ども、コモノです。
先日のゲームマーケット直前のこと。だいたい予約をいれるアイテム候補が絞れてきて少し平和な心持ちでツイートを眺めてた時に飛び込んできたのがコチラ。
やっぱり可愛いと思いませんか?うちの『ウリカイ』😳✨ pic.twitter.com/JgcRkoPI0A
— あやの@フリマアプリボドゲ【ウリカイ】販売✨ (@ayano_boardgame) May 12, 2019
完成しているデザイン。トレンドを抑えたテーマ。そしてキャッチフレーズ。
お金は大事、でも人生は、それだけじゃない
はい、ポチったー。エンジョイポイント獲得したー。正確にはゲムマでの受け取り予約をまったく躊躇わずに行いました。はい、可愛いは正義。
むしろ毎月火の車に巻き込まれまくっている我が家というか私の懐事情。このキャッチフレーズはもはや天啓に等しい重みがあるフレーズです。
そうだよ!人生はお金だけじゃないんだよ!
果たして「ウリカイ」どんな楽しさを体験させてくれるのだろう。めっちゃ期待して開封してみたいと思います!
ウリカイ?
お買い物(商品購入)をメカニクスに取り入れたゲームはいくつもあるけれど、こうまで心に響いたキャッチフレーズもない。買い物は「モノ」を入手する手段なわけだけどこのウリカイはモノがもたらす満足感をEnjoy Pointとして定義し、それを集める事にフォーカスしたゲーム。
個人的には、はにわポチったら7Enjoyくらいはあるけど。
なので買ったアイテムはゲーム内でいち早く販売される。市場または他のプレイヤーに循環させる事で得た資金をまた次の購入に充てる。プレイヤーの手元に蓄積するのはお金ではなくアイテムを購入した満足感。まるで小さなマーケティング分析みたいだ。
アイテムは入手直後に手放す事を推奨されるメカニクスなのも、某フリマアプリ会社が提唱するメル◯リ経済圏のコンセプトに近い気がする。
手に入れ、それをまた手放すという経済が人にもたらすものは何か?ウリカイのテーマなのだと思うけど、深い....
そう、ボドゲを常に買い続けてしまう事は、いったい何のためなのかの答えがウリカイにはあるのだ!そう!ポチることを恐れる事は無いのだな!(大間違い)
〈開封〉
ウリカイ
プレイ人数:2〜4人
対象年齢 :12歳以上
プレイ時間:30〜60分
コンポーネント
ウリカイを最初ツイッターで見かけたときに、どこか大手のサークル作品だと思ったのです。ところがどうやら様子は違った。
✨✨初作品『ウリカイ』が完成しました✨✨
— あやの@フリマアプリボドゲ【ウリカイ】販売✨ (@ayano_boardgame) May 12, 2019
フリマアプリをテーマにしたゲームです☃️
•30種類のモノカードを売り買いしてEnjoyポイントをためます
•売り買いの値段交渉や、何を買うかが醍醐味です!
よろしくお願いします☺️
▪️ブース番号:W37 pic.twitter.com/cdG7y6uEaI
初作品ですと...?(;;゚;Д;゚;;)
それを信じる事が出来なかったくらい、完成度が高いコンポーネントな訳ですよ。
アートワークの完成度とか。
ラウンド構成の匙加減というか。
カード背面までぬかりないデザインとか。
なんとなく現実的なお小遣いの金額設定とか。
買い物欲をくすぐるアイテムセレクションとか。
まとまり良いキャッチコピーとか。
コンポーネントの細部にコストダウン感はあるものの、お仕事としては普通に商業流通しててもおかしくはない感じ。最近インディーズ作品の質が上がってきてると言われて久しいですが、初作品でココまで出来ちゃうってのは凄いですな!
〈ウリカイの遊び方〉
いつもだとルールブックから拾い読みしてまとめたりしてますが、この遊び方も作者のあやのさんがこの上なく判りやすい記事を書いてらっしゃるのです。
至れり尽くせり。ブログ記事に書かれている通りにゲームは進んでいく。
〈ランチタイムプレイ〉
そう、ランチタイムに遊ぶ予定なのだけど昨日のブログにもしたためた様に、最近めっちゃ仕事が忙しい。。。コンポーネントの開封も、レビュー用の撮影も済ませてこの記事だって下書きにおいてあった。なのに、である。
なんでこんなに時間が取れないのか.... (メ゚皿゚)フンガー
遊んだら追記いたしますよ!
〈まとめ〉
職業柄、フリマアプリとか書かれるとどうしても気になってしまう。最初はそんな感じで興味を持った「ウリカイ」なのですが、いざ色々手にとってルールを読んだりしてると、かなり楽しそうなのよね。ルールもちょっとややこしいかな?と思ったのも最初のウチだけ。作者の方による丁寧なルール説明もある訳ですし、いつの間にか遊びやすい環境が整ってるのです。ツイッターでの情報発信に集約してるのも上手いなぁと。
スマホ購入がエンジョイポイント8に設定されているのに、ちょっと時代を感じたことは内緒
インタラクションも重くなく、勝ち負けというよりは値段交渉だったり金額のヤリクリだったりをウンウン言いながら悩み楽しむ感じ。
最適解や勝ち筋という勝敗を軸にした楽しみよりは、そこにゲームがあって、参加したメンバーがフリマアプリ上のユーザー体験を楽しむような、一種のロールプレイといった感じが印象深いのです。フリマアプリのサービスのUXの洗い出しとCJMのトレースチェックといいましょうか。
まて。それ、突き詰めて考え始めたら仕事になってしまうやつだ・・・忘れよう。コモノよ、忘れるのです。遊ぶのです。暇を求めるのです。
早くヒマになれっ!
( =ↀωↀ)
あぁ、遊びたや.....
【販売情報】
ウリカイは現在再販に向けて動かれているようだよ!