グルームヘイヴン日記(4日目)
今日の日記は黒盛り塚にいた盗賊どもを追い回していたら盗賊の根城「盛り塚のねぐら」にたどりついたって所から。これまでの日記は以下のリンクから辿ってほしい。
あと先にお断りしておく。やっぱりネタバレは避けられないので「#2盛り塚のねぐら」を楽しみにしている人は、今日の日記は読まないほうがいい。
街に一度戻ろうかと思ったけれど、勢いってやつは大事だ。結果的に女商人の依頼は達成、無事報酬ももらったけれど、部屋の奥に見えていた宝箱を取り損ねてしまった。今日は初めての冒険らしい失敗談を書いておこうと思う。
弓を構えた女盗賊
部屋に入った途端に美女2人にお出迎えされた。手には長弓をしっかり握りしめてるっていう大歓迎っぷり。戦闘にも少し慣れてきたせいもあって軽く制圧してやった。
少しだけ見惚れたけども心が乱されることもなく(嘘ですごめんなさい...)軽く蹴散らしてやったのは間違いない。
首領とのご対面
なんか仰々しい扉がある。この先に親玉がいるって事だな?
プレイヤーは静かに部屋の奥にあるドアを開ける。
って言いたい(書きたい)んだけど、あらかじめシナリオに出てくるモンスターの種類や数は判っているので躊躇なくドアオープン。
部屋の中央に髭面のおっさんが居るわ。親玉はあいつか。初ボス対面。
ボスの特殊能力によれば、部屋にある扉を飛び回りながら開けていくという、迷惑きわまりないオッサンだということが判っている。お互い良い歳になんだから、もう少し落ち着きっていうものを身につけよう。
放ったらかしておくと片っ端から生ける屍のいる部屋を全部解放しちゃうので、どこかで仕留める必要がある。それを見越して位置どりをしながら戦闘に突入だ。
部屋にはもう1人、妙齢の女盗賊が長弓を携えている。あれだ、上位モンスターってやつだ。ボスの横にはめっちゃ美女が居ます的なアレだ。もうそれだけでボスに対する敵対心が煽られまくる。
メイジ系のスペルヴィーヴァーと遠距離攻撃は相性がよろしくないので、気の毒だがこやつから仕留めにいく。厄介な美女の相手はブルーノに突っ込んでもらうことにした。
ひたすら先制攻撃シフトでカードをプレイしたところ、女盗賊はなんなく倒せてしまった。なんかゴメン。その間飛び回っていた落ち着きのないオッサン盗賊の親玉のせいで、生ける屍がいる部屋のドアが空いている。。。
近寄ってくるのはコイツです....
グロいねん!グロいんイヤぁぁぁぁぁっぁっ...((;゚Д゚)
のそのそと入り口に近く這い寄る屍に若干ビビりながら、さっさとオッサンを片付けないと...まだ出てきてしまう。そんなのゴメンだよ。
2つ目のドアに移動したところで首領を補足、2名で1ターンキルを狙うものの失敗。あと1発ってところで次の扉に移られてしまった・・・中からは生ける屍の陰惨な叫び声が聞こえる。聞きたくないが、聞こえる(妄想中)
よく見ると部屋の一番奥に宝箱が置いてある!クリア条件は全ての敵を倒す事だから、あとで取りに来よう。そうしよう。
首領の最後
あの叫び声に若干心の中で取り乱しつつ、盗賊の首領を仕留めることに専念する。生ける屍の移動力が低い事を逆手に、首領の先行討伐を優先した。美女とか連れてるくせに落ち着きないオッさんとか万死に値するしな。そうに決まってる。
ブルーノ偉いっ!
щ(゚Д゚щ)カモォォォン
щ(゚Д゚щ)カモォォォン
щ(゚Д゚щ)カモォォォン
無事首領を討伐し、残された部屋の中にいるであろう生ける屍との対面は避けられた。なんかさっき骸骨が召喚されてたけど、カードに恵まれたおかげでサクッとサヨナラしてやったぜ。
残敵掃討。
さぁ、でも油断はできない。残敵の中には生ける屍の上位モンスターがいる。油断せず慎重に掃討作戦を展開する。この頃になると手札の残りが厳しくなってきていた。
まぁでも、残りの敵を片付ければ終わりだし。スペルウィーヴァーの位置が絶妙なのでここから遠距離魔法で一気に焼き払ってやろう....
これを華麗な選択と言わずして、何を華麗と言うのか?
喪失山に行ってしまうけれど、火炎のオーブを温存していた甲斐があるというもの。いやぁ、メイジ冥利に尽きるプレイでありましょう。そうでしょう。
狙った3体のうち、弱っていた1体は焼き払ってやった。残る2体にも瀕死のダメージを与えることに成功。こうなればもう敵ではない・・・
残り一匹を残したところで、ゆっくり宝箱を回収すれば、このミッションは大成功に終わることが確実だ。
まさかの事態に....
冒険てのはな、順調な時ほど慎重になるんだぜ?
じゃなきゃ悪魔に魅入られてしまい、あっという間にアレだぜ....
酒場の片隅の爺さんの独り言より
誰がそんな結末を予想しただろうか。まず、ブルーノが足止めを食らう。そしてスペルウィーヴァーを宝箱に向かわせる時点で致命的なミスが発覚した。
そう、手札切れである。
グルームヘイヴンではキャラクターがそのシナリオから脱落する条件がある。わかりやすい条件で言えばHPがゼロになる事。そしてもう1つの脱落条件が手札が尽きる事だ。
手番開始時に2枚以上の手札を持っていない場合、それはキャラクターの戦線離脱を意味する。
スペルウィーヴァーの手札はもう2枚しか残っておらず、移動アクションをとれるカードはない。デフォルトの移動アクションで進めるのは2エリアまで。どんなに頑張ったって部屋の奥底の宝箱に届くわけがない。ブルーノの手札にはまだ少し余裕があったけれど、残された1体のモンスターを最短で仕留めても手札が切れるまでに宝箱に到達する術はなかった....(゚◇゚;)
このあと、めちゃめちゃ生ける屍に八つ当たりした。
あとがき
グルームヘイヴンは手札管理がとても重要だ。最後の目的を達成する事を念頭に置かず、闇雲に手札をプレイしていると目的を達成することが困難になっていく。ソロプレイですらこんな失敗を起こすのだから、、と思ったけど、きっと皆でプレイしてれば誰かが速攻宝箱には行くか、と気がついた。(笑
今回取り損ねた宝箱は無くなるわけではなく、別のパーティがチャレンジすれば入手出来る。 そんな平行軸があるのもグルームヘイヴンの楽しいところだな。
教訓
カードのご利用は計画的に。(色々と)
次回予告
アイノックス?アイノックスってそもそもなんなの?
なお、実はちょっとチャレンジしたけど2回全滅したんですよ....
スタートセットもある!
【関連情報】
ArclightGames Officialページ
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【販売情報】
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