ぼっちのホビーBlog[暫定版]

主にボードゲーム中。ぼっちの時間を豊かにするブログ。

【コラム】流通しているコヨーテに偽物が?許しがたいボドゲの海賊版を手にしないために、ネット通販で注意している個人的How toなどなど。

ども。コモノです。

 

つい最近ですがツイッターでちろっと気になるニュースを見かけました。

 

「しいみ みやこ 413-385 @ハイカイモデル」さんが、いわゆる海賊版というニセモノの可能性がある商品が届いてしまったというツイートを行ったところ、様々な方面から情報が寄せられていた件です。

その後、しいみさんの件はコヨーテの出版元であるニューゲームズオーダー、Amazonなどが対応してくださっているようです。ニューゲームズオーダーもAmazonも今回の件については厳密に言えば責任がない(たぶん)訳ですが真摯に対応してらっしゃるようです。日本スゲーな。きっと海外だとこういう対応にはならないんじゃないか??と日本から出たことがないコモノは偏見でいっぱいです。海外勢スマン。

 

さて、 ボードゲームに限らずネット通販では非対面販売・商品現品の確認が困難な状況で売買契約を結ぶ形態なので、ある程度ユーザー側にも自衛策が求められます。インターネット怖い。

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今日はあくまで買手であるユーザーがインターネット通販で気にしておきたいHow toなるものを参考にまとめておきたいと思います。個人的にネットでボドゲをポチる時にいつも注意してる事のまとめですね。それでも完璧にとはいかないですが、かなり確率は下げられるかなと。

 

なお、今日はボドゲの写真すらない文字中心の記事ですので、お時間のあるときに是非どうぞ。買ったら確実に悲しい気分になる海賊版なんか手にするんもんじゃ無いですよね。

 

 

【心得①】大手は安心という幻想は捨てた

まず、日本人の傾向として「よらば大樹の影」という、大手=安心という先入観のようなものがあります。まずこの意識を捨てます。理由はWEB上のショッピングモールが偽物販売の主舞台になりつつあるという現状からです。悲しいかな、それが現実。

 

現在国内でのECはショッピングモール形式での販売が主流となりつつあり、そのプラットフォームは日常のネット販売で誰しもが利用するインフラ化しつつあります。

ショッピングモール形式というのはAmazon・Yahooショッピング・楽天などが用意したシステム上に間借りする形で企業などがショップを出店し販売を行う形態です。ポイントシステムなど横軸の付帯サービスを導入し、EC以外の他のサービスでの利用も可能にしている事が多いです。ショッピングモールはその利便性を武器にユーザーを囲い込むため「アマゾンで買った・楽天で買った・ヤフーで買った」など、個別のショップ名ではなくモールを運営する事業者名で買い物をしている認識のユーザーがかなり多く存在します。偽物を販売する業者たちはこの層をターゲットにしている訳です。

本来ショップは大手モールの仕組みを利用することで、心象的なユーザーの不安感を払拭することが可能となります。また、立ち上げ間も無いショップにとっては長期にわたり地道に獲得せねばならない「信頼」という大事な要素をショッピングモールに出店する事である程度享受できる事がメリットな訳です。しかしながらこの点を悪用すれば本来信用がゼロである悪徳ショップでさえも、ユーザーの信頼を得ることが可能になるわけですね。

モール事業者も様々な手段を講じてはいるものの、全ての悪徳ショップを排除することはやはり難しいようです。やはり大手ショッピングモールに出店しているから安心、という安易な考えは捨てるべきでしょう。ええ捨てましょう。

 

【教訓】大手(Amazon・Yahoo!・楽天)だからって、安心しない

 

 

【心得②】販売者情報をじっくり見る

販売者情報というのはインターネット(日本国内)で商品を販売する業者(法人・個人とも)が明示を義務付けられた情報です。海外でそういう法律があるのかは知りませんが、海外サイトでも書いてあるところ多いですね。国内でそれを規定した法律は「特定商取引法」といいます。

www.no-trouble.go.jp

特定商取引法は消費者を保護する目的で定められた法律で様々な販売形態について細かく規定がなされています。中でもインターネット販売にかかわるのは「通信販売」についての規定です。この中には事業者がインターネットでの販売を行う際に守らねばならない規定も含まれています。

 

その中で、ユーザーがまず簡単に見分ける事ができるのが「販売者情報」です。

日本のサイトだと「特定商取引法に基づく表記」「運営者情報」という文字列でショッピングサイトにリンクが付いていて、そこで確認することが出来ます。この販売者情報をよく見ることでかなり偽物や海賊版を回避する確率が上がります。

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◆ Point◆

記載を確認する際は特商法での表記要件を満たしているか?を注意してみています。法令遵守の意識があるかどうか、ある程度そこでわかることもありますね。

特定商取引法の通信販売にかかる法律では、販売を行う者が消費者に示さねばならない項目が決められています。

www.no-trouble.go.jp

色々細かく規定されているので詳細は省きますが、パッと見てわかりやすい項目で必須と定義されている項目が以下の3つです。

・「会社名または商号」

・「代表者名または責任者名」

・「電話番号」

この3点セットが1つでも欠けている場合、その販売者の情報は法的な要件を満たしていない事になります。また、この3つの記載を見るときのポイントは以下のような事に注意しながら確認しています。

1)記載の内容は一般的に納得できるものか?

アマゾンなどで見かける事がありますが、運営者情報の表記が英語の場合があります。英語での記載があった場合は取り扱い商品を見ます。そのショップで取り扱っている商品が主に国内に向けられた商品(海外版もあるのに日本語版のボドゲとか)だった場合、そのショップでの購入は避けるようにしています。

英語自体での表記は問題がないですが、その場合は越境ECと呼ばれる海外の購入者に向けたアイテム(国内同人作品を海外に向けて販売するなど)である事が自然です。国内販売を主とするなら運営者情報は日本語で書かれている方が信頼性としては高くなりますよね。その点を考慮していないショップは購入後のトラブルなどが発生した場合、交渉が難しくなりそうだと考えます。なので個人的に利用は止めてます。

2)販売者の住所は国内か?

住所が海外(これも違法ではなかったと思います)だった場合、単純に「なぜ?」と思いますので購入は控えています。並行輸入品を取り扱う海外業者では稀に海外の住所を記載している事があるようなので、ケースバイケースでしょうか。最終的には自己判断です。

3)住所と電話番号の局番は一致しているか?

意外と見落としがちなのが記載住所の局番と、表記された電話番号の局番が異なるケースです。ショップがフリーダイヤルを設けている場合はこの項目はスキップですけどね。特に違法というわけではありませんが個人的にこの違いが確認できた場合も購入は見送るか、かなり慎重になります。特にボードゲームを取り扱っているショップでは現時点で販売拠点が複数に分かれているケースは少ないように思います。その場合は事務や顧客対応を行う場所と商品発送を行う場所が近しい、または同じである事がほとんどです。(特商法の住所表記は本社ではなく、事業者の営業拠点を記載しても良いことになっています)

ある程度の規模を持つ企業が多店舗経営を行っている場合などを除いて、表記住所と局番は一致している事が自然と考えます。怪しくて心配!って場合はたまにグーグルマップのストリートビューとかで確認したりしてます。

4)ショップ名は聞き覚えのあるショップか?

今までの心得を全て無にして恐縮です。国内で信頼できるショップさんを挙げてくださいと言えばスラスラいくつか挙がると思います。そういったよく名前を聞くショップでの購入が一番確実かもしれません。

また友人やお知り合いにボードゲームが好きな方がいる場合、そういう方にアドバイスをもらうのも良いと思います。少なくとも国内で営業をされているボードゲーム専門店を名乗るショップさんが偽物を販売する可能性は少ないですし、仮に販売してしまったとしても(偽物と気がつかずに販売してしまった場合)その後の対応はスムーズかと思います。

 

【心得③】匿名配送を使用している業者に注意

ヤフオクやメルカリなどで、個人の氏名や住所(販売主・買主とも)を相手に通知せず購入することができる仕組みがあります。主に個人情報保護の観点では非常に有意義なサービスですが、悪意を持ったショップとの取引が匿名で可能になった場合、責任の所在が非常に曖昧になります。ましてや商号や屋号を掲げているショップ・ストアが匿名配送を利用していた場合は、かなり慎重にならざるを得ません。

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ただし、最近ではAmzonの「FBAマルチチャネルサービス」のように他のモールで購入してもAmazonから届くなど(いわゆる直送転売とは異なる)流通が多様化しているので、よくよくショップの利用規約などを確認する必要がある点にも注意です。

 

【心得④】購入ボタンを押す、押さないは自分で決める。

さて、最後の心得はちょっと方向が違うんですが、ネット通販で毎回自分で意識している事が購入は自分で決めるというシンプルな意識です。自分で決めた事なので何があっても自分で責任を取る、と思いながらポチるとですね、、、不思議と偽物やトラブルに巻き込まれにくくなりました。自分に責任があるとなれば、少々確認が面倒でもチェックしようという気分になります。

過去に巻き込まれたトラブルとしては、注文した商品が届かなくて、しょぼくれた経験(国内で)があります。その時は販売者情報をしっかり見ていなくて、慌ててよく見たら住所表記の場所は駐車場だったというオチでした。。(。-з-)

現職でネットやECに関わる仕事をしてるんですけどねぇ・・・恥ずいなw 

それ以來、「安さだけに釣られたら痛い目見る」という教訓としておりますよ。

 

 

〈よくある間違い〉

クーリングオフはネット通販では適用されない

基本的に売買契約は販売者と消費者の1対1で結ばれる契約です。特定商取引法もその原則で定められており、消費者保護の規定がいくつかあります。中でもよく聞く勘違いとしては「クーリングオフ」についての認識があります。クーリングオフ制度というのは原則としてインターネットの販売(通信販売)では適用されません。返品やキャンセルについての規定は、各ショップが設けている返品規定や返品特約となります。返品規定をしっかり設けていて(返品を不可としていても問題は無い)わかりやくす記載しているかどうか、事前に確認するようにしています。

ネットオークションも特商法の適用を受ける

ボードゲームの購入先として、ショップではなくネットオークションを利用することもありますが、オークションについても注意が必要です。ネットオークションもいくつかの要件を満たす場合、特商法の対象となります。特に個人が事業として行っていない場合であっても「繰り返し販売する」意図が確認された場合は特商法の影響下にあると判断される事があります。個人間売買はさまざまなトラブルが発生しやすいので、より他のユーザーからの評価などを十分注意して確認しておくと良いと思います。

 

 

〈まとめ〉

消費者を欺き、利益をあげようとする人がいるかぎりは偽物や海賊版と呼ばれるアイテムは存在しつづけると思います。特にボードゲームは複製が容易であり、その対象となりやすい商品とも言えます。現在ボードゲーム の業界で名前が通っている専門店の方々があえて偽物を販売するようなことは考えられないですが、今後市場が広がり様々なショップが取り扱いを始めれば、残念ながらその確率も上がっていくのも事実です。

海外でも同様の問題は発生しており、USのAmazonでも同じような問題は常に発生しているようです。2018年の記事ですが、ボードゲーム の偽造品の現状について書かれていました。

icv2.com

そういえば「宝石の煌き」(海外版)もそんな話題があったような。。。海外から直接購入してそんなもの入手してしまったら対応する手立てはほぼ無いかなと。

 

 また、冒頭で触れたコヨーテ以外にも人気作は常に狙われていると考えて良いと思います。海外のボードゲームのみならず、国内の人気作もその対象となってしまっているようです。これ酷いよねぇ・・・

twitter.com

やはり自衛あるのみだわ。(メ゚皿゚)フンガー

 

不幸にも偽造品?と思われるような商品を購入してしまったら、販売元のショップやゲームを出版しているメーカーなどに相談してみることをお勧めします。

それでも完全に見破るのは難しいわけですが、情報を常に確認し自分で自分の財産を守る意識を持つことは何よりの予防になるのかなと。それでもトラブルに巻き込まれてしまった場合は国民生活安全センターなど然るべき機関への相談も考えましょう。

www.kokusen.go.jp

皆様も楽しいボードゲームライフに水を差されることがないよう、くれぐれもお気をつけくださいませ。

 

 

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