ども。コモノです。
遂に届きましたよ!世界の七不思議 第2版です。ドラフトゲームの名作として名高い世界の七不思議が海外で新しい版となって発売されてるのに気が付いたのは昨年の事。
これはいずれホビージャパンから国内向け流通があるだろうと首を長くして待っていたのです。
とても人気のある作品なのだけど国内では売り切れていることも多く、ソロプレイもできないので手にするのはまだ先で良いかな〜なんて思っていたんですけども、この第二版の発売の報でアートワークを見たらなぜか指先がポチッと....(.;゚;;∀;゚:,)。
はて、ソロでは遊べないというのに何故だろうね?
本日は勢いにまかせて拡張:都市・指導者たちもまとめてポチったという懺悔の声をみなさまにもお届けしたいと思います。さぁさぁ、気になる名作を開封するよ!
世界の七不思議(7wonders) 第二版
プレイ人数:3〜7人
対象年齢 :10歳以上
プレイ時間:30分
国内出版元:ホビージャパン
Boardgamegeek
世界の七不思議ってどんなゲーム?
国内でもファンが多く、過去再販を繰り返されてきた世界の七不思議は初版が2010年。2011年にはドイツゲーム賞、ドイツ年間ゲーム大賞:エキスパート部門を揃って受賞するなどこれまで数多くの受賞歴を誇る世界的人気作品なのです。
いわゆるドラフトがメインの本作は、世界の七不思議とされる巨大建築物を中心に数々の建物が描かれたカードをプレイ(建造)しながら自らの街を作り上げていくカードゲーム。商業・軍事・研究など7つの特徴を示す建築物を立て勝利点を多く集めて行くゲームです。
デザイナーはアントワーヌ・ボウザ
ボウザ氏、実はゲームマーケットにも来場されている事があるみたいで各所でちょこちょこ目撃情報のある方。2人用ボードゲームの名作と名高い「世界の七不思議デュエル」も、もちろんボウザ氏の作品だよ。他にはドラフトザウルスなども手がけてます。
ドラフトはブースター・ドラフト
いくつか種類のあるドラフトですが世界の七不思議ではブースター・ドラフトと呼ばれる方法でカードを獲得していきます。「自分の手札から1枚とって、隣のプレイヤーに残った手札を伏せて渡す」を枚数分繰り返すドラフトですね。公開された場からピックアップしていくドラフトとは異なる緊張感というか、ままならなさが楽しいドラフトの形式だとおもうぞ。
世界の七不思議 第二版の特徴
パッと見て異なるのはボックスアートが変更になってます。それ以外にもカード効果などの微修正などの変更点があるよ。
アートワーク
刷新!なのかと思いきや、実は7wonderボードやカード面に描かれた基本のアートワークには変更がありません。なのでプレイ中に旧版と大きく雰囲気が変わるということはないみたい。特徴的なのは全体的に黒をあしらったセレブ感でしょうか。
めっちゃ高級感溢れてませんかね。
カードのサイド面も手抜かりないこの仕上げ。光ってる!光ってるわ!
カードの入れ替え・効果の調整
ルールそのものは変更がなく、カードから得られる効果や7wonderボードのシンボルなど全体のバランスを整える調整が入っているようです。旧版を遊んだ事がないのでプレイ感がどう変わったかはちょっとわからないけれどBGGに違いをまとめているスレッドがありましたよ。
BoardGameGeek:Forums > Changes to old edition (or some of them)
気になる人は目を通しておくと良いと思うぞ。
第二版&拡張(都市・指導者たち)のコンポーネント
ではせっかくなので、届いた基本セットに加えて同じタイミングでアートワークが揃えられた拡張「都市」と「指導者たち」もその内容を確認していこうではないかと!まずは基本となるセットのコンポーネントから行きませう。
基本セット
箱を開けた時には「これから何が始まるのか?!」という期待感を煽る演出。やるな...
旧作に比べると黒色を上手くつかって高級感というかセレブ感というか、なにかちょっと神々しい豪華さを醸し出しているアートワーク。
カード
こちらが今回の第二版で1番お大きく変化したといっても過言ではない時代カードの背面でございます。美しい。
効果などが描かれている面のイラストは変更ないみたいです。
トロイの木馬出てくるのだな!
七不思議ボード
表裏で異なる時間帯の七不思議が描かれているボード。
かっちょえぇ。。
コイン・軍事トークン
カードのプレイに必要になるコインや、軍事的衝突の結果を記録するトークンがある。でも種類的には本当に少ないのでしまうのも楽。
拡張:都市
路地裏に佇む少し不穏な空気をまとったオジサマが気になる「都市」拡張では、都市カードという新しい要素が追加されるよ。
都市カード
繁栄していく都市の影で行われる数々の営み。それらは決して明るいことだけでは無いということですな!闇の中での取引はいずれ街の繁栄にも影を落としていくかもしれないという拡張なのです。
おじいちゃん!待って!!
新しい七不思議ボード(2種)
このボードは拡張:都市を追加して遊ぶ時のみ選ぶ事ができるので注意だぞ。
拡張:指導者たち
3つの時代を率いる偉人たちを加えて遊ぶ事ができるのが「指導者たち」。歴史上で名を残している偉人たちが勢揃いするこの拡張は見た目も華やかになりそうなのでちょっとお気に入り。各時代の最初にリーダーカードを使用するフェイズが追加されるだけなのでルール的にもわかりやすい。
リーダーカード
知っている人から知らない人まで。見目麗しいお姉さんたちもいてホクホクであります。だが誰かは知らない(笑)
そして、、、アルキメデスっ!今の日本で同じことやってたら捕まってしまうかもしれないよアルキメデス。風邪引くぞ。
七不思議ボード(2種)
こちらも都市拡張と同じで「指導者たち」を導入している時のみ使用する事ができる。
七不思議のカードサイズと合うスリーブは?
ドラフトゲームはカードを手に持って渡す、ということを繰り返すゲームなのでスリーブに入れて遊ぶのがオススメです。カードサイズは65mm×100mmなので、それにあったサイズのスリーブを探す事になるよ。
今回はスリーブキング製の65mm×100mmに入れてみました。結構ジャストサイズで余りもほぼ気になりません。スリーブキングはアーチゲームズやバネストで取り扱いがあるよ。
スリーブキング(65×100mm):アーチゲームズ
スリーブキング製に入れてみた感じもぴったりでとても収まりが良かった。
スリーブ装着後の収納もあらかじめ考えられているのか、まったく問題はないよ。
素晴らしいな。
枚数は全部で何枚になる?
今回は110枚入りのスリーブパックを3つ使っています。各セットのカード枚数は以下の通り。購入するアイテムに合わせて用意するのだ。
基本セット :148枚
拡張:都市 :49枚
拡張:指導者たち:49+6枚
他にも65mm×100mmのスリーブは色々出てますぞ。
ソロプレイについて
残念ながら世界の七不思議はソロプレイはできません。ドラフトというメカニクスは人と対戦する中で生まれるインタラクションに楽しさを求めるメカニクスなので仕方ないことではあります。が....世界の中にはそれで気持ちが収まらなかったファンもいたようです。
7 Wonders Solitaire Variant|BoardGameGeek
ボードゲームギーク神だわ...マジ神。このCOVID-19の中、1人で七不思議できちゃうとか嬉しすぎます。ファンライティングのルールだけど、高評価も多いので楽しそうだぞ。これは訳して遊んでみねば!
世界の七不思議 第二版のまとめ
ずっと欲しかった世界の七不思議。七不思議って言葉だけでもワクワクするというのが興味を持ったきっかけで最初「七不思議を建築するゲーム」だと思い込んでいた頃が懐かしいです。実際は七不思議も含めた街を発展させていくゲームで、軍事や商業施設、民間施設などを建て資源を生み出しながら勝利点を目指すというそんなゲームだよ。
いやぁ、早く遊んでみたいよなー。欲しいカートを思うように並べる事ができないドラフトという仕組み。自分の点数を伸ばすだけではなく他のプレイヤーの狙っているルートを妨害したり被らないように避けて行ったりと、あれこれ悩みつつも手元に出来上がっていく街の様子がきっと楽しい!など、妄想でも楽しめてしまっている七不思議ってなんかすごいよ(笑)ルール読んだ感じだけだけど、個人的には拡張入れて遊んだ方が好きそう。
めっちゃ遊びたい・・・(ΦεΦ)
まずはBGGで見つけたソロルール訳して遊んでみようと思います!
【世界の七不思議 第二版の販売情報】
世界の七不思議デュエルも良いぞ。