いぁ!くとぅるふ!
いぁ!いぁ!ふたぐん!
今日はワンナイト人狼:狂気Ver.の開封レビューをお届けするよ。絶対1人で遊べない系ボードゲームなのだけど、なんか可愛くてポチってしまった...
可愛いクトゥルフにテンションあがりながら開けてみたら、想像以上にぶっ飛んでたので是非ご紹介したいとおもう!
〈ワンナイト人狼って?〉
そもそもワンナイト人狼って何?という方向けに簡単なルール説明を。ワンナイト人狼は一晩で決着の着く人狼系パリピパーティーゲーム。狼は村陣営を処刑すれば勝ちだし、村陣営は人狼を処刑すれば勝ちなのだ。それが一晩で行われる。
これがワンナイト人狼だっ!
まぁ今更説明の必要がないくらいに有名なゲームで、海外でも名前を変えて発売されていたりする。役職が変更され、プレイ感が異なるバージョンなども多数発売されている。今日ご紹介するのもそのワンナイト人狼のバリエーションパッケージだな。
狂気ver.について
ワンナイト人狼 狂気ver.は2018年ゲムマ秋で発表された新作だ。なんとクトゥルフ神話をテーマにしている。パッケージには2頭身ドッド絵のクトゥルフが「いぁ!」とか言いつつ描かれている。いや、クトゥルフ様をそんな扱いするだなんて....いぁ!
〈開封〉
ワンナイト人狼 狂気Ver.
プレイ人数:3〜7人
対象年齢 :10歳以上
プレイ時間:10分
コンポーネント
ワンナイト人狼全般に言えるのだが、カードしか基本的に入っていない。カードというか強烈に厚みのあるタイルとも言えなくもないか。狂気ver.では更に狂気カードなるものが入っている。
この狂気カードは旧支配者と狂信者の役職によって、このゲームに参加するプレイヤー達の正気を奪うカードだ。このカードの導入によって、狂気ver.と名付けられたこのワンナイト人狼の本領がテーブルを囲むプレイヤー達を襲う。
陣営
狂気ver.のカードは2つのチームに分かれて争う。
人間チーム
探索者 :基本版の村人と同じ。
夢見る人 :基本版の占い師と同じ。
這いよる混沌:基本版の怪盗と同じ。狂気カードが自分の前に置かれていた場合、他人の前に移動する事ができる。
非人間チーム
旧支配者 :基本版の人狼と同じ。狂気カードを引き、各プレイヤーに配布する事ができる。
狂信者 :超人ver.の狂人と同じ。狂気カードを1枚引き、任意の人の前に配置する事ができる。
基本の役職能力についてはコチラを確認してほしい。
〈ワンナイト人狼の遊び方〉
ゲームの流れは基本的にワンナイト人狼のルールを踏襲するよ。
準備
5人プレイ時のセットアップ例
- 役職カードを参加人数分+2枚準備する
- カードをよくシャッフルして、場の中央に伏せて置く。
- 各プレイヤーはそこから1枚づつ選択し、手元に伏せて置く
- 残ったカードは2枚伏せてテーブルの中央に置く
- 狂気カードを人数に応じてセットし中央に伏せて置く
- プレイヤーの中からゲームマスターを選出する
以上で準備は完了だぞ。なお、参加人数によって使用するカードはルールシートに記載されている。狂気カードも難易度に応じて枚数調整が推奨されてるみたいなので、ワンナイト人狼廃人以外の方は従った方がよいと思う。
5人プレイ時のおすすめカードセレクト
マスター役って?
ワンナイト人狼の良いところに人狼におけるゲームマスターが不要、というルールが存在する。通常の人狼ではゲームマスターはプレイに参加しない。しかしワンナイト人狼のゲームマスターは進行役、という意味合い程度でプレイ自体に参加できるのが特徴だ。狂気ver.に限らず、マスターとしてフォローを行う事ができるプレイヤーがいるとゲームの進行はぐっと楽になる。もちろんマスターもいずれかの役職を持っているので、夜の時間はカードの役職に従う。あくまで進行役として声を掛けるのみだ。
カードを受け取ったプレイヤーはそっと自分の役職を確認し、カードは手元に伏せて置く。なお全プレイヤーが自分のカードの役職を確認できるのはこのタイミングだけ。夢見る人(占い師)や這い寄る混沌(怪盗)は夜の時間で役職カードを見る機会があるが、基本的にゲーム終了時まで自分の役職を確認する事は出来ない。
〈ゲームの流れ〉
ワンナイトなので、夜の時間▶︎昼の時間でゲームは終了する。本当にサクッと終わる。
夜の時間
全員が一斉に手や指で机をカチカチやりながら、夜の時間は始まるよ。マスター役の指示に従い、各役職のプレイヤーが順に行動していく。
1・旧支配者旧支配者はそっと目を開け、自らの陣営にいる仲間とアイコンタクトを取る。そしていずれかの支配者が最大でプレイヤー人数−1枚(4人プレイなら最大3枚)の狂気カードを山札から引き、中を見ずに各プレイヤーの前に置く。
2・狂信者
狂信者は狂気カードの山札から1枚引き、任意のプレイヤー(自分でも良い)の前に置く。既に狂気カードが置かれていても、問題はない。(1プレイヤーにつき最大2枚まで)
3・夢見る人
夢見る人はそっと目を開け、誰か1人、または中央に伏せられた2枚のカードの中を確認できる
4・這いよる混沌
這いよる混沌はそっと目覚め、誰か1人とカードを入れ替える事が出来る。そして狂気カードが置かれていれば、誰かの前に移動することもできる。
そして世があけ、昼の時間となる。昼の時間、旧支配者に恐れを抱く人間勢は墓地の周囲で議論を行うのだ。「この中に支配者が潜んでいる!」と。
昼の時間
各プレイヤーは自分の役職にそって議論を行う。人間勢なら旧支配者、非人間勢なら探索者や夢見る人を処刑するために情報を駆使する。旧世界の支配者は自らの役割を「夢見る人」の様に振る舞い、あたかも別の人間が旧支配者だと思わせても良い。全員が疑心暗鬼にとらわれながら、封印する相手を見定めるのだ。
狂気カード
プレイヤー達は昼の時間が始まる前に、配置されている狂気カードをそっと覗く必要がある。その指示に従いながら議論を行わなければならないのだ。狂気ver.がカオス、と言われる理由はこの狂気カードに由来する。その一例を紹介しておこう。
「他のプレイヤーをママとしか呼べなくなる」
「ママはぁ、旧支配者でしょ?」とか言わなくてはならないのだ。会社のメンバーとのプレイ時にこんなカードを引いてしまったら、もはや会社には居場所がなくなる気がする。
他にも「誰かが探索者と言うたびに立ち上がり、そっとその人をハグする」とか、「這いよる混沌と思い込んでおり、交換はしなかった!と頑なに譲らない」とかも酷い。
もし、女子が「探索者はぁ...」とか発言してしまったらどうだ。突然ハグをしたらそのまま痴漢としてチーン....となる事、間違いなしではないだろうか。もちろん、 狂気カードの中身は他のプレイヤーには公開しないので、本当か嘘かわかりはしないが従わなくてはいけないとルールには記載されているのがポイントだ。どうする。。。ゲーム的にはカードテキストに従うべきだが、気をつけないと本当に社会的に抹殺されるかもしれない危険を孕んでいる。
議論について
正体を暴くための議論はあらかじめ時間を設定しておいた方が良いようだ。だいたい1人1分程度という意見が多いみたいだな。5人参加なら5分という時間で、真実を突き止める必要があるのだ。
封印の時
議論が終了したら、封印の時だ。全員が一斉に封印の対象だと思うプレイヤーを指差し、多数決で封印対象をはっきりさせるのだ。
封印されたプレイヤーがカードを公開し、役職を確認する。果たして結果は人間陣営の勝利か、非人間陣営か。。。
〈まとめ〉
ワンナイト人狼、実はまだちゃんと遊んだ事がない。。。そこで狂気ver.を開封するという暴挙レビューが今日のレビューだ。ワンナイト人狼は相変わらずの人気で手軽に遊べるので人気があるな。
特に狂気に染まってなくても言うてるがな....
今回開封した「狂気ver.」はカードの絵柄も可愛いし、狂気カードのスパイスも相当に効いている。初めて会った人たちで狂気ver.を遊ぶのはちょっと勇気がいるかもしれないが、まぁそれもいいと思う。もしかしたら即座に意気投合するかもしれないし、もしかしたら永遠に合わない人になるかもしれない。
あ、あと色々な意味で自分の狂気な面もさらけ出す可能性もある。楽しみながら心配しながらプレイするべきだな。普通のワンナイト人狼をワンゲーム遊んでからの方が、すんなり楽しめるかも。
ワンナイト人狼 狂気ver.!(ΦωΦ)イイネ!!
あ、やっぱ専用スリーブは欲しいと思う。
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もうまとめてポチっても良い気もする。
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