ぼっちのホビーBlog[ボドゲ版]

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ヒート(HEAT)【ボードゲーム】|80年代、あの頃僕らは寝不足だった。チェッカーフラグをトップでぐぐれば手にする事が出来たはずのあの夢の先には。

2023/12/13 再販リンク更新!

 

ども。コモノです。

 

同年代(アラ、フィフ...だ。と。。)の方々なら通じるものがあるかもしれません。T-SQUAREのTRUTHをきけば勝手にウズウズしてくるようなあの感覚が。

そうです、あの頃僕らが熱狂したフォーミュラレーシングをボドゲで遊べてしまう「ヒート」が我が家にやってきました!ゲームの時代設定は僕らが熱狂してた80年代終わりではなくて、60年代くらいのカーレースがテーマのヒート。それでもギアチェンジやスリップストリームなど、当時覚えての言葉で判ったフリしながら深夜見ていたF1の感じがこのボドゲからは伝わってくるのです。箱を眺めているだけでアラフィフのおっさんを訳のわからんテンションにさせてくれる感あるヒート、伝われこの想い!と念じながら今日はご紹介いたしますよ!

 

 

ヒート(HEAT) 日本語版

プレイ人数:1〜6人

対象年齢 :10歳以上

プレイ時間:30〜60分

国内発行元:ヒート | ANALOG GAME INDEX

Boardgamegeek

boardgamegeek.com

 

ヒートってどんなゲーム?

ヒートは最大6人まで遊べるレースゲーム。プレイヤーは手札に持ったカードをプレイしてマシンを動かし、規定の周回数での順位を競います。手札には番号が描かれており、このプレイしたカード値の合計マス分、自分のマシンを動かします。

コース上には他のマシンもいるため思うようには行かないうえ、コーナーには限界値の設定がされていてその値を超えてしまうとヒートカードが与えられるルール。

ルールはかなりシンプルな印象で、レースカーの移動量を決める手札の値をどのように出していくかを考えるハンドマネジメント。拡張系カードにはそれ以外にボーナスやペナルティを示すアイコンが記載されていることもあるので、複数の要素が絡み悩ましい采配が求められます。F1で例えるならドライバーというよりチームの監督のような役割かなと思います。

スリップストリーィィィィム!

そうです。ヒートにはなんとスリップストリームなる技が登場します!まさにセナとプロストのデッドヒートを彷彿とさせるかのような、1988年の熱いレース展開がががっ(ↀωↀ)✧

オーバーヒートには注意

ゲームのタイトルにもなっているように、ヒートというカードがちょいちょいデッキに組み込まれます。これはただのおじゃまカードで手札を圧迫することしかしません。

デッキが圧迫されると言うことは、チャンスで一気にストレートを駆け上がりたい時に肝心の手札が足らずに伸び切らないとか発生します。バックストレートで華麗に抜きされるチャンスがヒートカードによって奪われるかもしれません。そんなエンジンが熱で暴走しそうな状態もこのゲームではうまく表現されているのです。

拡張モジュールではマシンカスタマイズも!

同梱の拡張モジュールを組み込むとまさかのマシンカスタマイズも!ゲーム的には特定のおじゃまカードを排除したり、クールダウン(ヒートカードを取り除く事)ができたりするんですが、カードイラストがカッコいいので非常にメカメカしてます。自分のマシンをいじってる感じがたまりません。

あぁ、もうこれは妄想爆発まったなし。いろいろ脳内再生推奨(しない)。

 

ヒートのコンポーネント

両面使用のマップが全部で2枚入っています。なので全4コースを楽しむことが出来ますよ!そのほかは小さなレースカーとカード、少なめのトークン等でかなりわかりやすい内容。専用のインサートも付いているので、お片付けもかなり楽でございます。

 

ヒートのルール・遊び方

基本ルールはひたすらにシンプル。

ゲームの準備

  1. プレイするマップを選んでテーブル中央に配置
  2. 各プレイヤーは任意の色を選択し、マシン・ギアポーン・個人シートを受け取る
  3. 各プレイヤーに選択した色の基本カードセットと、ストレス・ヒートカードを配布
  4. マシンを任意の順番でコースに配置
  5. 残ったストレスカードはサプライとして山札にしておく

基本は以上で終わり!超簡単です。

手番の流れ

こちらも非常にわかりやすく、必須アクションは3つだけ。

  1. ギアの選択(カードのプレイ枚数の決定)
  2. カードのプレイ(移動距離の決定)
  3. マシンの移動(マシンの移動)

この他に条件を満たした場合に選択するアドレナリンやブースト、スリップストリームなどがある。うまく使いこなせば一気にごぼう抜きなんかも実現できるので、手札を眺めながら戦略を練るのが楽しい。

トップを駆け抜ける爽快感、あるよ?でも油断してるとヤバい事になる。レースは規定数周回するので最初の1周がめちゃくちゃ良くても後半ヒートカードのせいで失速なんてことにもなりかねない。

 

ソロプレイはできる?

出来ます!レジェンドモジュールという複数人で遊ぶ時にプレイヤー枠として追加できるなど貢献度高めのオートマカードが付属しております。しかもデッキは1つだけで複数のオートマ処理ができちゃうらしい。

ヒートにはチャンピオンモードというキャンペーンが用意されているので、連戦しながらソロプレイでデッキの取り扱いを上達させるというのもアリだな。

 

ヒートの感想・まとめ

いやぁ....やばい。ボドゲとしては軽めよりの中量級で遊びやすさ二重丸。

ヒートは遊んでると単純にテンションが上がります。F1が好きだったからという点は否めませんが、だって上がっちゃうんだもの仕方ないじゃない。

やってることは数字合わせのカード版すごろくみたいな感じですが、デッキに何が残ってる?とか、このターン3枚プレイすると次のコーナーでヤバいことなるかも....とか、割と考えることがあります。そして何と言っても一気に抜いたり、ぐっと引き離したりできた時の爽快感。

カードが揃えば大幅に進むことだって出来るので、勝負をかけたいっ!っていうタイミングをぐっと狙って堪えながら走る戦略も出来ちゃうのです!

基本マップだけで遊ぶとかなり素っ気ない(でも結構楽しい)のですが、天候モジュールは入れておくと色々とリアリティがましそうで好き。

ギア選択もかっ飛ばして4速とかに入れっぱなしだと、いざ急コーナーが来た時にスピン(ペナルティのヒートカードを支払えないとスピンするよ)のリスクが跳ね上がるので、いつギアチェンジしておくかも重要。コース構成を見抜く力もあるとより楽しいのです。

F1好きだったので1988年前後のセナやプロストのいたマクラーレンとか、マンセルとかピケとかね、思い出したらキリがないんだよねぇ.....そんな思い出補正込みではありますがめっちゃ好きなボドゲとなったヒートです。時代設定は1960年代なので自分の妄想ズバリの時代ではありませんがそのくらい離れてた方が妄想的にもちょうど良いです。

ゲームとしてはまさに中量級のハンドマネジメント。勝ち筋の王道はやっぱカードの取り扱い。カウンティング的なことが出来る人はかなり勝率上がりそうです。

勝つのは簡単では無いかもしれないですが、ルール的にはわかりやすいので初めて中量級を遊ぶという方も楽しめると思うよ。今日そのなので見た目で勝ち負けがわかりやすいのもとっつきやすいよね。

 

ソロも結構楽しかったですが、ワイワイやったらかなり盛り上がりそうなヒート。海外で拡張の噂もでたみたいなので、新しいコースマップとか追加されたら単純に嬉しいですよ。

 

(・∀・)イイ!!

ウェーイ!

 

【ヒート販売情報】

 

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