ども。コモノです。
名作ボードゲーム「アグリコラ・リバイズドエディション」日本語版が再販されるようで、各所で予約を受け付けていますな。アグリコラといえば定期的に再販がかかる名作ですが、作者のウヴェ・ローゼンベルク氏は他にもワーカープレイスメントと呼ばれるボードゲームを手がけています。
画像引用:BoardGameGeek
今日はソロでも楽しいローゼンベルク氏のワーカープレイスメント作品を、過去にぼっちのホビーBlogでご紹介した中からいくつかピックアップしたいと思いますよ。全部は紹介しきれないので現在でも比較的入手しやすい作品から選んでおります。
なお、タイトルの「まったり」はソロでまったり遊べるよ、という意味でゲーム性がまったりしている訳ではございません。普通にみんで遊んでも楽しいボードゲーム ばかりだからな?
毎度あしからずっ(●ↀωↀ●)
アグリコラ・リバイズドエディション
農場経営ボードゲームとでも言いましょうか。ローゼンベルク氏の作品の中でも代表作に挙げられるゲームです。BGGランキングで長らくトップの座にいた「プエルトリコ」を超えた事でも有名で、世界的にもファンが多いですね。
新旧でコンポーネントにもいくつか差異があるようです。現在入手しやすいのは2016年発売のリバイズドエディション。ワーカープレイスメントゲームの代表作と言われるだけあって「やりこむ事で強くなる」楽しみもあるし、農場を拡大させていく箱庭的な楽しみもあるバランスの良いゲームです。その分プレイヤーの温度感に差があるとゲームの感想はちょっと微妙になる事もあるかも。
ソロで遊ぶアグリコラは別名「ヒトリコラ」とも呼ばれています。ヒトリコラはもうひたすらまったりと心ゆくまで1手に悩めます。
羊も育てられます
働きに行って帰ってくるワーカーをねぎらい手元の農場拡大に没頭していると、本当に1日経っちゃうくらい没頭できるかもしれません。
家族(ワーカー)も増えるよ
増えたワーカーたちに食べさせる食料を工面する辛さと言ったら・・・生きていくって大変って、とても実感できるところもアグリコラの魅力だと思ってます。
がっつりゲーム性を楽しむのもよし、まったり農場経営を楽しむもよし。1人から4人まで遊ぶことが出来るので軽めのパーティー系ボードゲームではないゲームを楽しみたいと思ったら、手に取ってみて欲しいゲームです。
amazonでも購入できるよ!
オーディンの祝祭
ヴァイキングの生活をテーマにしたワーカープレイスメントゲームです。圧倒的なコンポーネント量に心がくすぐられる作品で、初めて箱を開封するときは時間に余裕のある時がお勧めだよ。
オーディンの祝祭はワーカープレイスメントというシステムと、パズルのシステムが上手くマッチしたボードゲーム。ルールに従って手元のパズルを作っていくのが中々悩ましい。この仕組みのおかげなのかソロプレイがとても遊びやすく、また徹底的に悩ましいプレイ感が味わえます。
ワーカーアクションがヴァイキングの生活に密着している事や、ヴァイキングが海を渡り、入植した島々でも同じく得点を挙げていく仕組みなどが上手くテーマとしてまとまっていて、プレイした後の満足感がかなり高いのもオーディンの祝祭の魅力です。
オーディンの祝祭もやはりファンが多く、ツイッターではハイスコアを報告されるユーザーもまだ見かけます。ハイレベルのプレイヤー同士がプレイしたら、どんな感じになるのかな?興味湧きますな!
国内ではテンデイズゲームズから日本語版が流通しています。アグリコラに比べると比較的入手しやすいのも魅力の1つ。
農業じゃない、海だ海!という方にもお勧めですよ。
ヌースフィヨルド(Nusfjord)
ニシン漁で生計を立てる村の生活をテーマにしたワーカープレイスメント。舞台になっているヌースフィヨルドは実在する村だよ。
アグリコラなどに比べると、割とサクサク進む印象があるゲーム。あまりプレイ内で縛りが設けられていないので、やりたい事がわりと出来る。のどか(だと思う)ヌースフィヨルドの景色を想像しながら、漁村での生活を満喫できる感ある。
株券タイルの印刷エラーについても修正PFDが公開されいるので安心だ。
ヌースフィヨルド | | ANALOG GAME INDEX
アルルの丘
1〜2人用のちょっと珍しいワーカープレイスメントゲーム。その割にできることの幅広さが中々の重量級並みで、こってりと悩ましさを楽しめるゲーム。
アルルの丘開封レビュー
画像引用:BoardGameGeek
牛コマにはシールがついていたり、細部も可愛い仕上がり。少人数で遊ぶことを前提にデザインされているためか、ソロプレイで遊んでいてもみっちり濃密な時間を過ごす事ができるのだ。
「アルルの丘」はデザイナーのウヴェ・ローゼンベルクの父親の故郷をモチーフにしていて、彼が父親から聞いたであろう当時の暮らしがテーマ。移り変わる四季や家族と共に暮らす様をゲームを通して体験できるのも魅力だぞ。
ル・アーブル
気分はもはや加◯雄三です。港を舞台にしたワーカープレイスメントです。 港町っていうとなんか男の世界な感あるな。
ル・アーブルはウヴェ氏の作品群の中で「収穫三部作」(アグリコラ / ル・アーブル / 洛陽の門)と呼ばれる中の1つ。港に行き交う商品を街や自分の施設で加工して、交易を行なって財産を増やすワーカープレイスメント。
プレイするボードは港のデザインで雰囲気バッチリ。コマも可愛い船のコマなのだ。
アグリコラやアルルの丘のように、農業ではないテーマなので施設もやっぱり近代的。港に周辺にある経済活動が綺麗にゲームの中に収められているよ。
そして港町と言ったら呑んだくれている雰囲気良いオッサン!こういう人がいなければ始まらないというような、ユーモア溢れるアートワークもいい味出してます。
飲み屋があったり、闇市があったり、古き良き時代感が漂うテーマの設定はこれまでご紹介してきたゲームの中にも共通する魅力。
ル・アーブルは数々の世界的なゲーム賞を受賞していて、コアなボードゲーマーからの評価も高い作品。標準のプレイ時間が100〜200分とボリュームも重めなので、ショートゲーム用のルールもあらかじめ用意されている。遊びやすい工夫がされているのも特徴。現在は拡張セット(カード)があらかじめ同梱されたコンプリートセットで日本では販売されていたんだけど・・・どこも在庫切れか!
ル・アーブルも再販されると良いなと思う。
〈その他〉
もちろん、ウヴェ・ローゼンベルク作品はこれだけにとどまらない。ワーカープレイスメントと限定してもまだ名作と呼ばれるゲームが幾つもある。
中には既に長らく入手困難で、過去再販された事が無いようなゲームもあってヤフオクに登場する度にぐぬぬっとなってる。
祈り、働け
修道院での奉仕がテーマのワーカープレイスメント。日本語版はかなり入手困難でたまにヤフオクで見かけると絶望的なプレミアム価格...
洛陽の門にて
アグリコラ、ル・アーブルと並ぶ収穫三部作の一作品。洛陽の門の前で行商を行うワーカープレイスメントゲーム。たまたま程よい価格で購入できた。
〈まとめ〉
ウヴェ・ローゼンベルクはワーカープレイスメントゲーム以外にももちろん名作と呼ばれるようなゲームを手がけている。最近日本語版が発売されていた「パズル三部作」などもそう。
気に入ったゲームに出会ったら、そのデザイナーを調べて他の作品も遊んでみると、よりボードゲームの世界が広がる事間違いなし。
ウヴェ・ローゼンベルクの作品をまだ遊んだ事がない方は是非一度遊んでみてはいかがでしょう!
名作まとめました。
【PR】
その他のウヴェ作品!
おすすめの記事