今日は競りの名作ボードゲーム 「ハイソサエティ」のご紹介ですよ。
言わずと知れた名作競りゲームなのですが、このゲムマ直前のタイミングにですね、衝動買いしちゃってたんです。最近ちょっと独りニューゲームズオーダー祭り的な感じになって(なってる)ます。何故なのか。
ニューゲームズオーダー祭りなら、やっぱ気分は競りの名作ハイソサエティだよね?(なんでそうなる・・・)
ゲムマ前夜にハイソサエティ開けた。財力って一体なんなんでしょうかね。おはようございます。 pic.twitter.com/qE3IMb2U63
— コモノックス (@komonox) 2018年5月5日
他にもビザンツとか、バトルラインとかもゲムマ直前に衝動買いしちゃってまして・・・ゲムマ戦利品のご紹介前に1発ハイソサエティは書いとこうかと。
ゲムマ戦利品は次回から順次開封の儀を執り行うといたしまして、本日は競りゲーの名作ハイソサエティ (High Society)をご紹介いたしますよん。
ハイソサエティってどんなゲーム?
ハイソサエティはボドゲ界の巨匠デザイナー、ライナー・クニツィアの作品。クニツィアと言えば競りゲーム!てくらい競り系のゲームをデザインされてますけど、その中でもハイソサエティは名作の誉も高いっぽいのだ。比べられるのがモダンアートやラー(Ra)と聞くと、ボドゲの歴史に明るく無いコモノも気になります。
ハイソサエティの言葉の通り、プレイヤーは上流階級の一員となり自身のハイソっぷりを見せつけるかのごとく贅沢三昧のタイルを競りによって獲得します。最終的にはタイルの得点が一番高かったプレイヤーの勝ち。
ただし手持ちの資金が尽きてしまったら負け。更にお金使いすぎても負けるという。。。ハイソサエティなのにマネーの残金を気にしながら競るとか、どうなの?それってどうなのよ?
シンプルなルールながらかなり悩ましい事になる名作との評判なんす。BGGのページを見てもこの再販を重ねた事によるバリエーションの豊かさが、多くの支持を集めている証拠だなと。
ね、買うでしょ?
まぁ不詳コモノ、溢れんばかりのハイソ感が日頃から抜けないからな?宵越しのゼニなんざ持たねぇ!的な、な?競りゲーは実はモダンアートしか遊んだ事がなかったので今回ハイソサエティの新版発売は結構楽しみにしてました。ええ。
オスプレイ版のハイソサエティについて
2019/1/30 オスプレイ版とグリフォン版についても書きました。
ハイソサエティ 日本語版 (High Society)
プレイ人数:3〜5人
プレイ時間:30〜45分
対象年齢 :10歳以上
Boardgamegeek
日本語版HPはニューゲームズオーダーのサイトに!
www.newgamesorder.jp小箱のサイズはAMIGOサイズと同じくらい。でもこのサイズであのモダンアートと同等のプレイ感が得られるのか?と一瞬不安になるサイズ。モダンアートは友人達の策略によって惨敗を喫したという負の記憶が強い(みんな、遊ぶ相手は選ぶのだぞ...)のだけど、ハイソサエティは如何になるかな。
コンポーネント全体
もともとカードゲームだと思ってたのだけど、タイル&カードのコンビネーション。外箱は小箱としても標準的なサイズでとってもコンパクトである。
なにせ仕舞ったらこんな程度。
限りなくコンパクト。全部カードでも良いはずなんだけど、競り落とす対象になる贅沢タイルはなんとかなりの厚みがあるしっかりした作り。
高級感が増すな。
ステータス/アウォードタイル
ゲームではコレを奪い合う。
アウォードタイル
アウォードタイルには得点が2倍になるタイル以外に、得点が半分になるタイルもある。全部で4枚。
良いことばかりのタイルではなく、減点を引き起こすタイルもある。(黄枠がステータス、赤枠がアウォードタイル)
減点系のタイルは競りのルールがちょっと異なり、パスしたら絶対獲得しなくてはならないという辛いルール。
タイルのデザインはハイソ感漂ってていいんだけど、なんでみんなピンク色の肌してるんですかね?70年代ポップカルチャー??
マネーカード
競りの軍資金はカードで。
手触り良し。
ハイソサエティのルール
準備もルールも非常にシンプルだった。最終的に獲得した贅沢タイルの得点が一番高かったプレイヤーが勝利するよ。
ゲームの準備
準備は2分もかからない。
・贅沢タイルをよくシャッフルして場に伏せる
・各プレイヤーはマネーカードを1セット(色別で分かれてる)を受け取る
これで準備は完了。超絶シンプルである。
ゲームの流れ
贅沢タイルを1枚公開して、競りのスタート。公開入札オークションの形式で、提示額はオープンな状態でゲームは進む。
1)スタートプレイヤーがビッド
2)次のプレイヤーはパスかより高値でビッド
3)その次のプレイヤーもパスかより高値でビッド
以下、繰り返し
1人を残して全員がパスしたら落札。落札したプレイヤーは提示したマネーカードを捨て札にして贅沢タイルを得る事ができるよ。パスしたプレイヤーはビッドしたマネーカードを手持ちに戻して次の競りを開始する。
ゲームの終了
以下の条件を満たした時、ゲームは終了するよ。
・赤枠のタイルの4枚目が公開された時点で、即ゲームは終了するよ
失格
ゲームが終わって得点計算にすぐ移らないのもハイソサエティを面白くしているところかもしれない。ゲームが終了したら全員が手持ちのマネーカードを公開し、手持ちの資金が一番少ないプレイヤーは失格となる。
つまりお金を使いすぎたプレイヤーはハイソサエティの資格はないという事か。
富裕層って・・・
まとめ
モダンアートとはまた異なった競りゲーム!なんというのか、集めるタイルによっては逆転もできちゃうし、相手の妨害のためにどうしても競り落としたいような焦りもでるし。。。そうしているうちに手元の資金も尽きてきてしまい、ただただ呆然と落札されていくタイルを眺めるという辛い目にもあったりするw
非常にルールはシンプルながら、かつ競りの基本が詰まっているのでパスの勘所なんかも養えそう。なにより欲しかったタイルが競り負けた時のやるせない感とか、成り上がり系なんちゃってセレブ感漂わせたセリフで遊んだりとか、パーティゲームとしてもいい塩梅な気がする。
モダンアートは色々考えてながらゲームしちゃうので、結構悶々しながら会話が中心になることはないゲームな印象あるけど、ハイソサエティは競り落とす、落とさないでワイワイ遊べそうなところも気に入りましたぞ。
よし、会社持ってこう!
名作まとめました。
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ハイソサエティだけど駿河屋でも
画像:駿河屋