ぼっちのホビーBlog[ボドゲ版]

主にボードゲーム中。ぼっちの時間を豊かにしたいブログ。

【ボードゲーム 】ローゼンケーニッヒ / Rosenkönig:2人用の定番ボードゲームを買ってみました!ちょっくらイングランドの薔薇戦争を深夜の卓上でね。(誰とよ)

ども、コモノです。

 

相変わらず自宅ではボードゲーム の相手をしてもらえず、さりとて独り深夜にボードゲームの箱をカサカサ開ける日課も変わらず。みんなで集まってボードゲーム !とか、まぁまだまだ先のことになりそうな訳です。

しかし時の流れは無情というか、いろいろ待った無しの状況に追い込まれてしまいます。特にボードゲームは絶版、改訂などで気になっていたボードゲームが手に入らなくなってしまったり、デザインやコンポーネントが変わったりもします。そうなると「買っても今遊ぶ人居ないしなー(悲しみ)」という理由は購入を控える動機にはならないのよね。

 

そうなのです。今日ご紹介する「ローゼンケーニッヒ / Rosenkönig」も2人用ボードゲーム としては有名で、ルールは軽いのにしっかり悩ましいという名作としておすすめされるボードゲームです。舞台はかの有名な薔薇戦争。

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ヨーク家とランカスター家の争いがモチーフになってますぞ。ローゼンケーニッヒ、気にはなっていたものの2人用とかいつも遊ぶ相手が居るわけでもないので買うのはまだ先で良いかなー、なんて思ってたゲームの一つでした。

しかし。

 

ツイッターを眺めてたところ「ローゼンケーニッヒのコマが木コマから紙コマになった」っぽいつぶやきを発見。こういう情報を見てしまうと⬇︎みたくなります。 

「え!?木コマなくなっちゃうの?そんなん嫌や!」

注:本当かどうか、調べてません

 

と言う訳で突如ローゼンケーニッヒ購入の優先順位があがりました。こうなるともう恋は盲目的なヤツが発病。寝ても覚めてもあぁ、ローゼンケーニッヒですよ。。。仕方ないよ?そう言う理由なら仕方ないと思う。だって木コマで遊んで見たいじゃない?しかしAmazonあたりにあるのは既に紙コマに変更されたっぽい最近の奴に見える。。。

 

むむむとネットを彷徨うこと数時間。お手頃価格な感じで木コマモデルのローゼンケーニッヒをヤフオクでゲット!いやーいい仕事した。したね?

 

今日は2人用定番ボードゲームのローゼンケーニッヒ、開封してみますよー!

 

【目次】

 

〈開封!〉

ボックスアートにも種類あるのだよね。今回のは2版目なのかな?

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ローゼンケーニッヒ / Rosenkönig

プレイ人数:2名

プレイ時間:30分

対象年齢 :10歳以上

 

やはり今回のポイントですが、、、右下のゴブリンマーク!

そうです、このローゼンケーニッヒはあのホワイトゴブリンゲームズが出している海外版です!ルールはシンプルだし言語依存もなし。ネットにはルール解説をしてくれているサイトも多数あるので全く問題ないのだ。コモノ、個人的にホワイトゴブリンゲームズ好きなのだよね。「王国の派閥」も「マトリョーシカ」もホワイトゴブリンゲームズだった気がする。そういう点でも今回のお買い物はいい仕事したよ。(2回目)

 

王国の派閥紹介レビュー⬇︎

 

マトリョーシカ紹介レビュー⬇︎ 

 

コンポーネント全景

いたってシンプルな構成。コマとカードとボード。

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写真ではわからないと思うのだけど、このローゼンケーニッヒはもう1つ気に入ったポイントがあったぞ。箱の触りごごちがメッチャ良いのである。

なんだろう。これまで触ってきたボドゲとはどれも異なる柔らかいエンボス。指紋もつかないのだけど、お顔をスリスリしたくなるような触りごごちなのである。(変態)

このローゼンケーニヒだけなんだろうか。でも王国の派閥もなんかそんな感じだったような。。。ホワイトゴブリンゲームズのゲームがこうなのかな?

 

なんにせよ、大切にしたい気持ちが強まる仕上げは良いと思う。

 

木コマ

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この青いコマがかの麗しの木コマである!

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両面に赤と白の薔薇のマークがプリントされているが、美しいのだ。王冠コマはちょっと欠けみたいなのもあったけど、まぁ良いかな良いかな。

 

カード類

カード類は「進軍カード」と「騎士カード」の2種類だぞ。

a)進軍カード

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進軍カードは全24種類ある。剣の指す方へ進軍。進む駒野マスは王冠の数字だ。写真中央のカードなら右方向に1マス移動するという事になる。

b)騎士カード

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両家に使える騎士のカード。各4枚ある。この騎士を進軍カードと一緒にプレイすると相手の駒(領地)を奪うことが出来るのだ。

 

赤薔薇の紋章。(ランカスター家)

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こちらが白薔薇。(ヨーク家)

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ローゼンケーニッヒの元になっている薔薇戦争は、中世イングランドで起きた権力闘争だった。史実ではランカスター家が30年にわたる争いに勝利をおさめデューダー朝を開く。この両家の戦いをボードゲーム に置き換えて遊べるのがローゼンケーニッヒであるよ。世界史好きだったから、この設定だけでもう満足!(それは違う)

 

 

〈セットアップ〉

テーブルにボードを広げてしまえば後は超簡単。 

1・進軍カードをよくシャッフルして各5枚づつ持つ

2・残ったカードを山札にしてボードの脇に置く

3・木コマをまとめてボードの脇に置く

4・自軍の騎士カードを4枚持つ

5・進軍カード、騎士カードを公開して並べる

6・王冠コマをボード中央の太陽のマークの上に置く

 

で、こんな感じ。

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王冠コマ置き忘れてた!(ごめん)

そして一つ注意点がある。

それは写真上部(ヨーク家)の進軍カードの向き。

 

で、正解はコチラ。

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ボード上に描かれている王冠の向きとカードの王冠の向きを合わせるのが正解だ。両者が向かい合ってプレイした場合、ヨーク家の進軍カードはプレイヤーの手前に王冠マークがある状態で置く事になるな。プレイ時もその向きを維持したままコマを移動させるので注意したい。

 

〈ルール〉

ルールも少ない。基本的に手番ごと交代しながら進軍カードをプレイして陣地を取っていく。手番では以下のアクションから一つを選んで実行するよ。

・進軍カードのプレイ

・進軍カードの補充

・進軍カードと騎士カードの同時プレイ

 

進軍カードのプレイで王冠コマを移動し、その移動先の陣地へ木コマを配置していく。

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スタート地点(太陽のマーク)から進軍カードをプレイするとこんな感じ。

これを両者で繰り返し、自軍の領地を増やしていくのが目的になるよ。なお、進軍カードのプレイでは相手のコマが置かれている所には進軍することが出来ない。

それを可能にするのが手札として配られた騎士カードだ。

進軍カードと騎士カードを同時にプレイする事で、相手の領地を占領し自軍の領地とすることが出来る。騎士カードは4枚しかないので、使い所は間違えないようにしないといけないな。

得点計算

得点計算がちょっと癖があって、あらかじめ頭にいれながらゲームを進めないと最後に泣く事になる。

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得点は自軍のコマが縦横に連続して並んでいる場所を1グループとして、連続しているコマ数の二乗(4つコマが並んでいれば4×4=16点)の合計となる。斜めに並んでいても繋がっているとはみなさないので注意が必要だぞ。

 

 

〈まとめ〉

ルールは簡単。セットアップも楽。なんだけど、全部情報が公開されているので相手の狙いがよく判ってしまう。なのでとてもシビアな駆け引きが生まれるボードゲーム ですぞ。勝ち負けはっきりするし負けず嫌いの人と遊んだら長考必至かと。いつものメンバーとだと30分じゃ終わんない気がするな。

薔薇戦争というモチーフも個人的に好みだし、これは買ってよかった!

あーはやく遊びたい!やっぱ会社持ってくか・・・ 

 

 

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アマゾンで売ってるけど、紙コマの場合もあるかもしれない。

 

 

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