ども。コモノです。
先日すごろくや神保町店に行ったとき、「ガンシュンクレバー」がお目当てだったのですがもう一つ密かに買っておいたボードゲーム がありました。
それが今日ご紹介する「犯人は踊る」。ボードゲームに興味を持ったばかりの人からベテランまで幅広く楽しめる大人気作ですな。
プレイヤー達は犯人と探偵に分かれてゲームを行いますよ。正体を隠して逃げ切る犯人役と、それを暴こうとする探偵役との間でかなり激しい心理戦が楽しめるというゲーム。もう気分は明智小五郎と怪人20面相ですわ、旦那。
ずっと手に入れたかったのですが中々タイミングが合わず見送って来たんだけど、遂に手に入れてやりました!バッグに1つ忍ばせておく定番として最適な「犯人は踊る」を開封いたしますよー!
犯人は踊る 第3版
プレイ人数:3〜8人
プレイ時間:10分
対象年齢:8歳以上
すごろくやのブログで改訂の経緯が確認できるよ。
BoardGameGeekにもページがありました!
犯人は踊るってどんなゲーム?
タイトルが渋い「犯人は踊る」は重版を繰り返している人気ボードゲーム。ボードゲーム専門店のすごろくやから発売されてます。ゲームは第一発見者のモノローグから始まり、ゲーム終了時に犯人カードを持つプレイヤーを当てるゲーム。犯人のカードは他人に押し付ける事ができるので、バレそうになっても大丈夫。手元にあるカードを駆使して犯人を追い詰めているつもりでも突然犯人が回って来てしまうこともあるよ。
箱を開けたらすでに謎が始まる
カードゲームなので、ルールとサマリーが書かれたシートとカードのみ。
外装のパッケージからは江戸川乱歩のような雰囲気が漂う。もはや怪人20面相との対決を前にする小林少年の気分だ。
で、箱を開けた直後にメッセージが。
事件解明の舞台の幕開けである。
ここですでにテンションあがるよ!初めてこのゲームを遊ぶ人に箱を開ける役をお任せすれば、もうインスト半分終わったも同然。
カードの種類
「犯人は踊る」はカードの効果を駆使して相手の手札を推理したり、疑惑をかわしたりしながらゲームを進める。カードのデザインはキャッチーで、事件にはさまざまな登場人物がいるので、その一部を紹介するよ。
犯人
めっちゃ嘘の下手そうな犯人。
犯人カードを持っているプレイヤーは、最後の1枚になった時にのみカードを出せる。逃げ切れ、皆からの追及から逃げ切るのだ。
第一発見者
ゲームは第一発見者から始まる。第一発見者は事件のあらましを語る。まぁ、大体が本当のこととはかけ離れたことを言っていたりするものだ。
いぬ
あなたの罪は時として人ではなく、いぬによって暴かれる。いぬに暴かれた犯人も浮かばれない。
少年
好奇心は明晰な頭脳を超える。
昔から名探偵は子供と相場が決まっているな。金田一少年だって少年だし。
うわさ
そう、うわさほど真実を隠す効果が高いものはない。
アリバイ
アリバイさえあれば罪には問われない。どんな真実があったとしてもだ。
探偵
事件の解決は、すべて探偵の一言で訪れる。
この他にも「取り引き」や「一般人」など、犯人の特定を困難にするカードがあるよ。
犯人は踊るの遊び方
プレイ人数に応じて最低限使用するカードが異なるよ。サマリーをよく読んで揃えよう。
よくシャッフルしたカードをプレイヤーに各4枚づつ配る。
第一発見者を持っているプレイヤーが宣言をしてゲームスタート
ゲームの勝敗
犯人を特定して勝利できるのは「探偵」と「いぬ」である。
犯人は最後の一枚で犯人カードを場に出せれば勝ち。
状況証拠的に犯人が特定できたり、全員が犯人カードを持っているプレイヤーを知る事が出来ても、それだけでは勝利にならないことに注意だぞ。
配られたカードをよく見て、犯人として逃げ切るのか、それとも探偵として事件を暴くのか見定めながらカードを場に出していくよ。
第一発見者が語る。
「丘の上の洋館で、首吊り死体を見た!」
「朝起きたら冷蔵庫に入れておいたハズのケーキが無くっていた!」とか。
他人に取引を持ちかけて。。。
こっそり犯人を押し付けたり(相手には伏せて渡すよ)
めぼしいプレイヤーを見つけたら、
目撃者となって手札を暴いたり。暴かれてみたり。
とにかくアリバイに頼ってみたり。(嘘)
最後に探偵は言う。
「ケーキを食べたのは、貴方だっ!」
無事、言い当てることが出来れば探偵の勝ちである。
まとめ
めぐりめぐる犯人カードを押し付けたり、腹をくくって逃げ切ってみたりする。相手の手札を推測する楽しさと、どのカードをどのタイミングで出すかという悩ましさがゲームの序盤からずっと続くよ。1ゲームが10分程度で終わる手軽さも、最大で8人まで一緒に遊べる使い勝手のよさは特筆すべきと思う。
ウワサってどんな時も真実を見えなくする・・・
まさにバッグに1つ入れておくと色々なところで活躍してくれそうな小箱。重版が繰り返されているってのも納得ですなー。箱のサイズは片手に収まる程度なので小旅行のお供や会社のお昼休みでも活躍してくれそうだぞ。
カードのデザインも程よくユルイのでギスギスした感じにもなりにくいし、パッっと出してぱっと遊べるくらいルールもシンプル。あと、ルールを確認していて思ったのだけど色々なブログで言われているように参加する人数が多ければ多いほど、犯人の特定が難しくなる気がする。5人前後がちょうど良さそうだけど、実際はどうなんだろね。これは活躍の場はかなり幅広そうなので、遊ぶのが楽しみだぞ!
はやく会社持ってってあそぼー。
遊んだ!笑った!マジ楽しいw
【犯人は踊るの販売情報】
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