ども。コモノです。
今日は積みゲー崩し企画の第3弾「トゥルネー」を開封したいと思います。トゥルネーはトロワの制作メンバーが集まって作ったボードゲーム。今回の舞台はノルマン人の侵攻により廃墟と化したトゥルネーを復興するのがテーマだぞ。
トロワもしっかり遊べていないのに、なんでトゥルネーをポチっているのか。トロワの淑女を先に入手すべき?という自問自答を何度したことだろう。
でも、である。なんか街づくりの作業に没頭できそうだし。カードゲームっぽいし。
これで良かったんだ。(暗示)
トゥルネーは2011年の作品。新品の国内流通はほぼ絶望的。
トロワの制作メンバーが作っただけあってトロワ語と揶揄されていた難解なアイコンも健在。コンポーネントに言語依存はほぼ無い仕様なのにカードサマリーの日本語化は必須、という遊ぶのにちょっとハードルが高いボードゲームだった。でもトロワより面白い!とか、拡大再生産が好きなら絶対おすすめ!とかの情報を目にするたびに悶々とする日々。そうしていたら悶々しすぎてどうしても欲しい欲が高まってしまったんである。でも元々ハードルが高かったので入手したら積みゲー化するよね。するする。
遊ぶにはハードルが高いけど、それでもコンポーネントの確認とルールのおさらいくらいは出来るでは無いか?それくらいトゥルネーに敬意を払うべきでは無いか?という反省の念が高まったので、今日はトゥルネーを開封しつつ遊ぶ準備に取り掛かろうと思います。
では開けるよっ!
〈トゥルネーって?〉
トゥルネーはベルギーの古都で、実在の街。フランスのゆりかごとも言われてる歴史ある街ぞ。ノートルダム大聖堂などの歴史的建造物がある街だぞ。
余談だがトゥルネーの事を調べていて初めて「ノートルダム大聖堂」が超たくさんあるってことを知ったよ。日本の八幡宮みたいなもんか(違う)
ルルブの雰囲気は抜群だぞ。ただし雰囲気だけだけど。
ゲームの舞台となるのはカール大帝が彼の地を収めていた9世紀。プレイヤー達はトゥルネーの一族となりノルマン人侵攻で廃墟となったトゥルネーの街の復興に当たる。他の誰よりも割り当てられた区画の復興に成功したプレイヤーが勝者となるボードゲームだな。
〈開封〉
トゥルネー(Tournay)
プレイ人数:2〜4人
プレイ時間:30〜60分
対象年齢 :12歳以上
BGGのレーティングは7.1
気にはなっていたものの国内では新品はおろか中古もほとんど流通してるのを見たことがなかったので、USアマゾンでお手頃価格の中古が出ていたところをポチっ。このアートワークには相変わらず惚れる。
USでUsed品を買うのは初めてだったのでちょっとドキドキしてた。(よくみると)若干ヤレた感がある箱が海外から届きました。箱を開けたら結構無造作に色々放り込んでありましたが特に折れてる感じとかもなし。
うっすらついたシワとか折れが使用感を醸す....
個人的には十分許容範囲なので大丈夫。いい買い物した。
コンポーネント全体
箱の大きさは思ったより大きい箱。パンデミックとかと同じサイズですな。
内容的にはルールとカードにミープル、コインチットとプレイボード。トロワに比べるとやはりシンプルではあるものの、全体的な雰囲気はトゥルネーの方が好きかも。アイコンは相変わらずわかりづらいのだけど、イベントカードとかはトロワよりわかりやすい気がします。
プレイボード
プレイボードは裏表あって、カード配置の位置が記載されている面が表。
ひっくり返すと数字が書いてあるの。こちらが裏面。
最後に得点計算に使うっぽいよ。二つ折りに出来たら、もっとコンパクトになる_んではなかろうか....
市民コマ(ミープル)
結構な数が入っております。
トロワと同じく、トゥルネーでも労働者(市民だ)を派遣しアクションを行うよ。まだ詳しくルールを読めていないのだけど他のプレイヤーが行なったアクションでも恩恵を受けられるみたい。プエルトリコと同じか?(やったことないけどな!)
コインチットなど
コインはチット以外にもカード(10コイン)でカウントするよ。
ちなみに通過単位はドゥニエだよ。
カード
カードはトゥルネーのメインコンポーネント。あのトロワで振りまいていた独特の世界観が本作でも十分に堪能できてしまいます。
タウン・クライヤー(town crier)
このアートワークはトロワやトゥルネーの魅力の一つだと思う。またアクティビティカードは上級ルールで遊ぶ時のための拡張カードも存在する。
活動(アクティビティ)カード
種類は赤・白・黄の3種類で、それぞれⅠ / Ⅱ / Ⅲに分かれているよ。
トロワと同じ構成っぽいので白だと宗教関連のアクティビティかと。
黄色は経済活動なはず。
赤(橙)は軍事行動だな。
イベントカード
全15枚。だいたいロクでもないことが起きるって覚えとけば間違いない(偏見)
なんか煙出てますやん・・・・でもイイ事もあるよ。
広場カード
市民コマ(ミープル)を置く場所だよ。プレイしたカードに市民を配置して効果を得るのだな。
〈ゲームの流れ〉
流れをかけるほどルールを読めておりませんが、手番で行うことくらいはなんとか。。。トゥルネーの手番では以下の2つのフェーズを行うよ。
・手札からカードを1枚、自分の場(街)にプレイする。
・市民コマを配置してアクションを行う
手札から自分の場にプレイするのは、街の復興をしているのと同じこと。プレイしたカードに市民コマを置くとカードの恩恵を受けることが出来るよ。なお、カードのプレイは任意なので行わない(場に配置しない)という選択も OK。
あと手札から自分のエリアにプレイするときはカードに書かれているコストを支払わなければならない。自分のエリアには3×3の9枚を配置できる。市民コマを使用してアクションを行う場合、配置する街カードの色と同じ色の市民コマを派遣する必要があるので注意だ。
その他にも細かなルール(アクションの詳細とか)がみっちりあるのだけど、まだしっかり読み込めていないのでこれ以上は書かけないのだ。ごめんなさい。
〈まとめ〉
トゥルネーには評判の通りマイ箱庭感が結構あるように思う。自分の場にカードをプレイして街を復興させていくのだけど、カードの枚数で得点が変わったり(自分の街では同色のカードは重ねることが出来る)するし、レベルⅢのカードは高得点をもたらしてくれたりなどカードの特色はとても豊か。人物カードは他のカードに影響をあたえる効果を持っているし、どのカードをどう配置していくか考えながら自分好みの街を作るという楽しみは箱庭ゲーの重要なポイントだな。
トロワの際にかなり惚れ込んだアートワークもトゥルネーでも存分に堪能できる。なによりこのアートワークがが中世のテーマにベストフィットしている(完全な主観)のが、かなり魅力を底上げしてることは間違い無いと思う。遊べてないけど、箱開けてニヤニヤが止まらない系のボドゲですな。
なお、世界のギークさんたちによるソロプレイルールなるものも発見!
オフィシャルルールではないけど、これを遊んでみたいのだ。
しかし、トロワのアートワークが好きだったのでトゥルネーに手を出してみたのだけど最近ちと忙しくてルール読んでも気が散ってしまい、あまり頭に入ってきてくれない。しばらくは空いた時間いルール熟読しつつ、しっかりルールとアイコンの意味を把握して遊びたいなとおもうボドゲでした。アイコンは相変わらず難解。。。ネットでカードテキストの和訳公開されている方もいらっしゃるし、ありがたい限りであります。
あとトゥルネーの歴史について色々調べてるのも楽しいよ!冒頭でカール大帝の頃って書いたんだけど、トゥルネーの街が荒廃したノルマン人の侵攻に関するイベントって具体的になんだったんすかね?(調べきれなかった...w)こういう歴史モノのボドゲの副産物も十分堪能したい訳でありました。フランスの揺り籠とかなんかイイよねぇ・・・
現時点では日本語訳が入手できないのでアレだけど、こういう楽しそうなボドゲが継続的に市場で手に入るようになると良いのになー。ホント良いのになー。国内での販売権をもってるパブリッシャーの方、再生産(再取り扱い?)しないっすか?
よし、ちゃんと遊ぶのだ。来月こそは。
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新品を国内で入手するのはもはや困難か。中古で程度の良いものがあれば購入候補かなと。和訳付きのものもたまに見つけられるので気になる人はお値段と要相談。
駿河屋に中古和訳付き売ってた!
一部欠品アリなのと、お値段が悩ましいよ。。。
US Amazonで新品も良いお値段なのでタイミングと惚れ込み度で。