ども。コモノです。
今日は大人気作「エバーデール」の基本セットを開封するよ!そうです、あの可愛い動物たちがワイワイでてくるワーカープレイスメントです。
昨年末に拡張のカエル大使(真珠の入江が正しい)が発売されましたが、基本セットを持ってなかったのでまずはこっち!とこっそりポチっておりました。各所で評判がよろしいこのゲーム、改めて開封したところベタ惚れに......
ワンプレイで虜になったそのポイントを今日は書き並べて参りたいと思います!
エバーデール 完全日本語版
プレイ人数:1〜4人
対象年齢 :13歳以上
プレイ時間:40〜80分
Boardgamegeek
ArclightGames
エバーデールってどんなゲーム?
BGGのウェイトは2.82、プレイ時間が40〜80分なのでゲームとしては中量級の重め、または重量級の軽めといった位置付け。森の動物たちとともに街を作り上げていくゲームでカード効果の連鎖(コンボ)が気持ち良いボードゲームだよ。
エバーデールの日本語版が発売された当時、数少ないボドゲを遊ぶ知り合いが「面白かったよ!」と言っていたのでそれ以来ずっと気になっていたボドゲなのです。あんまり褒めたりしない人が言うと説得力あるよね。
メカニクスはシンプルなワーカープレイスメント。手持ちのワーカーコマを置いて、そのエリア効果を処理するアレです。森が舞台なので小石とか木の枝とか集めながら、自分の区画に建物を立てたり、動物たちを招いたりして街を発展させていくゲームですよ。ずっと売り切れが続いてたので入手できずにおりました。
再販後も再びプレ値に。エバーデールって買える?
エバーデールは2018年の作品。海外では発売当初よりかなり人気が高いボードゲームで日本では2020年1月にアークライトから完全日本語版が発売されました。発売直後に売り切れ、その後は1万円を超えるプレミア価格となっていました。(定価は8500円くらいなのにね....)昨年末に拡張の「真珠の入江」日本語版の発売に合わせて基本セットも再販。しかし2021年1月現在、基本セットと拡張ともにプレ値復活。。。でもこれだけ品薄なら再販計画もきっとあるはず。再販を待ち望むのです....次は拡張を。
同じ世界観を持ったタイトル「ファーショア」も発売されたよ!
舞台はエバーデールの北方にある海岸。エバーデールの拡張ではなく、独立した関連タイトルの「ファーショア」の日本語版が2024年に発売されました!
エバーデールのコンポーネント
箱を開けると意外とシンプル。あの特徴的な大きな木以外はタイルも少ないし、リソース系も4種類。あとはカードとコイン、扉トークンになる。最近「コンポーネントがシンプルなゲームは面白いゲームが多い」という固定観念ができつつあるので勝手に期待度があがっちゃう。
大きなツリーボード!
エバーデールを象徴するかのような木のボード。1番上には未使用のワーカーが配置され、季節ごとに増員されてゆくのだ。
可愛い動物&建物カードたち
すでに写真では見ていた。いろいろ見ていたんだけど、いざ実物見るとやっぱり。
めっさ可愛い(●ↀωↀ●)!
ちょっと童話というかお伽話というか、可愛いだけではなくてアダルトな雰囲気も滲み出るとても繊細なデザイン。良い!好き!
コマ類も可愛い
このワーカーコマの可愛さったらないであろう。1番左がなんの動物なのかわからないのだけど、造形が可愛い。資源コマも木の樹脂、小石、木の枝、果実と森で拾えそうなものばかり。とにかく雰囲気あって良いのです。ようは全部可愛いってことで正解。
エバーデールのルールと遊び方
エバーデールの谷に新しい街を作ろう!というフレーバーなのでプレイヤーは自分の担当する区画に街を作ります。街には建物を建て動物たちを招いて活気ある街にしなくてはなりません。ゲームは冬の終わりから始まり、春から夏、秋へと季節が移っていきます。
勝利条件
季節が一巡し、手札からプレイ出来るカードがなくなりワーカーの配置もできなくなったら得点計算になるよ。最終得点が誰よりも1番高かったプレイヤーが街の発展に1番貢献したプレイヤーとして讃えられるのです。
ゲームの準備
準備はとっても楽チンです。1番気を使うのは木のツリーボードの組み立てかも。森カードと特殊目的カードがランダム配置だけど、それ以外はひとまとめにして配置するものが多いので煩雑さはほぼないです。
- テーブルの中央にメインボードを広げる
- ツリーボードを組み立てて設置
- 目的タイルを所定の位置に配置
- 動物&建物タイルをシャッフルして山札にする
- 森カードからプレイ人数に応じた枚数をボードに配置
- 特殊目的カードから4枚をランダムに選択しツリーボードに配置
- 動物&建物カードの山札から8枚を公開しメインボードに配置
- 参加人数に応じて動物&建物カードを山札から配布
- 自分の選択した色のワーカーコマを2つ受け取る
- 残ったワーカーコマはツリーボードの1番上に、季節ごと分けて配置
各プレイヤーは最大で15枚のカードを手元に並べる(縦3×横5枚)ことになるので、それぞれのプレイヤーの前に空きスペースは確保した方が遊びやすいと思うぞ。
手番の流れ
ルールも比較的わかりやすいですよ。手番は3アクションのうちから1つ選ぶだけという判りやすさ。1つ選んで実行したら、次の人に手番がうつるよ。
a)ワーカーの配置
手持ちのコマを配置して、そのエリアの効果を処理する。配置できる場所には肉球のスタンプ?が描かれているのですぐにわかるぞ。肉球を囲む円が閉じているところは占有エリアで誰かのワーカーが置かれていると他のプレイヤーはそこには配置できない。
b)カードのプレイ
伝書バトを招くには果実2を支払う。でも郵便局を建てている場合は支払い不要!
手札、または公開されている8枚のカードから自分の区画にカードをプレイするよ。プレイするにはカードに描かれたコストを払う必要があるのだけど、カードの左上に建物名が描かれいてる場合は、その建物を自分の区画に持っていればコスト無しでそのカードをプレイすることができるのです。
- 特別な動物・建物は同じカードを2枚以上置くことができない
- カードの効果を使ってプレイできるのは1カード1枚まで(扉トークンを配置する事)
c)次の季節の準備
手元のワーカーが尽き、手札からもプレイできなくなったら次の季節の準備となるよ。ゲームは冬の終わりから始まっているので、春➡︎夏➡︎秋と季節が進む。
- 春:ワーカーが1つ増加。自分の区画の植物カードの効果を得る。
- 夏:ワーカーが2つ増える。植物カードの効果は発生しない。
- 秋:ワーカーが1つ増える。植物カードの効果を得る。旅路トラックが使用できる。
秋のラウンドが終わり、一年が経過すると最後の得点計算となるのだ。
ソロプレイは出来る?
エバーデールはソロプレイ可能!ラグワートという少々やっかいな相手がエバーデールの谷 に戻ってたので追い返しましょう。というソロプレイが出来るのです!
ほぼ基本ゲームと同じルールで遊ぶことが出来るけど、いくつかお邪魔的アクションが追加されます。
ラグワートのワーカーは毎ラウンドどこかを占有し使えなくしてしまう
ソロプレイでは3年を遊ぶ設定になっていて、1年が経過するごとにお邪魔レベルが上がっていくというルールです。ラグワートを見事追い返すことが出来るか?カード能力の把握にもオススメできるソロルールだよ。
エバーデールの感想というか気に入った所
告白します。実はエバーデールに対しては最初懐疑的に思っていたのです。可愛いだけちゃうかと。なんであんなに飛ぶように売れて在庫切れるんじゃろ?と訝っている面もありました。
で、今日箱を開け、中を確認しつつなんでしたらばソロプレイしてみるかとなった訳ですが....いやエバーデール面白いっす!なんか疑っててほんとすみませんでした!
可愛いだけじゃなくてカードのコンボも気持ち良し、考え所も程よく悩ましい。ワーカーに賃金や食料を払う必要がないのでそこまで苦しくなく、リソース管理があまりうまくない自分でも「次はコレ建ててああしよう。」みたいなことを見通しながら遊ぶことが出来るのですよ!
旦那と宿屋の主人、どっちをプレイすべきか悩ましい訳です。主人か?旦那か?旦那をプレイするなら夫人も呼びたいんだけど、夫人は出てくるのか?みたいな悩みが尽きません。カードのフレーバーのおかげで妄想も進みます。
ゲームの最後にならぶカードも気持ちよく、様々なドラマが生まれそうな街づくりが出来ると満足感アップ。(勝敗には関係ない楽しみだけども)カードのコンボは思わぬところで繋がってくれたりするので、よくよく効果を見てアレコレ考えるのも楽しい。ほどほどにカードの引き運もあるので経験者だけが有利という訳でもないのはあえてなのかな?と思いました。ワーカープレイスメントの楽しいところがギュッと詰まっていて、参加した人がレベルに関係なくそれを体感できるゲームではないかと!同じメンバーで何度か遊ぶなら初期手札はドラフトにしても面白いかな?
やっぱり評判がいいゲームって面白いです。最初懐疑的だったのは入手できなかったことへの嫉妬であったということに気がつかされました....(´・ω・`)
という訳でエバーデール、良いぞ。
拡張再販されたらポチるっ!
ポチった!
エバーデールの販売・再販情報
プレミアム価格なので、今すぐ買わなくても良いかと。まだ日本語化されていない拡張があるので、再販されるんじゃないかなと思っておりますよ。