ども。コモノです。
こうなんというか、全力無心でポチッと支援!という勢いがあるわけではないのだけども、なんかこう気持ちに引っかかってずっととれないようなゲームってあるじゃないですか。Kickだとまだ遊んだ事ないボドゲがほとんどなのですが、今月ご紹介するボドゲはなぜかそんなような印象が強いタイトルが揃っております。
めっちゃ派手に目立つわけではないんだけど、もしかしたら未来の超名作が潜んでいそうと言いますが、地味ながらも何年も繰り返し再販されてファンに長く愛されるかもしれないといいますか、、、注目作ではないのだけど何故か気持ちに引っかかるタイトルが多かった3月後半。そんな春めいた気になるキックボドゲのご紹介でっす!
GigaWatt
20世紀から21世紀にかけて、化石燃料型の従来の発電システムをエコロジカルな発電システムに置き換えていくというエコロジーなテーマのボドゲ。なんともすっきりとしたコンポーネントデザインがナイス。
ランダムに発生する電気の需要と、建設するエコロジーシステムの供給バランスに悩みつつ不足分を市場から調達したり供給までのスピードに気を配ったりとほどよさそうなジレンマを感じられそうな予感がする中量級なのです。ただ記事執筆時点のヨーロッパ情勢はそれどころではない状況で、持続可能なエネルギーをどう維持するかという平和的な課題とは対極にある問題に直面してます。本来はこういう課題にみんなで取り組める世界が良いのだけどね...早く平和になることを願ってやみません。
Ryozen
王国の女王の寵愛を受けるため、我が一族の名誉を高めてやるっ!っていう、忠臣の鑑となるべく国の繁栄に尽くすボドゲです。しかもワーカープレイスメント&エリアマジョリティ。くるくる回るらしいメインボードと、ギミックがちょっと面白そう。
パブリッシャーはヴォルフィリオンなどを手がけたTabula Gamesで、Kickstarterをよく見てるかたならお馴染みのパブリッシャー。日本語のルールも用意されるみたいなので、遊ぶハードルは超低め。セットコレクション系の中量級でちょっとオリエンタルな雰囲気なのにくわえて、ソロモードもデラックスエディションまたはアドオンで加える事ができるっぽいので....デラックス?やっぱ?
Malhya, Lands of Legends
昨年のエッセン新作でかなり気になっていたMalhayaの詳細がようやくわかりました!やはりミニチュア超カッケーっすな!
Malhayaはミッションをクリアしながら世界を旅しつつ、いくつものシナリオを遊ぶ事ができるオープンワールド系のゲームのようです。オープンワールドという世界は、ボードゲームのコンポーネントという枠に捉えてしまう事で自由度が損なわれる危険性がありますが、やはりそれにあえてチャレンジするゲームというのはとても魅力を感じてしまうのだよね。
非常に楽しそうだし、魅力的にしか見えないのだけど、やはり言語という壁は非常に高くてですね.....日本語版でませんかねぇ...グルームヘイヴンが一番これまで遊んだRPG系ボドゲの中では自由度が高かったように感じましたが、もうすこしゲームに放っておいてもらえるような中で冒険が楽しめるようなのも良いんだよな。TRPGとまでは言わないながら、魅力的なシナリオがたくさん用意されているようなタイトルには、自分のハートを射抜いてくれるかもしれないと、ついつい期待をしてしまうのです。
TIWANAKU
なんとなくこれまで遊んだ事がなさそうな感じのルールなのですが、非常に悩ましそうなボドゲです。そしてフレーバーもかなり好きな感じで、コンポーネントも美しい。ソロもできるし文句ないじゃん!という感じなのですが、だからこそルールをちょいと熟読してみたいと思ったゲーム。
非常に可愛らしいコンポーネント、目標をいち早く達成するためのアクション選択など、中量級では未体験のようなゲームができるんではないかなぁ。プロジェクト終了までまだ1週間あるので、もう少し概要を把握してみたいゲームです。
Hamlet: The Village Building Game
小さな村を作り上げるゲームですが、その村は非常に自由で独創的な村になるゲームです。割とシナリオに沿ってこうなる、みたいなボドゲが今回は多い気がするけど、流行ってんのかな?
小さな集落を大きくしていく、というフレーバーだけでも非常に興味をそそられますが、それを更に楽しくしてくれそうなコンポーネントが可愛らしい。やはりこういうゲーム性とは直接関係ないところのこだわりが感じられるタイトルというのは、それだけでも魅力的なのよなぁ。。
デザイナーはやはり可愛いコンポーネントが魅力的だったペトリコールと同じ方。雰囲気を含めてゲームの体験全体を楽しんでもらおうとする姿勢はすばらしき。
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