ぼっちのホビーBlog[ボドゲ版]

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グルームヘイヴン日記vol.2|インサートってどうなのよ?え?まだ冒険行かないの?いや行けないっての...( =ↀωↀ)〈準備編〉

グルームヘイヴン日記(2日目)

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昨年末、開封編と称してグルームヘイヴン日記の1日目を書いたわけだけど、その時は茶化すくらいの軽い気持ちで末文に書いたこのタイトル。 

次回予告:インサートってどうなのよ?え?まだ行かないの?いや行けないの(仮題)

実際のところ、半分冗談で「チュートリアル〜シナリオ1」くらいまでは余裕で遊んだ感想を書くつもりでいたし、書けるとも思っていた。でも現実はその茶化したタイトルをそのまま冠して2日目の日記を書くことになった。それはなんでかというと、その理由をダラダラと振り返るのがこの2日目の日記だ。

 

インサートを組み立てる火曜日

ボードゲームにはインサートと呼ばれるアイテムが存在する。紙やプラスチックで出来たゲームの用具を箱の中に散らばらないように収納しておくアイテム。仕切りのついた追加の引き出しのようなアイテムだ。

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グルームヘイヴンは長い冒険の物語だ。全部で95本(+17本)のシナリオがあるし、登場する種族も9種類。キャラクター達は自分のストーリーを持っていて、個人の課題をクリアするとグルームヘイヴンの街を去っていく。そんな自由な展開を混乱なく続けて遊ぶならプレイそのものは混乱が少ない方が楽しめるし、毎回の準備だって億劫にならないと思ったわけだ。

www.etsy.com

そうしてEastyというECモールで見つけたグルームヘイヴン用のインサートを取り寄せておいた。木製のちょっといいヤツ。これ1つで大箱のボードゲームが1つ買えるけれど、そんなのは対して問題じゃない。独りで行く冒険の準備は入念にすべきだろう。

 

組み立て

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インサートを組み立てるのは初めて。自宅にはグレンモア2で一緒に購入したインサートがあるのだけど、あれは諸事情から棚の上でゲームと一緒に寝たままだ。だからグルームヘイヴン用のこいつがインサートに触れる初めての体験。

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子供の頃、同じような模型を作ったことがある。恐竜の骨格模型だ。先日も国立科学博物館に同じ模型が売っていたからきっと昔から同じ仕組みなのだろう。ただあの時手にした模型より数十倍はあるパーツ数だ。目がくらくらする。

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ひたすらシートにある図と、木製のボードに描かれた記号と形でパーツを探していく。おそらくこの手のアイテムは一度はめてしまうと外すのに相当苦労するし、下手をすれば折れてしまう。慎重に、慎重に。。。と気を使いながら進めていたら、1時間なんかあっとういまに過ぎた。半分くらいは進んだのか?

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途中で帰宅したカミさんが冷めた視線を投げかけてくる。まぁ当然か、昼のリビングを訳の分からない大量の木片がテーブルを占拠しているんだから。

 

最初の試練(インサートなのに)

気にせず組み立てを続ける。根気がいる。めげそうだ。首も肩も痛い。

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心も折れそうだ。終わりが見えない。

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幸い、この作業で1つ楽しい事を見つけた。購入したインサートは精度が思っていたより高くて、パーツを合わせて嵌めた時にパチン!という音がする。これが結構気持ちがいい。ガタガタに緩いとか、まったく入らないとかもない。少し嵌めにくいと思ったらゴムハンマーで軽くコツコツ叩いてやればいい。

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木工製品の市販量産品なのに、この精度はちょっと感動した。そのことだけに集中して、組み立てをつづけ全てが完成したのは始めてから2時間が過ぎようとしていた。

 

インサートの完成と晴れた午後

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なんとか完成したインサート。並べてみればなかなか満足感がある。パーツはぴったりハマっているように見えるけれど、多分いくつか補強はしておいた方がいいだろう。なにせあの中身をそのまま移し替えるんだし支えるべきコンポーネントの重さはかなりある。木工用のボンドはあったはずだから隙間に流しこんでおくことにしよう。

午後はそのままコンポーネントの移し替えを行う時間は取れなかったので、夜に改めることにして少しの休憩を取る。急がなくていい。冒険の始まりが少し見えてきた久しぶりの休日の午後は、気持ちがいい晴れた午後だった。

 

タイルを抜く夜。静かな夜。

いったい誰がシナリオ1まで終わらせて日記を書くとか言っていたんだ?全くもって冗談もいいところだ。かれこれタイルをインサートに格納する作業を始めてからもう小一時間が経っている。

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まだ山のように残っているタイルと向き合って、しかもしまう場所もよくわからないインサートに格納しなければならない。でも愚痴を言っても始まらないのは解っている。。。

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もくもくとタイルを抜き、テーブルで小分けにしてからインサートへ格納していく。このインサート、組み立てる説明はあるけどどこに何を仕舞うかは書かれていないので、WEBのPR画像を参考にとりあえずざっくり仕分けていく。

タイル抜きはどのボードゲームでもある作業だが、グルームヘイヴンは量が量だ。1タイルが1スライムとして、10匹くらいなら余裕で片付くけど、500匹と格闘するのはちょっと大変...みたいな感覚になる。

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でもきっと地味でも続けていれば500匹のスライムだって倒せるはず。
 

深夜24時を回る定時刻

案の定、このタイル抜きと収納作業も難航した。インサートは英語圏からの輸入であったため、基本全て英語だ。当然パーツに刻印されたモンスター名も英語の原題にあるもの。この対応表が当然ながらない。どうする...

 

モンスター達の仕分けという罠

刻印されたモンスター名は当然全てが英語表記。これを日本語版のモンスター名に合わせてスマホの翻訳アプリと格闘するのはちょっと無理がある。アークライトの翻訳陣は今回、相当の熱量でグルームヘイヴンの翻訳に取り組んでいたみたいだったからアプリでちろっと出てくる単語ではかすりもしないような気がする。。情報を求めてWEBを徘徊していたら全てのモンスターの名前が公式サイトに載っていた。ラッキーだ。

www.cephalofair.com

トークンの絵と名前を付き合わせて、わかるところから分類して入れていく。

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あとWEBの写真を見ていて気が付いた。それぞれのモンスターに割り当てられたカードはトークンの前面に差し込んで収納が出来るみたいだ。日本語名と英語名の付き合わせ。まぁだいたい分かりそうなので、今日のところは差し込みだけしておく。後でもう一度見直そう。

 

深夜25時。安定の時間と準備の終わり。

細かなトークンも多くて、こちらはPR系の写真を見ながら収納していく。この透明なカバーをつけたトークントレイはとても使い勝手が良さそうだ。カバーをつけて閉まっておけば、中が飛び散る心配もないし、このままテーブルに出して遊ぶことも出来る。

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マップボードをとりあえず重ねていれ、他のアイテムも写真を参考に移し替えをしていく。一通りの作業がおわり、移し替えが完了した時間は深夜の25時だった。

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いつもの時間だ。インサートの組み立てと移し替えにかかった時間は合計で5時間弱。冒険の準備は整った!と叫びたいところだけど、最後は疲れていてちょっと雑になってしまった。今日はシナリオを開くことも出来なかったし、仕方がない。

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でも冒険へ旅立つ準備がだいたい整った。これは素直に嬉しい。

グルームヘイヴンでは一体どんな冒険が待っているんだろう。準備だけでこんなにワクワクするなんて。この過度な期待にもきっとグルームヘイヴンは答えてくれるに違いない。

 

あとがき 

明日はいざ冒険だ!とはきっとならない。カードも意味がわからないまま放り込んでしまった種類もある。最終確認が済めば、いよいよグルームヘイヴンのプレイだ。

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インサートは素晴らしい。苦労した甲斐はあった。

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しかし今日はまだ冒険には行けない。焦らずとも少しだけ前進している。次こそはうまく行けばチュートリアルにも入れるだろう。僕の冒険は、もうじき始まるんだ。

 

次回予告:チュートリアルと僕の財布は、春を前に軽やかに音を立てている。(仮題) 

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 行くぜ?行っちゃうぜ?

仮題は却下されたvol.3

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