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【ボードゲーム 】「上洛(Joraku)」ファーストレビュー:「そうだ 京都、行こう。」って戦国時代からある歴史的キャンペーンだから。目指すは京都!名を挙げるぜよ。

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どもども、コモノです。

 

京都が大好きです。気分はいつも上洛希望。でも現実はそんなに甘く無いですわな。大人ってつらい。

 

さてJR東海の著名なキャンペーンに「そうだ 京都、行こう。」というキャンペーンがありますな。ずいぶんあのCMにそそのかされて京都に遊びに行ったコモノですが、ここ10年(長えぇぇ)は全くのご無沙汰。数少ない友人も住む街なのでいつかまた訪れてやる!と思いを募らせつつ、はらりはらり紅葉舞い散る秋の常寂光寺を夢想して毎年乗り切っているわけです。あぁ、京都行きたい。

良いよね。京都。

 

今日はそんな魅惑ただよう京都という街が、今よりもっと重い意味を持っていた戦国時代の幕開けの頃をテーマにした渋系ボードゲーム のご紹介ですよ。その名も「上洛(Joraku)」。

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「上洛」を最初に見かけたのは、なんとUSアマゾンのリコメンドでした。

 

ほぅ、これまた渋い感じのボックス、なかなかセンスある。最近は海外の人にもこういう感じで日本文化を認めてもらえるようになったのかー、良か良か。。。ポチっ。と、USアマゾンでポチった後も完全に海外製のボードゲームだと思ってました。⬅︎大間違い(笑)。紹介記事を改めて書こうとして調べ始めてようやく月並いおり(吉々庵)さんの作品だと気がついたよ。国産ボドゲだったのね。

 

1)USAmazonのリコメンド

 ⬇︎

2)BGGのページに行く

 ⬇︎

3)公開されてる日本語ルールのチェック

 

今回この三つの流れでサササッって見て、価格的に納得感があったのでポチった訳ですけどもあまり悩まず買っちゃった。なんでだろう。。。普段はもう少し悩むんだけど(嘘じゃ無い)。そのくらい何か気になるオーラがあったのよ。

何かしら自分の琴線に引っかかるモノを感じた「上洛(Joraku)。」果たしてその内容は如何に?そんな訳で本日は「上洛(Joraku)」開けちゃいます!

 

【目次】 

 

 

〈ゲームの概要〉

時は室町幕府滅亡が静かに迫る戦国時代。プレイヤーはこの機を敏感に感じ取り動きを起こした戦国武将となるよ。形骸化したとはいえ、足利家は未だ征夷大将軍の任にあり、室町幕府におけるその守護という御題目は十分政治的に有効なもの。

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上洛(Joraku)では自らの名声を高めるため、各々が京都を目指し競うボードゲーム 。トリックテイキングのシステムをベースにエリアマジョリティ(陣取り)を行うよ。戦国時代の覇者となる事が出来るか!いざ出陣!うひょー。

 

 

〈開封〉

この目を引くボックスアート。武将イケメン。 

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上洛(Joraku)

プレイ人数:3〜4人

プレイ時間:40〜60分

対象年齢 :12歳以上

 

ゲームのデザイナーは月並いおりさん(吉々庵)である。これまで全く存じ上げなかったが調べて見たら普通にゲームマーケットにも参加されてるサークルの方でした。あれだね、プレイ人数が3人〜ってなってるから昨年末までコモノが検索していないフィールドにおられた方なのだね。(ソロプレイ不可のゲームを検索していなかった)

 

吉々庵のサイトではルールブックも公開されているよ。

kichikichian.com

 

・コンポーネント全体

海外からの購入なので当然海外版。TMGというパブリッシャーから出てます。

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今回はUSから購入したので、GMで領布されていた上洛とは少しコンポーネントに違いがあるみたい。ツイッターで比較画像があがってました。

 元々はサイズが大きかったのか。でもこの大きさだと持ち運ぶのは楽チンである。

 

・プレイボード

プレイボードは4分割して入ってる。これはいいな! 

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繋げると結構大きくなりますよ。

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雰囲気あるじゃない。あるね!

信長の野望がちょっとやりたくなりました。。。

 

・カード

この上洛、結構海外のインスタグラムでプレイされてるのを見かけるのです。その時に必ずと言っていいほどアップされてるのがカード。

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普通にかっこいいよね。

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耽美系の武将がずらり。女子受け良さそうw

 

でも一押しはやっぱり。

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忍者じゃぁぁぁぁ!

忍者サイコー。男子はみんな忍者好き。いやー忍者カッケー。

ニンニン。

 

・コマ類

コマ類も少し変更されてるみたい。英語版では大将コマは1個づつしか入ってないよ。

コチラが大将コマでござる。なかなかプリントもいい味出してるよ。

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そして武将コマ。武将っつーか、きっと足軽。

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各色11個のキューブが入っております。

 

 

〈ゲームの手順〉

ゲームはトリックテイキングのシステムを使ってコマを進めて行く陣取りゲーム。

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各ラウンドの流れは3つのフェーズに分かれているよ。

 

a)戦支度

各プレイヤーは6枚(3名プレイ時)の合戦カードを受け取る。そのうち任意の2枚を左隣のプレイヤーに渡す。

 

b)合戦

・合戦の流れ

スタートプレイヤーから順に時計回りでカードを1枚プレイする。一見するとマストフォロー/切り札ありっぽいけどちょっと独特なところもある。異なる絵柄(スート)をプレイしてもトリックからは脱落しない点や忍者(切り札扱い)が6にしか勝てない点などなど。合戦でプレイするカードには効果があって、プレイしたタイミングでコマを配置したりAP(アクションポイント=カードの数字)を使ってコマを進めたりする事が出来る。各地の影響度を考慮しつつ、どの国を抑えて勝利点を得るかが悩ましそうだぞ。それに加えて切り札であるはずの忍者には条件がある。(6のみに勝てる)

ゆえに忍者の出しどころは難しいw

・勝鬨

数字の1番大きいプレイヤーが合戦の勝者。合戦の勝者が行う勝鬨は勝利点を得る事が出来るものの、同じエリアに他のプレイヤーコマがいた場合はそのプレイヤーにも恩恵があるという代物。戦にいつ勝つかもしっかり考えて行動をとる必要がありそうだ。きっと負けるが勝ちってヤツだな?そうだな?

 

c)勢力争い

全てのカードがプレイされたら信濃の国から順番に得点計算。エリアごとの影響力を算出して1位から順に指定された得点を得る事が出来るよ。なお同点は順位が繰り下げになるので注意だ。

 

以上までのセットを1ラウンドとして、これを合計3ラウンド行って勝利点で勝敗を競うのだ。上洛、なかなかに悩ましいのではないか? 

 

〈まとめ〉

トリックテイキングがベースのルールなのでカードカウンティングなどの技術も生かして遊ぶ事は出来そうな(コモノはカウンティングとか出来ないけどw)。トリックをとれば勝鬨をあげる事が出来るけど、他のプレイヤーにも名声を配ることになるので地域で起きる小競り合いばかり気にしていてはダメなのかな。

ふむ。。。トリックテイキングというよりエリアマジョリティ要素が強めなのかなー。勝利点をどう集めるか?から逆算して合戦も考えないといけなさそう。軽めだけど考えるポイントは多そうな、、、これまた負けず嫌いな人とやったら絶対長考になるボードゲーム だよね(笑)。

コモノはこういうの、好きですけど。会社の昼休みで遊ぶのはちょっと辛いかも。

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ま、でも信長もいるし。

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武田信玄もいる。風林火山っすよ。風林火山。

 

いや、これ熱いな....コモノの同僚にも戦国武将マニアックスな方がいるので、その人を誘って是非武将マニアの目線で楽しめるのか、という点も楽しみなのである。

 

これは遊ぶの楽しみだな!

 

 

〈FYI.〉

吉々庵HP

吉々庵|Top

上洛(Joraku)のページ(日本語ルール掲載してます)

上洛 - 吉々庵(きちきちあん)

 

BoardGameGeekのページ。

boardgamegeek.com

 

 

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