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【ボードゲーム】赤の大聖堂(The Red Cathedral)|雷帝イヴァン4世が命じた大聖堂の建立。あの赤き聖堂はオラが建てたんじゃ!って言いたい。:2021スカウトアクション3位

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ども。コモノです。

 

今日ご紹介するゲームの舞台は、かの有名な聖ワシリイ大聖堂の建設現場。モスクワの赤の広場に建ってるこの大聖堂、テトリスの背景画像として使われてた事もあるので一度は目にした事がある方も多いのではないでしょうか。ロシアの建物って言ったら結構このイメージあるよね。

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この大聖堂建立に参加する職人となり、良い結果を残して皇帝から評価されようぜ!っていう本作は、今年のスカウトアクション(Spielの人気投票)でも3位になった注目のタイトルです。中量級に新しい名作の予感、今日は「赤の大聖堂」をご紹介いたしますよ!

 

赤の大聖堂(The Red Cathedral)

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プレイ人数:1〜4人

対象年齢 :10歳以上

プレイ時間:30〜120分

国内発行元:すごろくや

Boardgamegeek

boardgamegeek.com

 

赤の大聖堂ってどんなゲーム?

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大聖堂建立を命じたイヴァン4世は雷帝と恐れられたツァーリでした。このイヴァン4世は恐怖政治を行った事でも有名な御方。自分だったらそんな建設現場にはビビって行けないと思うんだけど、プレイヤーはアグレッシブにもツァーリから褒められる事を目指します。失敗したら死ぬね?

ロンデル&エリアマジョリティ

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基本的に建築場所に陣取り、そこの場所の完成を目指すこのゲーム。自分が建設するんだ!っていう意思表示は旗コマを使うんですが、このコマは1人6個づつ等しく持ってます。なのでパッと見その建設現場ごとの勝利点を確認して得点の高いとこを抑えるタイプに見えますが、最後に貢献度計算という重要な計算が待ってます。

塔の価値:完成したカード(2点)+装飾品(1点)

貢献度 :塔の自分の旗の数+自分の装飾品の合計順

最後の計算をよくよく考えながら旗を配置し、装飾品を置くのですね。

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そして場所を完成させるのに必要な建材はロンデル形式のトラックで入手するので、効率よく建材を入手して他の職人よりいち早く自分の担当した場所の完成を目指すのですね。

ぺ、ペナルティだ、と...(遅延)

自分よりも塔の高いところを担当する職人が先にその場を完成させてしまった場合、未完成の下部担当にはペナルティが課せられます。それはすなわち、、、死?!(雷帝だし)かと思いきやそこまで厳しくはありませんのでご安心を。しかし容赦ない名声点の減少が待っています。早く美しく完成させる職人をツァーリはお待ちなのですね。あぁツァーリよ...

ギルドの協力は必須か

メインボードにあるトラックで建材を入手するのですが、4つのエリアにはそれぞれ追加アクションをもたらしてくれるギルドの方々がいらっしゃいます。建材を交換してくれたり、追加の名声点をもらえたりするこのギルドの協力もうまく取り付ける必要があるのです。

 

意外にシックなコンポーネント

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赤の大聖堂がすごろくやから出ると知ってから色々なサイトで画像を見てたんですが、それらの写真よりも現物はシックな印象を受けました。これはちょっと嬉しい誤算。アートワークもロシアっぽい少し落ち着いたトーンの細かな線描写なので、アタシの好みにぴったりハマりました。もう少しキャッチーな感じを予想してたんだけど、結構大人っぽい雰囲気。ほっほぅ。。。コレはいいな!

 

赤の大聖堂の遊び方・ルール

コンポーネントは結構あるように見えてそんなにゴチャゴチャしてないです。建材コマが6種類と工房タイル、コインタイル、ダイスが共通するコンポーネントで、あとは各プレイヤーに配布する装飾品タイルのセット。あらかじめ小分けにしておけば割とスッキリしそうです。塔カード、ギルドカードもそこまで枚数はありません。

ゲームの準備

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準備はちょっとだけ細かいですよ。建築計画カードや工房タイルは遊ぶ人数によって調整が入るのと、個人ボードの上級面を使用する場合はボード上の準備方法が変わります。ルールブックをよく読んで、間違えないように準備しましょう。例によって

詳細は割愛です(笑)

手番の流れ

手番は非常にわかりやすく、3つの基本アクションから一つを選んで実行するのみです。その他に手番中いつでも実行できるフリーアクションが2種類ありますよ。

3種類の基本アクション

a:建築場所の確保

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上級ルールと基本ルールで若干の違いがありますよ。基本ルールでは旗コマを一つ取って大聖堂カードの並びの1つに配置します。そのカード上に残っている工房タイルを自分の個人ボードに配置するアクションです。工房タイルは無料・有料の置き方がある点に注意です。もちろん他のプレイヤーが旗コマを置いている場所には置けません。

b:大聖堂の建築

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自分の集めた建材を消費して大聖堂を完成に導きます。建材は1回につき最大3個まで配置できるよ。3個以上の建材が必要なカードは1ターンでは完成しないので計画性も大事ですな。さらに自分より上階を担当する職人が先に完成させてしまうとペナルティが待っています。。。また、完成しているカードには装飾品を置くことが可能です。他のプレイヤーが完成させたところにも配置が出来るので、ここの読み合いも結構重要。

c:財物(建材)の獲得

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財物(建材)の獲得はメインボードのダイス&トラックを使用します。ダイスの目が移動できる区画数を表しているので、欲しいものに合わせて上手く逆算していくのです。ダイスが移動を終えた区画に置かれたチップの建材を入手できるのですが、そこに置かれたダイスの数だけそれを繰り返せます。ダイスは1区画最大3個まで置かれるので、止まる区画によっては一気にウハウハです。建材を入手後にギルドカードの効果を任意で処理します。そして最後に移動させたダイスと同じ色の工房を個人ボードに配置している場合、その工房の能力を起動します。

フリーアクションは名声点と引き換えに以下の2つから選んで実行できます。

  • 1名声点と引き換えに2ルーブルを獲得(何回でもOK)
  • 1名声点と引き換えに任意のダイスを振り直す(手番中1回のみ)

これも結構使うような気がするね...

ゲームの終了

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誰かが6枚目の大聖堂カードを完成させた場合、そのプレイヤーはカードの評価点を獲得した後に追加で3名声点を得ます。その後に全員が最後の手番を1回づつ実行したらゲームが終了し得点計算になるよ。

 

ソロプレイはできる?

赤の大聖堂はなんとソロプレイにも対応しております。なんとソロの相手は大聖堂の設計を任された建築家のうちの1人、イヴァン・ヤーコヴレヴィチさん。イヴァンだけど雷帝の親戚ではありません。

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イヴァンはソロカードを使用してのアクションです。ちょっとソロの処理は細かい印象ありますが、、

f:id:comonox:20211124163342j:plain手強い。イヴァン容赦なし。ソロ用カードに沿って粛々とイヴァンはアクションをおこなっていきます。大聖堂カードの完成に必要な建材も数だけあっていればOKで、特に石がぁぁ、木材がぁぁとかイヴァンは悩みません。

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しかもプレイヤーが建てた場所を狙って装飾品を飾っていくという、もうこの建物は全部オレのモノ的な行動でバッシバシ奪って行きます。この塔ごとのマジョリティ争いをいかに制するか、かなり頭を使いながらのプレイになるのです。

 

赤の大聖堂(The Red Cathedral)の感想・まとめ

ルールが頭に入るまではちょっと手探り感が強いものの、次第に先読みの検討がついてくると俄然面白さが増していくゲームですな!

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集めている資源も意外にギルドの協力で欲しい建材への交換が出来るし、ちびちびルーブルを払いながらアクティブにしていった工房が、終盤結構いい働きをしてくれます。

ゲームは常に逆算との戦いなのですが、欲しい建材を手に入れるためのダイスは誰かが建材を手に入れるたびに振りなおされるため、その都度修正が入るというのも面白いポイント。

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※名誉点トラックにあるダイスは代用品なのです

頭で考えていた予定を適度に引っ掻き回されますが、それがこのゲームの面白みを増してくれてるような気がします。

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ゲーム終盤に向かい出来上がっていく大聖堂は結構満足感が高くて、終わった後は「建ててやったぜ」感たっぷり。ペナルティを喰らったとしても、きっとこの大聖堂の建築に関われた事に満足感を感じるに違いありません。

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地味に装飾品を飾るときに宝石を一緒に納めると名誉点がもらえるというルールがツボ。やはり寄進というのはいつの時代も感謝されるんだわねぇ。。。(●ↀωↀ●)

 

マジョリティ争いも地味に効いてて、各自持っているコマが同じ数なので全く取れなくてグギギ....とかにはならないのも良い感じ。参加した人みんなが聖堂建設という事業に関わっている感じを持ちやすいルールなので、終盤までダレることも少なさそうかなと思います。個人的には品のある感じのコンポーネントも好みなので、繰り返し長く遊べそうなゲームでした。今年遊んだ中量級の中では結構ポイント高い感じだなー。

 

標準ルールでは物足らないと思った方、上級ルールも面白そうですよ!

 

 

【赤の大聖堂(The Red Cathedral)販売情報】

日本語版はすごろくやから発売中!

 

 

 

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