ども。コモノです。
暇をみては「オーディンの祝祭」楽しんでおりますよ。
ただし全く上手くはなってないけど。。。いいんです。先日は準備編と称し、ソロプレイのセットアップについてまとめました。本日はいよいよプレイ編を!と思っておりますが。
が。
そもそもさ、オーディンの祝祭って実際にあったんだろうか?って気になりませんか?なりますでしょ?どうせだったらリアルな妄想しながらプレイしたいじゃないですか?ということで、コモノ、ちょと調べてみた(笑)
〈オーディンの祝祭関連レビューはコチラ〉
〈祝祭の起源〉
北欧のヴァイキング達は、実際にオーディンを祝う祭りをやっていたんだろうか?コモノは素朴な疑問を晴らすため自宅のパーソナルコンピューター(略してPC)のキーボードに『オーディン』と打ち込んだ。
Google先生が唸る。
そして、画面に表示されたのは・・・・
ほぅ。。。オーディンとは知識を貪欲に貪るような神だったのだな。二羽のワタリガラスで世の中の知恵、知識を集めていたと。。。オーディンの鴉はそういう意味だったのか。グングニルで自分を貫き、自分自身に自分を捧げると。
・・・・あ、エヴァ?(違うw)変態か。そうか。
しかし、自分自身を生贄にして自分を祝うというものだったとしたら、「オーディンの祝祭」はもっとエグいゲームでないと不自然だな。そうすると、祝祭の起源はこの事を指すのではあるまいよ。オーディンのウィキの記述には非常に興味がそそられるが脱線してしまいそうだ。コモノは好奇心をあえて抑え込む。
もう一度Google先生にお出まし願う。今度は『ヴァイキング 祭り オーディン』と打ち込んだ。画面に表示された検索結果に見慣れない言葉が並んでいる。
『ユール』?出展:ユール - Wikipedia
ユール?初めて聞く単語だ。
ユール(北欧語: jul、英語: yule)は、古代ヨーロッパのゲルマン民族、ヴァイキングの間で、冬至の頃に行われた祭りのこと。
これか!軽い興奮とともに続きを読みすすめる。。。
のちにキリスト教との混交が行われたが、北欧諸国では現在でもクリスマスのことをユールと呼ぶ。英語でもユールタイド(yuletide)[1]と呼び、クリスマスの祝祭自体を指す言葉となった
・・・・ ん?
クリスマスだとぉぉぉ!
みんな、ジングルベルの準備はしてるかい?
オーディンを祝う祝祭が、クリスマスの事かもしれないという事実。そしてwikiにあった「ユール・ボード」にまつわる解説の一節。
冬至の、太陽が再び力強い生命を持つ日を新年とし、北欧神話の神々、それも豊穣と平和の神ヴァン神族ではなく、オーディンにビールや猪や豚などを捧げた。
オーディンに捧げる穀物。それはまさに「オーディンの祝祭」にある饗宴の事ではないか!ウィキペディアにあった「ユール・ボード」と呼ばれるクリスマスの食卓も心なしか饗宴トラックの雰囲気に近しいようにも思う。
出展:Wikipedia
オーディンの祝祭は実在した!そして祝祭は意外にも身近なイベントとして、今もなお皆に親しまれ愛されていた!
「オーディンの祝祭」って凄くね?w
というまさかの予備知識を得て、俄然楽しみが増した「オーディンの祝祭」。
なお、事の真偽に関しては15分くらいウィキペディアを読み漁ったコモノの完全なる主観に基づく憶測であることをあらかじめお断りしておく。
要はゲームを楽しめれば、それで良いのよねぇ(笑)
ささ、実際のプレイを見ていくぞ!
〈ゲームの流れのおさらい〉
タイトル:オーディンの祝祭 / Ein Fest fur Odin
デザイナー:Uwe Rosenberg
メーカー:テンデイズゲームズ / Feuerland spiele
プレイ人数:1人~4人
プレイ時間:一人あたり30分
対象年齢:12歳~
オーディンの祝祭:エラッタ(テンデイズゲームズ)公開されてるよ!
オーディンの祝祭は全7ラウンドをプレイするぞ。
各ラウンドは12のフェイズで進んで行く。各フェイズは決まったラウンドしか発生しないイベントも含まれるので、注意したい。ただマニュアルにもプレイボードでも見たらわかるようになっているからほぼ間違えないと思う。
〈パズル・・・〉
プレイボードのこのエリアにタイルを配置し銀貨やボーナスを得る事ができる。オーディンの祝祭ではこのパズルが結構重要になるのだ。マイナス1のエリアはタイルで埋まって居ない場合、最終得点からそのままマイナスになるという残酷さ。
Σ(@д@;ノ)ノ ヒィィィ~...
配置するルールも厳格で、ルールに沿って配置できなかった場合は「シングの罰則」というペナルティが待っている。最後の得点計算でマイナス3になるコインを受け取ることになるので注意しよう。配置ルールはマニュアルを参照してね(うまく書けなかった・・・w)
オーディンには充分な貢物を捧げる必要があるということだな。。。
〈フェーズの詳細〉
まずはヴァイキングのお出迎えだ。このラウンド/サマリーボードに支持されている通りに進めて行く。「新たなヴァイキング駒1個の獲得」って書いてある。ソロは2ラウンド目から2個獲得するのだw
饗宴トラックの上に待機しているヴァイキングの駒を、シング広場にお出迎えする。
(屮`∀´)屮コィコィ
第1ラウンドは6名のヴァイキングに働いていただくのだ。
続いて収穫フェーズ。
ちゃんと白木のキューブを動かす事を忘れないようにしような? これを忘れたばっかりに、物忘れが激しい自分に対して嫌悪する羽目になるぞ?
「認めたくないものだな。歳を重ねるということは。」
・・・・収穫だったな。。。
そのラウンドで何が収穫できるのかは、トラックに書いてある。ヴァイキング駒のすぐ下にあるオレンジのトラックが収穫物を表しているぞ。上の写真だと「1」ラウンドのすぐ下に袋に入った1の数字が書いてある。これは1に分類されている穀物を各種類1個づつ手に入れるということだ。(各種類1個というルールは固定)
お隣の第2ラウンドでは1と2に分類されている穀物を各一つづつもらえるということだな。
今回の収穫はこれが手に入る。
タイルに同じマークが書いてあるから、1に分類されているのか、2に分類されているかはすぐわかるようになっているぞ。
お次は探検フェーズ。
同じく収穫トラックのすぐ下にあるブルーのトラックで、このラウンドで何が起こるか表されているぞ。
第1ラウンドでは何も起きない。第3ラウンドでAのボードが裏返されるということだな。なお、プレイヤーが手に入れた島はひっくり返らないので注意だ。第6ラウンドにならないと、最後の島は探検(入手)できないってことだな。
次は武器カードの入手。
武器カードの山札から1枚引いて手札に加える。
はぁ。。ヴァイキングかっちょええ。
銛だった。あれだ。捕鯨アクションで使うやつだな。
このゲームでは捕鯨とか、狩猟とかヴァイキングっぽいアクションがあるのだ。鯨ベーコンとか作っちゃうんだよ、きっと。。。
そしてアクションフェーズ!
これぞワーカープレイスメントの醍醐味。このアクションフェイズで選択するアクションによって、ゲームのスタイルが大きく変わるぞ。
細かいアクションは沢山ありすぎて全部説明は難しい(というか全部アクション試せてないしw)のでアクションの基本的な流れを幾つかおさらいしとこう。
あ、手を抜いているわけでは無いのだよ?
だってこんなにある(これで半分くらい)からね・・・w
アクションはこんな風にアクションスペースにヴァイキング駒を置くと、そこに書かれているアクションを行うことができる。ワーカー(ヴァイキング駒)をプレイスメント(置く)って事だな。
ここでは「山岳と交易」アクションを選択しているぞ。山岳ボードから2つ、資源を得ることができるアクションだ。ヴァイキングは木を加工したり、石を加工したりする技術に長けていたのだ。
これが山岳ボードだな。左側から資源は獲得して行く。各ボードを跨いで資源を取ることはできない点に注意だぞ。
木材をゲットした!
ぬふふ。この木材、次なるアクションで活用してやるのだ・・w
それは。。。
船の建造だ!
ヴァイキングといえば海!
いきなり略奪とかに出たいところだが、資源の関係でまずは商船を作る。
商船があるとだな、結構イイことがあるのだよ。またそれは後ほどな。
ちなみに今回のアクションではヴァイキング駒を2個置いている。「オーディンの祝祭」では消費するヴァイキング駒が各列によって違う。一番左が1個、2列目が2個とだんだん増えて、最大4個までヴァイキングを消費する。写真の一番上に必要なヴァイキング駒の数が絵で示されているから間違わないと思うぞ。
☆アテンンション☆
コモノが間違って認識(マニュアル読み飛ばしてました・・・・)してたのは、3個消費するアクションでは職業カードを1枚ドロー、4個のアクションでは手札にある職業カードを1枚プレイ(プレイしないとカードの効果を使えない)することができるって追加効果だ。このカードの追加アクション忘れてるの、フォロアーさんからご指摘いだたいたよw
ツイッター大感謝であるな。
こうしてヴァイキング駒をアクションスペースに全部配置し終わったらアクションフェイズが終了するぞ。
全員働いていただいた。広場も寂しいな。
次はスタートプレイヤーの決定フェーズだが。
ソロでは関係ないのでヘラジカさんを愛でるフェーズである。
この駒が可愛いのだ。
ここで収入フェーズがあるのだが、、第1ラウンドでプレイヤーボードには何も置かなかったのでゼロ。なのでスキップ。
そして家畜の繁殖フェーズ。
プレイヤーボードに羊か牛が2頭以上(同じ種類でね)いた場合は繁殖する。
が、当然居ないのだ。
左が羊小屋、右が牛小屋だ。家畜を繁殖させる事を選んだ場合は牧畜農耕型の発展を目指すことになるのかなと思う。海の航海や探検を中心にするプレイとはちょっと方向を変えてのプレイが楽しめるのだ。
そしてお待ちかね。饗宴フェーズ。
饗宴トラックに捧げものを毎回配置する。トラックに隙間ができるとペナルティがあるのだ。宴をおろそかにしては祝祭はままならんのだぞ。
配置できるのは畜産物タイル(赤)と穀物タイル(オレンジ)、あとは銀貨だ。同じ色のタイルは連続して置くことができないのと、同じ種類のタイルは向きを変えないと置くことが出来ないのに注意だな。
ただこのアクション、とっても地味である(笑)。
アクションが終了したらタイルは手元に戻して良いのだ。
次はボーナスアクション。プレイボード上でボーナスが獲得できる場合は手に入るぞ。
ちなみにプレイボード上では緑タイルと青タイル、銀貨と鉱石、工芸品タイルを組み合わせながらパズルを行う。饗宴トラックが宴そのものなのだとしたらこのパズルはさしずめオーディンへの供物を集め、捧げる事とでもいうだろうか。
参考(6ラウンド頃の図):ボーナスエリアをタイルで囲むと入手できるようになるぞ。
鉱石の他にも、木材や蜂蜜酒などのボーナスエリアがある。探検ボードにも同じようなパズルエリアがある。。。コモノはこれが超苦手。
このボードには勝利点をマイナスにするエリアが超たくさんあるので、そこを効率的に埋める事をしないと最後にひどい目にあうんだけどね。第5ラウンドくらいまでは全く埋まらないのでかなり焦るのだが、6ラウンド以降になると気持ちよく埋めて行くことができる。このなんとも言えない爽快感も楽しい。
山岳タイルの処理(新しい資源の追加と既存資源から1個づつ回収)を済ませて、最後にヴァイキングをアクションスペースから回収すると、1ラウンド終了となる。
ソロプレイでは最後のヴァイキングの回収フェーズで注意が必要になるぞ。1ラウンド終了時、アクションスペースからヴァイキングを回収する代わりに、待機エリアに配置しておいた2色目のヴァイキング駒をシング広場に移動させる。
第1ラウンドで使用した駒はそのままアクションボードに残して置くぞ。
そして第2ラウンド終了時に、第1ラウンドで使用したヴァイキング駒を回収する。
こうして1ラウンド毎に駒の色を入れ替えながらプレイをしていく。
〈まとめ〉
この12フェーズを7ラウンド繰り返し、得点を競うのが「オーディンの祝祭」だ。このアクションが微妙に思うようにいかず、ソロプレイでお褒めの言葉がもらえるらしい100点をコモノはまだ越えることが出来ない。今回ブログを書きながらプレイした結果は78点。最終的にプレイボードはこんな感じになった。
当然みんなと一緒にプレイしても、ワーカープレイスメントならではのアクション選択で生まれるインタラクションや、タイルをうまく配置して行くパズルライクな楽しみを感じることができるはず。
人にオススメして一緒に遊びたいところだけど、持ち運ぶには現実的ではないコンポーネント量。。。 やはりコモノは当面ソロで楽しむ事になるのだな!農耕中心なプレイや、探検中心にしたプレイなど、毎回違う楽しみを見つけられるのもなんども遊びたくなる理由だと思う。
まだまだ飽きない「オーディンの祝祭」。興味がある人は、是非機会を作ってでもプレイしてみて欲しいぞ!
次はどうしよっかなー。。。( ̄ ̄▽ ̄ ̄)
【PR】
アマゾンでも売っております。
でもやっぱりテンデイズゲームズさんも紹介しないわけにはいかないなw
〈ウヴェ・ローゼンベルク作品〉
〈関連する記事〉