気に入ったら両方入手するくらいで良いかと思いますが、やっぱアトランティスとかあると遊んでみたくなるよねぇ・・・
アートワークが元々好きなので、カード眺めてるだけでもかなり楽しい帝国の時代:インペリウム。クラッシックとレジェンド合わせたら16文明もあるデッキ構築、かなりボリュームがあるので当面飽きなさそうです。
かなりお気に入りのゲームとなりましたっ!
ただ最近、お気に入りボドゲ増えすぎ問題あるけどな.....
なんで全部楽しいんや....
【帝国の時代:インペリウム販売情報】
どちらも購入しやすいタイミング。
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