ども。コモノです。
つい出来心でポチってやっちゃう事ってあるじゃないですか?ありますよね?ゲムマ会場で早々と売り切れ、その後の一般販売でも予約があっというまに終わってしまい、普段は中・重量級のボドゲの話題で溢れているはずのタイムラインを席巻したタイトルが、我が家にやってきたのはまさにそんな出来心の賜物です。
「タイガー&ドラゴン」は能登地方に伝わる伝統遊戯のごいたをその源流にもつ、この冬注目のライトゲーム。まさに延々何度も遊んでしまうという報告があふれているこのゲーム、当初はしばらくポチる予定は無かったのです。その他に年末どうしても手に入れたいボドゲがあったからなんだけど、、、次から次へと流れてくるツイートにきっとアタシの頭脳は麻痺してたんです。たまたまひらいた某量販店のサイトにタイガー&ドラゴンの文字を見つけてポチッとするまで、ただの一度も指は止まることなく購入完了。ハッ!今ワタシは何を....?
という事で我が家に届くことになったタイガー&ドラゴン。1000回遊んでも飽きないといわしめるタイガー&ドラゴン。ならば開けてやらねばなるまいよっ!と、予定よりちょっと早く届きましたんで今日はルールなぞご紹介したいと思います。
タイガー&ドラゴン(Tiger & Dragon)
プレイ人数:2〜5人
対象年齢 :8歳以上
プレイ時間:20分
Boardgamegeek
タイガー&ドラゴンってどんなゲーム?
タイガー&ドラゴンは手牌を場に順番に出していくゲーム。いち早く手牌を出し切ると勝利ポイントがもらえます。それを10ポイント先取すると勝ちなのです。
このゲーム、盛り上がるポイントとしてゲームごとに決める戦場カードという勝利ポイントの取得ルールがあります。指定された手牌で上がると高得点がもらえるんだけど、戦場カードによっては1撃逆転が狙える指定もあるのでリードしてても油断もできず、勝敗が決着するまで常に相手の手牌のことを考えつづける事になります。
彼奴等はどの手牌を持っているのか?龍虎はどこに潜んでいるか?そしてどの手牌で受け、どの手牌であがるのか・・・相手の手牌、狙いの読み合いがギュッと詰まった駆け引きの熱いゲームなのです。
タイガー&ドラゴンのコンポーネント
コンポーネントは自分の手牌を置いていく個人ボードにタイドラ牌と戦場カード、得点チップのみのシンプルなもの。
収納には工夫が必要かも
得点チップを個人ボードから抜いて箱にしまう時にはちょっと工夫が必要になりそうです。
とりあえず付属の袋より大きめのチャック袋を用意して、広げていれたら入ったよ!
遊び方・ルール
準備もルールもすぐに覚えることができますよ!
ゲームの準備
準備もとっても簡単です。
- 個人ボードを受け取る。得点チップをまとめてサプライとして配置する
- 戦場カードをランダムに1枚選択して全員が見える所に配置する
- タイドラ牌を伏せてよく混ぜる
- 参加人数に応じた数、タイドラ牌を各プレイヤーに配布する
- スタートプレイヤーを決め、マーカーを配布する
- スタートプレイヤーは場に残った牌から追加で1つ手牌に加える
以上で準備は終わりだよ。初めて遊ぶときの戦場カードは「道場の戦い」がおすすめらしいぞ。
手番の流れ
手番ではスタートプレイヤーから順番に「攻め」と「受け」を繰り返して行きます。
基本となるゲームの流れ
- 攻め(個人ボードの上段)に手牌を配置
- 次のプレイヤーは「受け」または「パス」を選択
- 「受け」を行なったプレイヤーは続けて「攻め」に手牌を配置
「攻め」を受けるのは同じ数字か特殊牌
攻めに「4」が置かれたなら、それを受けることができるのは同じ「4」が基本になります。
龍虎は受けるためにのみ存在する
ゲームのタイトルにもなっているタイガー牌(青・偶数)かドラゴン牌(赤・奇数)でも受けることが出来ますよ。受けることが出来た場合は、そのまま攻めとして次の手牌を出すことができるのです。
誰も「受け」をせずに1周すると?
誰も「受け」をせずに自分に手番が戻ってきた時はチャンスです。手牌から1つを伏せて受けに配置し、あらめて「攻め」に手牌を配置できるのです。もし誰も受けられる手牌を持っていないという理由でパスしていた場合、同じ手牌で攻めるとまた自分までパスが続く可能性がある訳ですよ。
最後の手牌に応じた得点チップをもらう
最後の手牌を自分のボードに出せたプレイヤーがこのラウンドの勝者です。戦場カードを参照し指定された数の得点チップをもらいます。10ポイント先取したプレイヤーがこの戦いの勝者となりますよ!
ソロプレイはできる?→出来ません。
ゲームの性質上、ソロプレイは出来ないし向かないです。そしてこのゲーム、1人でルール確認をしてて思いました。プレイ人数はきっと多い方が楽しいゲームです。2名だと場に伏せた状態で残るタイドラ牌が多いため、せっかくの読み合いに運の要素が増えてしまいます。可能ならば3人以上でプレイできると、しっかりこのゲームの面白さが味わえると思うぞ。
タイガー&ドラゴンの感想・まとめ
夜中に一人、ルールの確認をしつつタイドラ牌をかちゃかちゃ弄ってた訳ですけども、このゲームは確かに人気でるわー。。。手牌を出すだけなんだけど、どれ出す?受けるか?パスするか?というジャッジを下すまでの読み合いはかなり楽しそう。
気になったのはちょっと数字のデザインがぱっと見でわかりづらいくらい。でも、慣れかな。そしていいなと思ったのはタイドラ牌の構成である程度のカウンティングが出来ること。
相手の持っている手牌をある程度推測が出来るというのがこれまた面白いポイントです。「5」なら全体で5枚しかそのタイドラ牌は無いので、他のプレイヤーボードにある牌の数を数える事でまだ出ていない残り牌の数がわかります。
そしてもう一つは「パス」のルールがヤバい。自由に「パス」しても良いので、受けることが出来るのにパスすることが出来ます。あえてひっかけ目的でパスを活用できるため、相手を窮地に追い込むことも出来ちゃうんだよね。。。カンフーの戦いがテーマになってるんだけど、なぜかカンフーっぽく思えちゃうのはなんでなのかな?w
これは楽しい、きっと楽しい!遊びたい!燃えよドラゴンのテーマとあわせて遊びたい!
一人でルール確認してる場合ではありませんでした。めくるめく心理戦はやく開幕したいわ(笑)
追伸:6歳児に敗北を喫す年末
サシの勝負で6歳に敗れる年末。いやマジだったので結構凹む。。。😱#タイガーアンドドラゴン pic.twitter.com/4F6ZhEHckv
— コモノックス (@komonox) 2021年12月30日
【タイガー&ドラゴン再販・販売情報】