こんにちは、コモノです。
みなさん、最近掘ってますか?(掘る訳ない)
今日は先日アメリカなAmazonから海を越えてやってきた「Caverna:cave vs cave」のプレイレビューをお届けしますよ!
先日の開封レビューはコチラ だよ!
あの重ゲー「カヴェルナ / Caverna」が2人用(正確には1〜2人用)になった本作ですが、実際遊んで見たらばかなりもどかしい事になりました(笑)ゲームはタイルプレイスメントで進み、高得点のお部屋タイルを自分の洞窟に並べて勝利点で競い合うゲーム。「あのタイルを取るならば、アレをこうしてこうしたらアレして、、ああもう何やってんだかよく判らない!」ってなるボードゲームです(雑w)。
もうちょっと軽くてサクサクいくのを想像してたんだけど、めっちゃ悩む結果になったのはコモノのスキル不足だという点をさっぴきながら、プレイレビューはお読みいただきたい。。。タイル配置までの道筋が色々あって悩ましいこと請け合い。
2017/10/23追記
ホビージャパンから「カヴェルナ:洞窟対決」日本語版が発売されます!
【新製品案内】本日『カヴェルナ:洞窟対決』日本語版の案内を各取引先様に送付いたしました。
— ホビージャパン・ゲームツィート (@HobbyJAPAN_GAME) 2017年10月23日
今度は洞窟拡張2人対戦。
近日中に各店舗様で受注がはじまると思いますので、よろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/Ohw72SoPH4
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予約:カヴェルナ:洞窟対決 日本語版 (Caverna: Cave vs Cave)
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じゃじゃ、レッツラゴー。
【目次】
〈セットアップ〉
コモノが購入したのは海外の英語版。まだ日本語版が出ていないのでルールの和訳はBGGにアップされていた以下のルールを使用して遊んでいる。
翻訳してくださっている方、本当にありがとうございます。
ルールに書かれているセットアップの手順は、ざっくり言うと以下のとおり。やはりとっても簡単だな。
・ボード類の準備(アクションと洞窟ボード)
・アクションタイルの配置。
・ルームタイル(裏面が暗い方)の配置
・資材トークンの配置
おしまい!(雑)
もう少し細かいので、詳しくはルールを参照するのだ。。。
・ソロプレイ用のセットについて
まずアクションタイルを並べるボードの面に注意。ソロプレイでは左端のドワーフさんが1名の面を使用するよ。
こっちを使うのだよ。ちょっとドワーフさんが寂しそうだが、これから遊んでやるから心配するな。
裏面が明るい白のアクションタイルからランダムに3枚除外する。あとは普通の手順でセットアップしていくよ。なお、ルームタイルは9枚しか使わないように見えるけど、掘るたびにめくる山札として積んでおくよ。
〈アクションについて〉
まぁこれは単純にコモノの読解力の問題だと思うのだか、ルールを読んでいて以下のところが解りづらかったので書いておくよ。
・タイルのアクション表記
タイル内で区切られているアクションは、全てを実行することができる。ただし斜線(斜めの線)で区切られた左右のアクションは、どちらか1つを選択し行う。
「Undermining」は「オレンジのルームアクション2回」か「洞窟の採掘」か、どちらか片方だけを選んでアクションを行える。
・ルームタイル?
自分のボードに伏せられたルームタイルは、掘っただけでは使えないよ。実際に部屋を配置するにはアクションは最低2回消費するのが基本になるよ。
a)採掘のアクションを実行
b)掘ったタイルを表向きにサプライに出す
ツルハシの絵が描いてあるアクションでは掘っただけ。この後は共通のサプライに並べる。
--------ここまでで1アクション
c)部屋の配置アクションを実行
d)自分のボードの掘り終わったスペースに部屋を配置
このタイルを置く絵が、部屋を作れるアクションだぞ。
--------ここまででトータル2アクション
・ルームタイルのアクション
ルームタイルのアクションは、以下の手順で実行されるよ。
a)「オレンジ背景に数字」のアイコンが描かれたアクションタイルを選択
b)数字の数だけ「オレンジ色のルームタイル」を選択し、順番に実行する
実行したルームタイルにはアクションマーカーを置いて、繰り返し使わない様にするんだよ。
・青いルームタイル
青のルームタイルは条件を満たした場合、自動的にアクションが発動する。なので条件を満たしたらアクションを行なって良いのだ。ただし注意が必要。洞窟に配置できるルームは以下のルールを守らなければならない。
・青いルームタイルはオレンジのルームタイルと同じ数になってはいけない
・よって1つ目に配置するルームタイルは必ずオレンジのルームタイルとなる
ま、解りづらいと感じているコモノがオカシイのか、ルールの書き方が解りづらいのかはさておき。。。ウヴェ様のルールは偶に難解に感じる事があるのだ。
〈プレイレビュー〉
さ!掘るよ!
いい部屋つくっちゃうぜー。ソロプレイでは7ラウンド。目標点は50点。60点越えで「大変よく出来ました!」だそうだ。ほほーん。どんなものなの?どうなのよ?
〈ラウンド1〉
まずは、、、掘るか。何やったらいいのかよくわかんないけど、目の前の壁を掘ってみよう。
なぜ掘るのか?それはそこに洞窟があるからだ。掘ったルームタイルはサプライに表向きで置くのだ。
さらにソロルールの注意点。ソロプレイでは1掘りするごとにルームタイルの山札から1枚を場に公開するのだ。
こういう事な。山札から1枚引く。
そしてサプライに公開するよ。
「Warehouse」、倉庫か。ラウンド2〜4はアクションが2回なので、もう1回アクションを選択するよ。まだ何も出来ないので小麦と葦をもらえるタイルを選択。
資源トラックで小麦と葦を増やすよ。
コマが増えないのはちょっと寂しい気もするけど、ざかざかテーブルが散らからないのは良いな。さらに「Cultivation」(栽培?)はオレンジのルームアクション1のアイコンがあるのでルームアクションも行う。
と言っても、まだ部屋は最初のエントランス(印刷されている部屋)しかないので、資材を1つ選んで増やして終了だな。
〈ラウンド2〉
お次のラウンド。アクションボード上のタイルは左から順にオープンにしていく。
「Furnishing」アクション。食料を1つ貰える。あと可能なら食料をラウンドのアクション回数分払ってお部屋を作ることが出来る。
このラウンドはしっかり掘ることにした。「Excavation」(発掘)するよ。
お!ブルーのルームタイル!
ブルーのルームタイルはルームアクションを選択しなくても、条件が揃った場合に自動的に効果を受けることが出来るよ。この「Prospecting Site」(見通しの良い場所?)は「Undergrowth」タイルを選択した時に、食料1を金1に変換できるという効果。
さらにこのタイル、なんとコストゼロで建てる事ができますな!岩壁の条件はあるものの、勝利点5もあるのにかなり優秀。これは建てたい!
更に山札から引いたのは「Bakehouse」パン焼き場かしら。ベイクハウスもお役立ちルームだ。Cave vs Caveではサプライに公開されているルームタイルのみ洞窟に配置が出来るので公開されているということはとても重要なのだ。
木材1、石2で建てられるというのも良いな。
まだ部屋を作るのは我慢して、もう少し資材などを貯めていくよ。
〈ラウンド3〉
「Masonry」タイルが公開されたぞ。
これで岩壁も作れるようになったので、部屋の配置の見通しもちょっとついてくる。
部屋を配置するアクションのため、手持ちの資材を食料に交換もしておこう。食料への交換はゲーム中アクションを消費する事なくいつでも出来るよ。
小麦・葦・金の3つはそれぞれ等価で食料にする事が出来るぞ。そして食料を消費して発掘を一気に進めるのだ。
2箇所を掘ってやった。
別に配置して自分の部屋にしているわけじゃないけど、なんか当たりを引いた感ある。どっちのルームタイルも四方を岩壁に囲まれてなければいけないという点が注意だな。
「Dungeon」のルームタイルの下から食料+1のマークが出てきたので、トラックで追加しておくよ。
お次は部屋を配置する準備を開始。
岩壁を洞窟に設置していくよ。「Masonry」アクションはオレンジのルームアクションと資材(木か石)を+1にする他に、岩壁設置のアクションがある。
ルームタイルには部屋を設置する時の条件で岩壁の位置が指定されている。自分の狙っている部屋を配置できるように洞窟に壁を作っていくのだ。
こんな感じだな。
次のラウンドでちょうど折り返し地点。まだ部屋はできていないぞ。。。
〈ラウンド4〉
さて、ラウンド4。「Undermining」は岩壁があっても掘れるという優れもの。
さっそく部屋を作る。
食料+1と、ラウンドのアクション数分の食料で部屋が作れる。まだ4ラウンドなので差し引き食料1(アクション数2なので)で部屋が作れるよ!
ここはコストゼロの青い部屋「Prospecting Site」を作った。この辺りからアクションがコンボしたりして楽しさが増してくるよ。
「Undergrowth」をアクションで選択すれば自動的に食料1が金1に!ウホウホ。
〈ラウンド5〉
ラウンド5からはアクションの数も3に増えるので、手番で行える事が賑やかになる。
岩壁に囲まれたところに「Treasury」(金庫)を作った。この金庫はなぜか金3を預けると金4と食料1になるという魔法の金庫。
お部屋も増えて良い感じだな!
〈ラウンド6〉
さー、終盤でござる。秘密基地の全貌もちょっと見えてきた。
が、コモノなにやら興奮していたらしく、写真を撮り忘れてた!!
ヾ(。・з・。)シシ ォーーーーーィ!!
ソロぼっちプレイではよくある事。。。
〈ラウンド7〉
ラストラウンド!
.........ごめん!写真撮り忘れてた!
ヾ(。・з・。)シシ ォーーーーーィ!!.....
〈結果!〉
ハイっ!美しい!
青い部屋の配色がポイントだ。あと1部屋で埋まったんだけどな。
得点は49点!50点にわずかに及ばず。。。(。-з-)チキショ...
悩ましいけど、楽しいなコレ。
〈まとめ〉
きっとあれだ。洞窟掘るのにも技術があってだな。一級建築士みたいな称号とかがドワーフさん界隈にもあるのだと思う。掘る!➡︎置く!なんて単純な事だけで得点が伸びるわけもなく、次のアクションにしっかり繋げるタイルを選択したり、戦略にそったルームタイルを上手く配置して行ったりしなければ思う様に得点が伸びないようになっている。しかも部屋の配置にも岩壁という地味にいやらしい条件を揃える必要があったりと、速やかなアクションをいい感じで妨害するルールがあるだよね。資材だけ集めていては部屋を作る条件を整えるのがおろそかになってしまい、予定してた部屋を建てられずにゲームが終了したり。。。あとちょっとのところでゲームを切り上げられる様な絶妙なラウンド構成なのも、クソ悶えるポイントだと思う。
2名で挿しつ挿されつ遊ぶのも楽しいと思うけど、ソロプレイでの悩ましさといったらダウンタイムは無視できるから半端なく悩めること請け合いwでした。コモノは公称20分のプレイタイムをしっかり60分以上オーバーするという体たらく。あげく50点にも僅かに届かずに終わった今回のプレイ。。。
「うん、洞窟の壁が厚かったんだよ。」
きっとそうに違いない.......
「Caverna:cave vs cave」、むしろ嬉しい誤算的な悩ましさがたっぷりでかなり楽しめました。秋の夜長のソロプレイにぴったりなボードゲームだぞ!みんなも掘ってみたらどうだろう?
さて、果たしてコモノは上達できるんだろうか・・・・
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