ども。コモノです。
ちょいちょい折に触れてたりしますが、長年勤めた会社を6月末で退職し7月から新しい仕事に就いてふんすかふんすかしていた2025年の夏。今日ご紹介する「ノヴァ・エラ」はその時に送別品としていただいたボドゲでありました。文明発展系を最後に贈ってくれるとかマジ感謝しかしかねぇ。。。ありがたく遊ばせてもらおう!と思ってたんだけども、新天地の地殻変動が激しくなかなか手に取ることができませんでした。すまん。

そしてようやく3連休、満を持して遊んでやろうと開封した「ノヴァ・エラ」はBGGのコメントで厳しめの評価がちらりほらり。ほほぅ...そうなの?でもなんか楽しそうだし、どんな感じのボドゲなのかと色々な意味でも気になります。
ダイスをピックしながら広げていく文明発展系のセットコレクション「ノヴァ・エラ」を今日はご紹介いたしますよ!
ノヴァ・エラ(Nova Era)

プレイ人数:2〜4人
対象年齢 :12歳以上
プレイ時間:60分
国内発行元:ノヴァ・エラ – CMONJAPAN
リンク
Boardgamegeek
ノヴァ・エラ(Nova Era)ってどんなゲーム?
ノヴァ・エラは人類史の発展をカードをプレイしながら再現していくシティビルディング。3つの時代を通して1番多く勝利点を得たプレイヤーが勝利します。個人ボードの上下に技術カードや版図カードを配置していくタブロー構築がこのゲームのキモです。時代に合わせた偉人を招致して自分の文明をより豊かに発展させていきます。

ゲームは時代1〜3に分かれていて、それぞれの時代の移り変わりのタイミングで決算が発生します。時代に合わせた指導者を迎え、リソースをうまく使いながら自国の発展を促していくのです。

文明発展系のボドゲを遊んだことがある人なら「あー、なるほどなるほど」となるような分かりやすいリソース管理。カードの色に対応したダイスの目がリソースです。足りない分は獲得したトークンで補う事ができますよ。技術カードは4種あってそれぞれ対応するリソースが必要になります。

ラウンドの最初にディスプレイに配置されたダイストレーから3つのダイスを確保しますが、自分のターンのアクションを念頭に置きながらのダイスドラフトは意外とままならない事に...思っていたアクションが全くできないようなジレンマに悶々とすること間違いなし。さらに誰にも取られなかったダイスたちは世界全体を覆う危機を与えるダイスとなります。「どのダイスセットを取るべきか?」も大事ですが「どれを残すべきだろうか?」という不思議な感覚にもなるダイスピック。

危機が訪れると対応する技術カードのどれかが破壊されたり(復活出来る)永遠に捨て札になったりします。せっかく構築した文明が何かの弾みで崩れて落ちていくという、なんとも味わい深い感覚が手元で発生します。文明は発展するだけじゃないよな。

出目の大きいダイスばっかり引き取っていると国内政情が不安定になるという仕組みもバッチリあります。不安感マックスでは内戦も勃発。戦禍を広げて略奪と征服を繰り返したアレクサンダー大王は早々に内戦を引き起こしていました。リスクをどこまで許容してプレイするかも結構大事。このリスクを取るという感覚は中量級ながらもゲームに良い味わいを出してくれてます。

イラストはちょっと可愛い感じですが、それぞれの時代の雰囲気をしっかり感じます。技術カードには時代を渡って進歩してくカードもあって、少し先の未来を想像できる楽しみもあります。どのカードをプレイすれば良いのか程よく悩ましく、ルールも複雑すぎないし、ノヴァ・エラ結構楽しい!カードイラスト眺めながら「あー、農耕文明ってこんな感じだったんかなー」とか考えながらプレイしたり、軍事で荒ぶった内政を知識の技術で収めるようなパワープレイも出来る。カードの繋がりを考え、訪れる危機に備えていくようなバランスの良いプレイが求められるタイトルでございますな!
ノヴァ・エラ(Nova Era)のコンポーネント

タブローを構築するボドゲなのでカードは多め。でもトークン類やボードの数は少なくて、内箱にスッキリ収まる取り扱いの良さが光ります。文明発展系のボドゲってトークンとか多い印象ですが、ノヴァ・エラはセットアップ&お片付けが楽なのも良き。
ノヴァ・エラ(Nova Era)のルール・遊び方

セットアップは意外と簡単。各時代ごとにカードを分けて並べ、時代ごとのカードディスプレイを作ります。ダイストレイ、技術カード、偉人カードはプレイ人数に応じて並べる数が変わるのでルールブックをしっかり読みましょう。初期手札2枚、リソースも各1個づつ持って文明発展に挑みます。
手番の流れ
1ラウンドはちょっと細かなフェイズに区切られています。慣れるとスムーズですが、手番の実行順がフェイズごとで異なるなど細かなルールがあります。ラウンド処理は抜けもれないように気をつけた方が良いですな。
1)ダイス準備フェイズ
スタートプレイヤーが担当します。バッグの中から3つのダイスをピックして振ります。空いているダイストレイに出目を変えずに3つとも配置します。全てのダイストレイにダイスが配置されるまで繰り返します。
2)ダイス選択フェイズ
スタートプレイヤーから時計回りにダイストレイを1枚選び、そのダイス3つを出目を変えずに自分の文明ボードに移します。受け取ったダイスの出目の合計が10を超えている場合、自分の動乱マーカーを超過分だけ前進させなければなりません。
3)危機進行フェイズ
全プレイヤーがダイスを受け取った後に、1つだけ残っているダイストレイのダイスの色と出目を参照して危機表上のマーカーをそれぞれ前進させなければなりません。マーカーが1番下のアイコンに到達した場合、危機判定フェイズで該当する色の分野に危機が訪れます。
4)暗黒時代判定フェイズ
暗黒時代マーカーが1番下のアイコンに到達した場合、全ての文明に暗黒時代が訪れます。
- スタートプレイヤーから順番に保有するダイス1つを選びバッグに戻す
- 保有しているダイス目を1減らす(最低1)
5)アクションフェイズ
スタートプレイヤーの右隣のプレイヤーから反時計回りに手番を実行します。保有するダイス1つを選んで7つあるアクションから1つを選んで実行しなくてはなりません。
- 技術開発アクション
- 資源獲得アクション
- 偉人招致アクション
- 動乱制圧アクション
- カード修復アクション
- 版図拡大アクション
- 研究アクション
全プレイヤーのダイスが全て消費されるまで順番に手番を実行します。アクションの詳細は細かいのでルールを参照しましょう。
6)危機判定フェイズ
危機トラックのマーカーが1番下に来ていた場合、その対応する色の技術カードを1枚選んで損傷(裏返す)させます。該当する色のカードがない場合、損傷していない任意の色のカード1枚を捨てなければなりません。複数の危機が発生した場合は危機トラックの左から順に解決します。
7)生産フェイズ
スタートプレイヤーから時計回りに、自分の保有するカードの歯車アイコンを参照し任意の順番で処理します。うまく配置していれば資源など色々もらえるぞ。
8)終了フェイズ
スタートプレイヤーマーカーを左隣のプレイヤーに渡し、ラウンドマーカーを1マス進め次のラウンドを開始します。得点フェイズのマスに進んだ場合は得点フェイズを行いますよ。
ダイスの選択フェイズで各プレイヤーには動乱(内戦状態に発展する事もある)が起きたり、危機判定フェイズで技術カードが失われたりします。損傷状態ならアクションで復活させる事が出来ますが、捨て札にした場合はその技術は失われます。この細かなマイナス要素が緊張感を産むのと同時に、とてつもなく理不尽さを感じるところでもありました。文明の発展なんてままならないものよ....と思わずにはいられないポイントですが続くと凹むわなw
ソロプレイはできる?
ノヴァ・エラには公式でソロルールが存在しません。なので基本は出来ないのですがBGGのソロ好きの方たちがバリアントルールを公開してくれていました!
ゲームのプレイ感もあまり変わらないので、ソロで楽しむには良さそうですな。じっくり遊んでみたいと思いまする。
ノヴァ・エラ(Nova Era)の感想・まとめ
BGGのコメント、やっぱちょっと気になってしまっていて遊ぶ前まで「どうなんや....」となっていたノヴァ・エラ。ぶっちゃけ普通に面白いと思います!いくつか気になった点は確かにある(後述するよ)んですけど、これはこれで遊びやすい文明発展ボドゲでした。

個人的に気に入ったのが「技術の陳腐化」という処理。羅針盤が登場するとプレイ済みの「灯台」カードは陳腐化しタブローから消えていきます。時代が進み技術が発展する様子が感じられるのは良いですな。ただし自分以外の誰かがプレイしても陳腐化は起きます。つまり大事に持っていたカードがもしかしたら失われるかも知れません。まぁそういうことあるよね....

時代3に入ってくると戦況をガラッと変えるようなカードが登場します。カードの陳腐化は個人ボードに公開されている全てのカードに影響を与えるので、ドラフトも徐々に気が抜けなくなります。守るのか、攻めるのか、そんなことを考えながらダイスを選ぶのが悩ましすぎる。

各時代にあった指導者を迎え、自国の発展の絵図を描きながらタブローを作っていく楽しみ。そして危機によって失われていくカードや、発展の波に飲まれて消えていく技術カード。文明の発展ってそうそう、きっとそういうジレンマを感じながら成長してきたんだよね!という気分に否応なくさせられる感じがたまりません。BGGのコメントにビビってましたが普通に面白いよね。厳しいねぇ....
それでも気になったトコはある
普通に楽しめて満足度は高いノヴァ・エラでしたがちょっと気になったところ無いでもありません。
ダイスの影響
ダイス好きではありますが、ダイスのままならなさはちょっと気になりました。BGGのコメントでの運ゲー的な批判はこの辺りにあるかもです。

1時代に3手番あるんですが、このダイス選択が思うようにいかない事が結構起きます。プレイしたいカードに対応するダイス目が全く出ないって事がしばしばおきました。たぶんカードを眺めて思いつく「やりたい事」が、思ったダイスが取れない事での「フラストレーション」に転換されてしまう機会が多い気がします。手札も含めた数手版先を見越した計画はしづらいかもだよ。
それでも文明発展の楽しきことよ
気になるところがあるからとて、ゲームとして破綻してるとかそんなことはありません。確かに思った事が出来ないというのはストレスに感じますけどゲーム中ずっとそんな状況なのかと言えばそんなこともなく、良い感じでプレイできてるな!と思ってたら「あれ、、、あれ?」みたいに破滅が襲ってきます。文明だもの、そんな事もあるよ。そうだよ。

活版印刷の技術開発に成功してパピルスを過去の遺物に出来たりするだけでも「文明の発展とは...」みたいな気分になるわけです。技術革新の背後には必ず消え去る役割があるわけで、日頃の自分の周りをみても思い当たる事があるよなー、って思ったりします。そんなことを考えながらプレイするのは結構楽しいぞ?

ちょうど生成AIが社会に浸透し始めた2025年。技術革新が文明を発展させるのと同時に、何が失われ、失われていくものに想いを馳せる事ができる緩やかなノヴァ・エラ。「こんなに文明発展しちゃったぜぇぇぇ!どやっ!」ってやりたい方には不向きだと思いますけど、テーマを噛み締め色々自分なりに解釈できる人にはその人だけの楽しみが待ってるやも知れません。アタシは好きでしたな!
でもねー、ままならんダイス、突如失われる技術、まぁまぁそんな事が続くとチーン...とはなりますな。なります。なりました... (。⊿°」
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