ぼっちのホビーBlog[ボドゲ版]

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「Welcome to...」ファーストレビュー〈ボードゲーム〉:噂の紙ペンゲームを開封!50’sなバブリー宅地開発をお手元でブイブイ。ブイブイ。

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みなさまこんにちは。コモノです。

 

まずは反省の弁より述べたいと思います。不肖コモノ、紙ペンゲームに食指が動かないとかのたまわっておりました過去を深く反省いたします。誠に申し訳ございませんでした。 ガンシュンクレバーのシンプルな面白さにハマり、フレーバー重視だったボドゲセレクトにちょっと変化すら起きそうな最近のインパクト。

www.comonox.com

相変わらず深夜に一人ダイスを振り振りしてるわけですが一向に上手くなる感はなく。こればかりはセンスか・・・と涙に暮れている割に紙ペンゲームの面白さに感動している最近です。 

 

そうなってくると最近話題の紙ペンゲーム「Welcome to...」が気になるわけですよね。

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気になるわけです。。|ω・`).....チラッ 

 

で、ポチっちゃいました。ええ。ガンシュンクレバーと人気を二分し紙ペンゲームの至高!とたまに評される噂のアレを開封いたしますよー。

 

【目次】

 

〈Welcome to...って?〉

「Welcome to...」はボックスにはこう書かれてます。「Welcome to Your perfect Home」。翻訳すると「ようこそ!あなたの理想の街へ!」かね?家?舞台は1950年代のアメリカ、ベビーブームに乗った街のバブリーな宅地開発を行うゲームですな。

ガンシュンクレバーと違って背景があって、いわゆるフレーバー的なものがしっかりあり、ボックスアートやシート類にもその雰囲気が反映されている点が結構違います。そしてお値段的にもちょいとお高め。。。

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もう一つ違うのが「Welcome to...」ではダイスではなくカードを使います。建物カードの「数字」「効果」という二つの組み合わせを上手く当てはめ、シートに数字を入れていきながら理想の街を作るのです。更には上級ルールなるものも存在していて、そっちではカードドラフトもアリとか。(カードドラフトとか書くとゲーマーぽいね?ね?)街が発展していくという箱庭的な喜びとうまく数字を当てていく悩ましさと、緑地やプール、人材派遣などの追加要素を狙っていく楽しさが満載のゲーム。

 

街づくり感、じゃなくて街を造った結果がそのまま得点に反映するっていうのは良いですな。

 

〈開封〉

Welcome to...

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プレイ人数:1〜100人

プレイ時間:25分

対象年齢 :10歳以上

 

BoardGameGeekでは7.6!

boardgamegeek.com

 

コンポーネント全体

箱を開けたら思ったよりも沢山のカードが出てきたよ。紙ペンゲームの基本印象がガンシュンクレバーになってるので、なんだか豪華な感じすらある。

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ルールブックとプレイヤーエイドが4枚入ってる。基本はシンプルな構成。ルールブックは前半がフランス語、後半に英語の2言語構成だよ。なお、BGGに日本語ルールをアップしてくださった方がいらっしゃるのである。輸入盤を遊ばれる方は有難く使わせていただくのだぞ。

Welcome to...日本語抄訳 | Welcome To... | BoardGameGeek

 

プレイヤーエイド

建物カードに記載されている効果について説明があるプレイヤーエイド。とっても便利なんだけど注意が必要である。何故か。コレだからだ。

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どうみたってどっかのゲームの宣伝用チラシである。箱から出した時にも「へー、なんか雰囲気増すために入れてんのかな?」とか「オールディーズ流しちゃいながら事務所で設計図眺めて悪態なぅ」みたいな想像しかしてなかった。実際は裏返すとこんなにもユーザーフレンドリー。

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内容物の確認してなかったら気がつかない可能性大。みんなも捨てないようにだぞ。

 

プレイシート

「welcome to...」は箱を持つと結構重い。その重さを醸し出しているのがこのプレイシートだ。かなりみっちり入っている。

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100枚以上あるんだろうか。遊べる人数が「1〜100人」ってなってるし。。。

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自分で遊ぶ分には申し分ない量だと思われる。

 

〈カード〉

カードは大きく分けて2種類あるよ。

 

都市計画カード

ゲームごとに3枚をランダムに引いて、ボーナス条件を示してくれるカード。

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最初に計画を達成したプレイヤーが高得点を得られるよ。結構枚数があるのでリプレイ性が上がる要素だぞ。

 

さらに上級ルールとなる都市計画も存在する。カードの右上に★印みたいなマークが印刷されてるのが目印。

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標準的な都市計画は区画整理事業、上級ルールでは環境整備事業みたいな感じだ。プールや緑化度合いが計画に入ってくる。どうやって達成するのか。

 

建物カード

シートに記載する数字と、裏面には付属効果が描かれているカード。

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山札から公開した時にひっくり返して隣に配置し、両扉のようにセットで効果を使用していく。シートには数字入力だけではなく、その効果の部分も入力していく事でゲーム終了時にボーナスがつく。

 

効果には以下のようなものがあるよ。(一部だけ説明しときます)

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緑地化

この効果は同じ街路(同じ列)の緑地化度を上げてくれる。街路エリアの右に緑地化を示すアイコンがあるので、1枚公開したら1つアイコンを塗りつぶすよ。

プール

プール付きの住宅を建てることができる。どこにでも建てられる訳ではなくて、宅地にプールのアイコンがあるエリアに数字を入力した場合にこの効果を得ることが出来るよ。

労働者の派遣

労働者を雇用して宅地開発に派遣出来る。使用する建物カードの数字に0〜2までの数字を加減算出来るよ。建物カードの数字が「6」なら「4〜8」までの数字を宅地エリアに記載することが出来る。労働者を派遣したら、派遣した事を示すエリアを一つ塗りつぶすことが出来る。こちらもボーナスの対象になるのだけど、ゲーム中で一番多く派遣したプレイヤーから順に得点が得られる。

フェンス

宅地エリアにフェンスを立てて、区画整理が出来る。都市計画カードでは指定されたブロック数の宅地エリアを複数立てることで条件を満たす事が多い。

 

やはり大量の住民をうまく受け入れるには適切な住宅地の管理が必須ということだな。詳しくはルールを参照してほしいぞ。

 

〈ソロプレイ〉

ルール確認をするためにお試しプレイを深夜のダイニングで。ソロプレイではいくつかセットアップとルールに変更があるよ。

a)セットアップ

ソロプレイでは建物カードのデッキは1つなのだ。デッキの作り方にも手順があるよ。

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まずカードの束を2分割し、内1つにソロプレイ用の都市計画カード(両面とも数字の記載がないカード)を混ぜてシャッフルする。

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残った都市カードもよくシャッフルして、ソロプレイ用のカードが入った山の上に乗せてデッキを作るよ。

 

b)ソロプレイルールの注意

建物カードの公開について

建物カードの公開方法が異なるよ。通常3つの束を作り、そのうちの1つを各プレイヤーが自由に選択して街を作るのだけどソロプレイではその方法も異なる。

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・a)で造ったデッキから3枚を引く

・3枚のうち2枚を使用し、数字面と効果面をそれぞれ上にして配置。

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 ※選ばなかったカードは捨て札にする

 

都市計画カードについて

通常早い者勝ちで都市計画カードは裏返されていくのだけど、ソロプレイではデッキ後半に入れたソロプレイ用のカードが場に出たタイミングで全ての都市計画カードが裏返される。

 

などなど、その他にもいくつか違いがあるのだけど、ざっくり割愛しちゃう。(すまぬ...)

 

 

〈お試しプレイレポート〉

さて、、、じゃゴキゲンに宅地開発を始めようじゃないかい。BGMはやっぱりオールディーズチャンネルだろ。AmazonPrimeはこんな時にも便利である。コーラがないけど我慢して、娘の勉強道具からロケット鉛筆を拝借。 

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シートの左上に名前を書く欄があるから、ちゃんと記載するっ!

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で、カードをオープンして記載していくよ。最初のうちはあんまりイメージもわかずにホイホイ入力できてしまうのだけど....カードデッキの1/3くらいめくった辺りから悩ましさが増加してくる。

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 そろそろアレか?区画整理のタイミングか?

いやまて、プールが1つも作れてない

 労働者派遣に突っ走るべきではなかろうか...

「Welcome to!! Welcome to!!!」(だんだん意味不明に)

そうこうしているうちに段々自らの目指した街の理想像が崩れていく。あれもこれも手を出して結局廃墟となってしまった高度経済成長期のニュータウンのように。あぁ、アカン。このままでは取り留めのない結果になってしまう。どうする?どうしよう....

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気が付いた時には床で寝てました。(なお起床は午前3時)

最後に入力した数字は12だったさ....たぶんこの先はプールとか緑化事業とか本格的な街づくりが待ってる筈だったんだ・・・・今晩再プレイだっ!

 

〈まとめ〉 

結論。「Welcome to...」は噂に違わぬ面白さでありました。(全部プレイしてないじゃん!とか言わないw)

街を作っている感

街を作り上げた感(まだ実感してないけどな)

都市計画達成の悩ましさ

カード効果の悩ましさ

など、結構色々な種類の悩ましさがずーっとつづく感じ。もちろん勝敗もあるので勝ちを狙いにいくのは良いのだと思いますが、個人的にはソロプレイっぽさがこのゲームの良さな気もする。ということで「ガンシュンクレバー」に続き「Welcome to...」も、神ペンゲームだった(ΦωΦ)イイネ!!

 

やっぱ食わず嫌いは損っすねぇ。。。

 

 

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Engamesさんより日本語版が出ました!

 

 

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