ぼっちのホビーBlog[ボドゲ版]

主にボードゲーム中。ぼっちの時間を豊かにしたいブログ。

「知略悪略 日本語版」〈ボードゲーム〉:とるべきか、とらざるべきか。謀を巡らせる楽しさ満点。トリックテイキングって面白いな!

みなさんこんにちは。コモノです。

 

トリックテイキング、好きなんですけど余り上手になれないまま本年も残すところあとわずかとなりました。そんな中で先日のゲムマで購入した知略悪略です。

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会社でちょっと試しに遊んでみたところ、、、

めっちゃ楽しかったのです!

 

実は「トリックと怪人」を遊ぶ予定でランチタイムに集まったのですが、嬉しいことに当日追加でゲームに参加できる人が1名増えました。しかし「トリックと怪人」は4名まで。。。たまたま持っていた「知略悪略」は6人まで。

...キラーン(●ↀωↀ●)✧

ということで知略悪略を急遽遊ぶことになりました。

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評判は良かったのだけどルールを事前に確認する事を忘れており、当日みんなでルール読み読み遊んでみた訳です。やべー。。想像してたよりも面白い(失礼)。

トリテ初心者3名&トリテが決してうまくない2名でのプレイ。決して良い環境ではなかったように思います。でもね、楽しかったの!

 

今日は数寄ゲームズの手がけるゲムマ2018秋の新作「知略悪略 日本語版」を開封したいと思いますよ。

 

【目次】

 

〈知略悪略って?〉

知略悪略はトリックテイキングゲームと呼ばれるカードゲームで初出は1999年。ちょっと言い方を変えると前世紀。いいですか?前・世・紀。こういうのをたまに確認する機会があるたびに今はもう21エモンの時代なんだ!ってなんか思います。

boardgamegeek.com

作者はKlaus Paleschという方だそうで数寄ゲームズのリリースによれば「メイフォローの名手」。メイフォローって言われてもビギナーにはピンとこない訳ですけど、トリックテイキングではメジャーな「マストフォロー」ではないゲーム。

いわゆる親が最初に出したカードと同じ色を(持っていれば)出さなければならないのがマストフォロー、持っていても出さなくて良いのがメイフォロー。(多分この認識であってる)

じゃ、色なんてなんでもいいじゃん?ってならないのが知略悪略の面白いとこかなと。

 

〈開封〉

知略悪略 日本語版

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プレイ人数:4〜6人

対象年齢 

プレイ時間:30分

 

コンポーネント全体

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カードは4スート(色)でNo.は1〜21まで。プレイする人数によって若干の枚数調整あり。

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さすがにシンプルです。(カードゲームなんだから当り前)

 

〈知略悪略のルール〉

プレイヤーはディーラー(親)から順に手札から1枚プレイをしていく。プレイヤーが1枚づつプレイし終わったら1トリック終了。トリックで得たカードの総数が最終的に得点となり、勝者が決まる。以下のルールでトリックは行われるよ。

 

トリックのルール

  • ディーラーが出した色のカードがリードスート(色)
  • プレイはメイフォロー(リードの色を出さなくても良い)
  • ただし場には最大で3色までしか出すことが出来ない 

トリックの判定

  • リードスートで1番大きな数字を出したプレイヤーが1位
  • リードスート以外の色で1番小さな数字を出したプレイヤーが2位

 1位と2位でカードを山分けしますよ。

カードの獲得

まず1位のプレイヤーが全てカードを引き取り、半分を選択して獲得して、2位のプレイヤーが残りのカードを獲得するのだ。兄貴分と弟分で山分けするんだけど、兄貴分のおこぼれを弟分がいただく流れ。シブいな....

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注意点:自分が獲得したカードが3色以上になった場合、どの色を集めるのかその時点で宣言しなくてはならないよ。集めているスート(色)以外は、色ごとに伏せて場においておく。

 

1位のプレイヤーが次のディーラーとなって、トリックを手札が尽きるまで続けるよ。

 

点数計算

自分が獲得したカードの色数によって計算が異なる。

  • 2色:カードの合計枚数が得点になる
  • 3色:集めた2色のカードの合計枚数を残りのカード枚数で割った数が得点になる
  • 4色:集めた2色のカードの合計枚数➗残り2色の枚数を掛け合わせた数が得点になる

 

2色のみを集めた時の得点が1番効率が良い。この色数の押し付け合いで得点が大きく動くので、トリックごとにかなり塾講する羽目になるのだ。

 

〈プレイ〉

会社のお昼休みに知略悪略を遊んでみましたが・・・めっちゃ盛り上がった。

30分という公称プレイタイムですが、みんなまぁ悩む悩む(笑)

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あの色を出すとあやつが2位確定で、1位はアレをとるのでフヒヒ....wとか。プレイしているメンバーの顔がどんどん悪者になっていく様と言ったらかなり笑えるのだ。トリックテイキングはマストフォローが多い中、メイフォローかつ2位というポジションがあるおかげで1トリックごと何かしら悩む要素があるのが面白かった。

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パパパッとゲームが進むようなスピーディー感はないのだけど、このカードをだすと・・・ん?みたいに1手をしっかり悩む感じがたっぷり楽しめる事請け合いです。ランチプレイではちょっと時間足らなくなるかなーってくらい、結果4人で50分弱のプレイ時間でした。負けず嫌いなメンバーが最後逃げ切って勝利。

 

〈まとめ〉

トリックテイキングは好きなのですが、相変わらず超絶ヘタッピな訳です。しかしこの「知略悪略」は良いと!なぜかといえばメイフォロー。そして弟分というルールのせいなのか「このトリックを取る?取らない?」が考えやすかったのだ。

いわゆる長考しがちなゲームなので、そういう展開を好まない方はハイレベルなゲーマー同士と遊ぶ事をお勧めしたいですな。ルールは簡単なのでビギナーでもすぐに遊べるし、ボドゲの「悩ましい楽しさ」は存分に味わえること請け合い。

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小箱なのでいつもバッグに入れておけば、ちょっとした空き時間でもかなり楽しく過ごせるのではないかと思います!バッグ入れて持ち歩きたくなる系の知略悪略。遊んだ事ない人は是非おすすめだぞ。

 

 

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知略悪略の日本語版はテンデイズさんで売ってたよ。

tendaysgames.shop

 

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