みなさんこんにちは。コモノです。
みなさまは「横濱紳商伝」というボードゲームをご存知でしょうか。OKAZU Brandさんというサークルからリリースされ、全世界で高い評価を得ているボードゲームです。
ボードゲームの情報サイトとしては世界最大級のBoardGameGeekでも、92位という驚異的な評価を得ている日本の誇れるボードゲームな訳ですが、その「横濱紳商伝」が2人専用ゲームになって今年のゲームマーケット2018秋でリリースされました。
タイトルも「横濱紳商伝デュエル」。
もうこれはツマラナイわけないじゃない?買うじゃない?今年2人専用をなぜか多く買い込んでいるコモノとしても絶対マストバイだった「横濱紳商伝デュエル」。しっかり手に入れましたので今日は謹んで開封してみたいと思います!
【目次】
〈開封〉
横濱紳商伝デュエル
プレイ人数:2人
対象年齢 :12歳以上
プレイ時間:45分
悲しい哉、どこかでぶつけていたらしく箱の角がちょっと潰れちゃったよ。ボードゲームは大事に扱わないとだな。
で、箱を開けたら一部のツイッターで流れておりましたコレ。
緩衝材がわりに入れてくれたらしい大量のチャック袋がw
まぁいきなり出てきたら驚きますけど、ありがたいですな。
コンポーネント全体
並べると箱の大きさの割に豪華なコンポーネントな印象。タイル類を抜く前に撮影しようと思ったんですけど、事情により詰め替えてから。
その事情というのがこちら。
オートタイル抜き機能実装(☼ Д ☼) クワッッ!!!(違う)
箱からタイルシートを取り出そうとしたら、すでにパラパラと粉雪が舞い散るごとく。むしろ手間が省けてありがたい感じです。タイルも超厚みがあって、とても上質なしっかりした作りだよ。
プレイヤーシート
2人専用なので2枚。裏表面で片面は英語表記。
店舗チップ&商館チップ
色使いが可愛い。
青の商館チップは背面の印刷にエラーがあったみたいで、訂正用のチップが入ってた。丁寧なお仕事ですな!
裏面が反転してないので差し換えておきませう。
交易品チップ
銅・生糸・お茶・魚介類の4種類。
注文書通りに交易品を揃えると良い事がある。商売の基本だな。
舶来品チップ
「通関」の字体が旧漢字なのが雰囲気あるな!
お金チップ&駅チップ
世の中、やはりお金は大事だぞ。
エリアボード
ボードの代わりとなるエリアボード。タイル上になっているのでコレを並べる。
ヨコハマっぽくないのもある。
並べ方には特に決まりはないみたいだぞ。
カード
カードの種類は結構多いかもしれない。デザインは可愛いぞ。
パワーカード
ワーカーのように配置するパワーカード。お手伝いさんの人数の順番で使っていくらしい。エリアボードに配置していく。
注文書カード
注文を受けたらそれを用意するのが商売人というものだな。
技術カード
舶来の技術が満載。当時こういった技術に日本社会が触れ、加速度的に経済が成長していた時期。ヨコハマの現在の礎か。
教会カード
横浜は確かには教会あるね。
パワーボーナスカード
ラウンド終了時に配置したパワーカードの合計値によって得られるボーナスカード。
お雇い外国人カード
このお雇い外国人は「雇った労働者」というよりもビジネスパートナー的なヤツだな。
なかなか
〈横濱紳商伝デュエルのルール概要〉
明治の初めの横濱で、商売を通し相手より名声を得る事が勝利の条件。名声を得るための方法は大きく分けると3つあるよ。
・注文書通りの交易品を揃える
・舶来技術を習得する
・商店を建て、販路を拡大する
まさに当時の商人がこぞって目指した事をそのままゲーム上で再現する。
ラウンド内の手番順序
ゲームは全部で4ラウンド。1ラウンド内で各プレイヤーは4回手番を行うよ。交互に1手番づつ行い、次のラウンドに移る。4回繰り返したらパワーカードを回収して次のラウンドの準備を行うよ。
プレイヤーA(1回目)
プレイヤーB(1回目)
プレイヤーA(2回目)
プレイヤーB(2回目)
プレイヤーA(3回目)
プレイヤーB(3回目)
プレイヤーA(4回目)
プレイヤーB(4回目)
⬇︎
次のラウンドの準備へ(4ラウンド目はゲーム終了へ)
単純に考えればパワーカードを4人配置したら次のラウンドという事だな。手番アクションなどの細かな処理についてはマニュアルをしっかり確認してほしい。ここでは大まかな手番の流れだけ説明しておくよ。
各手番の流れ
1.エリアアクションステップ
2.パワーボーナスステップ(任意)
3.店舗・商館建設ステップ(任意)
フリーアクション
ステップ3の後、任意で以下のアクションを何度でも行えるよ。
a) 注文書の達成
b) お雇い外国人獲得チェック
c) お雇い外国人の使用
d) 技術カードの使用
技術カードはどれも効果がとても高そう。どの戦略をとりゲームを進めるのか、商才が問われるよ。
〈まとめ〉
20世紀始めの横濱。舞台の設定だけでもかなり萌えるモノがあるのだけど、技術カード眺めてたらもはや妄想が。。。(笑)
タキシードなぞを着て、夜な夜な商売の繋がりを求めて社交場へ行くもよし、注文書を片手に握り馬車道を駆け抜けるもよし。新しい時代に期待をかけ、横濱を舞台に懸命に生きる商人の姿が閉じた瞼の裏に浮かびますな?
ジャズが流れ、行き交う西洋の人々に驚き、鉄道に肝を抜かれながら懸命に働き生きる横濱商人となり、名声を手に入れる。あぁ、なんか憧れしかない時代。文明開化とか大好きです。
と、2人用なんですけどめちゃくちゃ妄想した。横濱紳商伝デュエルヤバし。早く遊んでみたいなー。
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