ども。コモノです。
今日はドイツで開かれるアナログゲームの祭典、シュピール22のプレビューから個人的嗜好に偏って気になる新作ボドゲをピックアップするvol.2をお届けいたします。
vol.1はコチラ
シュピールは会期中に出口調査でスカウトアクションという人気投票を行っていますが、そのランキングは翌年の国内ボドゲ市場でも注目を浴びる作品が多く並ぶことでも有名です。今年のスカウトアクションはどうなるのかなど毎年ボドゲファンは目を離せないのがシュピールなのです。大量に並ぶ新作リストから、来年国内でも流通あったら良いなぁというものをピックアップしました。全部ポチるとか到底無理だけども、それでも遊んでみたい!というタイトルは結構あるよ。みなさまも来年を想像しながらお楽しみくださいませ。
Bonsai
画像引用:BoardGameGeek
盆栽。未だ国内でも十分に評価されきっていないと感じる日本文化。小さなお盆の中に広がるのは宇宙、とまで表される作品がおおく現存している盆栽でございますが、海外の方が盆栽をテーマにゲームを作ってくれるというのは、日本好きとしては嬉しかったりします。
画像引用:BoardGameGeek
そしてTwitterで最初この画像が流れてきたときにどなたかの「その発想は無かったよ....」と言うコメントがついてたような気がします。自分にもまさにその発想はなかった、目からウロコのタイルプレイスメント。是非日本で流通してくれないだろうかねlー、、、と思っているタイトル。Bonsai超楽しそう!枯れ木のタイルとかは無いのかな。
Unconscious Mind
画像引用:BoardGameGeek
非常に印象的なボックスアートで目に止まったUnconscious Mindは精神分析&神経病理学を元にした治療と研究をテーマにしたワーカープレイスメントらしいです。フロイトの研究がどうやらベースになってるみたいですよ。なにその組み合わせ...精神世界に行きすぎるともはやファンタジーになりがちですが、そこに神経病理学が入ってくるととても知的好奇心をそそられるテーマになるのは何故でしょう。そんな冒険的なテーマが魅力のタイトル。4名のデザイナーの合作ですが、マーチャンツ・コーヴのジョニー・パックが参加しているのも気になるトコですな!
画像引用:BoardGameGeek
フロイトはユングやアドラーといった後の心理学研究の中心を担うことになった人々の先輩のような方。深層心理という形のないものにどうにか学問という枠組みを与えようともがいた孤高の医師でした。そんな研究の一端にふれられそうなテーマ、気にならないわけないんだけど・・・日本語版は出ないかもしれないよねぇ(笑)
Pampero
画像引用:BoardGameGeek
ウルグアイの天然エネルギー資源をうまく活用して、経済成長の促進と新しい雇用の創出をになう非常に真面目なテーマのボドゲです。コマやボードから漂ってくるこの感じはアートワークを担当するのがイアン・オトゥールだからですな!
画像引用:BoardGameGeek
ワーカープレイスメントのように一瞬見えましたがカードをプレイしルートを構築しながら進めるボドゲのようです。間違いなく重量級に入ってくるであろうタイトル、日本語版が出ると良いなー!これは是非遊んでみたいタイトルなのでございます。
Revive
画像引用:BoardGameGeek
ポストアポカリプスってなんでこうもドキドキするのかでしょう?書いている本人が一番よくわかっておちませんが、Reviveの舞台は人類滅亡後5000年後の世界。5000年後って人類滅亡してなくてもどうなってるかわからないよねえ。
画像引用:BoardGameGeek
ロストテクノロジーや古代遺跡(といっても今現在のこの世界の延長かな?)を発見し、わずかに残されていたアーティファクトを集めるタイトル。失われた世界にアーティファクトっていう組み合わせやばい。
The Gardens
画像引用:BoardGameGeek
シドニーに存在する29ヘクタールに王立植物園。この中でさまざまなものに触れ、よりよい1日を過ごそうというもうテーマからしてハッピーなボードゲームです。アートワークも良いぞ!エリジウムで共作した2人のデザイナーの新作というのも気になっちゃいます。
画像引用:BoardGameGeek
テーマ的にはParksのようなものに近しい感じがしますが、こちらはもう少し軽めのゲームになってるようです。公園の各所を表すタイルが並んだだけでも気分が晴れ晴れしてきそうなボドゲよね。今、一番必要なのかもしれないな....(泣
Die Wandelnden Türme
画像引用:BoardGameGeek
クラマー&キースリングの新作です!カードをプレイしながら魔法使いたちを塔に連れて帰るという非常に親しみやすいテーマのボドゲ。立体コンポーネントがめちゃかわいく、ルールもかなり易しそうなので子供と遊ぶのにピッタリかもしれん。
画像引用:BoardGameGeek
テーマ、世界観、メカニクスがうまーく混ざったタイトルを作り上げる2大巨匠の新作、国内でも出てくれるはず。たぶんどっかで手に入ると思いたいタイトルです。可愛いよね。
Village Rails
画像引用:BoardGameGeek
イギリスの片田舎にローカル線を引き引き、地元の農村を繋いでいくネットワークブルディング系のボドゲ。どうやら農民たちからも要求にも答えていく必要あるらしく、一筋縄でいかなさそうなゲームなのです。
画像引用:BoardGameGeek
先ほどピックアップしたThe Gardensの同じく、マシュー&ブレットのコンビが手がける本作、悩ましくもそこまで重くなさそうな点がいい感じ。アートワークも好き。
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