2022/1/26:ミニチュアペイントについての記事リンクを追加しました
こんちは。コモノです。
今日はひとまずゲムマ関連のまとめをお休みして、積み上がってたボードゲームの開封レビューをお届けしようかなと思います。
なんで今頃マイス&ミスティクス?と思ったあなたはボドゲ沼の人。日本語版の発売から1年以上立っているマイス&ミスティクスですが、実はずっとコモノ宅で積み上がっておりました。。。それが直近のミニチュア塗装熱で発掘され、今日のご紹介に至るわけですが、このネズミ野郎どもがまたイイ感じな訳です。
マイス&ミスティクスはRPGモノとしては結構王道を行く内容で「お城に乗り込んできた悪い魔女を王子たちがブッ飛ばしに行く」という、なにか教科書に出てくるんじゃないかというくらいの基本形。最近ヒネった話ばかりでビデオゲームのRPGが全く楽しめなくなったコモノは、もう一度基本に立ち返るためにマイス&ミスティクスを購入した訳ですよ(積んでたけど)。
特に去年、ふうかさんのブログを読んでめっちゃ欲しくなった訳です。キャンペーン系のゲームはほんと日本語版が無いとコモノの言語力では絶対無理なので、マイス&ミスティクス欲しくなっちゃったんだよ(で、買って積んだ)。
これが11章も続くなんて、贅沢じゃない?贅沢よ。贅沢。
で、「悪い奴はぶっ飛ばす」というRPGの王道。
今日はそんなマイス&ミスティクスを開けちゃうよ!
【目次】
〈ゲームの概要〉
ある日の事。お城に黒き兵隊を従えた美しい女がやってきました。女は王妃を亡くしていた王様に気に入られ、わずか数日という間に王様と結婚し、王妃の座につきました。女が連れてきた黒き兵隊は城の衛兵にとって代わり、やがて王は病に伏せます。
王妃は王に代わり我が物顔で王国の執政を行うようになりました。。。
って、ここまでの流れで十分なくらい判りやすいですね。そう王妃は魔女でした。王子は仲間の助けを受け囚われた牢からネズミに変身して脱出します。自分の父をたぶらかし王国を乗っ取ろうとする魔女を城から追い出すために!
やっぱ、こうでなくてなりません。青少年のすこやかな思春期ってこういう話から育つんではないでしょうか。騎士道とか武士道とか、弱きを助け強きを挫くっていうのかしら。勝てるわけないじゃんとか考えない無謀さ。ぁあ、僕が守るっ!って恥ずかしいくらいの熱っぽい思いkウィ会....(以下省略)
じゃじゃじゃーん。
物語の始まり始まりー。
あぁ、イイじゃないか・・・
〈開封〉
さ、ジジイの戯言はこのくらいにして開封するよ。
〈マイス&ミスティクス〉
プレイ人数:1〜4人
対象年齢 :7歳
プレイ時間:60分〜90分(たぶんシナリオ1つ分)
ネズミが猫に立ち向かおうとしていますが、このネズミは王子達です。
このネズミ達が本作のヒーローって訳だぞ。そしてなんと!コモノ待望のソロプレイに対応してらっしゃる!
ネズミ王子万歳。
これだから協力型のボードゲームって好き。
・コンポーネント
このネズミ達の冒険を彩るのがこのコンポーネントだ。
プレイスペースとなるお城の内部は部屋タイルをつなげて行くタイプだな。トークン類は数も種類も少なめで、初心者でもかなりとっつきやすい部類ではないだろうか。
・ルール&シナリオブック
ルールブックとシナリオブックが一冊づつ。
特にシナリオブックは11章分あるので軽い短編小説くらいある。ゲーム自体の「対象年齢7歳から」となっているけど、シナリオブックはしっかり漢字バリバリで書かれているので小学校の高学年か中学生以上の子は最低1人いないと、シナリオ読めないと思うぞw
・ストーリー管理ボード&部屋タイル
ストーリー管理ボードは2分割されて入っている。くっつけると結構大きいよ。
砂時計マーカーや探索デッキとか遭遇デッキとかを配置。カード類を置く場所を決めてくれるのは迷わなくてありがたい。その他にもパーティアイテムとか、敵との遭遇を管理するチーズホイールもある。
部屋タイルはネズミ達の冒険の舞台。夜のお城なのだ。シナリオでどのボードを使うかの指定がされていく。ボードも部屋タイルも結構大きいので、テーブルに載せるとなると結構広さがないと辛いかも。
・マーカータイル類
チーズタイルやステータスマーカー類。種類が少なめなので混乱はしなさそう。
ネズミが主人公なだけにチーズもある。ネズミって本当にチーズ好きなんだろうか?
なおチーズタイルはおやつではなく。。。
・ダイス
戦闘に使うダイス。特殊な目が書いてある。
チーズが書いてある!
〈カード類〉
ネズネズ達をあらわす英雄カードの他にも色々あるよ。
・英雄カード
プレイヤーのカード。能力とか書いてある。
なんと裏返すとそれぞれのキャラクターの物語が書いてあるよ!
背景もわかって遊ぶとなお楽しそうですな。
・手番順カード
手番順カードはシナリオの最初と、遭遇時に手番を決めてストーリー管理ボードに配置するよ。
熱い!セリフが熱いぞ!
これぞ青春これぞ冒険!!ふぁぁぁ...(以下割愛)
で、こちらが配下(敵)カード。
あ、あの・・・ネズミの相手にしては凶暴すぎない?なんかミニチュアより禍々しい感じするんだけど。。。
・探索カード
アイテムやイベントを管理するカードだよ。
・能力カード
レベルアップとかしちゃうらしい。
ミスティィーック・ブラストッ!
づがーん。どーん.....。ぐうぁぁぁぁ.....
みたいな事ですよね。ええ。わかってますとも。
・遭遇カード
遭遇したく無いやつらに会うことになるカード。
2種類あって、文字の色が赤いほうが困難なやつ。
〈ミニチュア〉
さて、やはりこれを外してマイス&ミスティクスとは言わないミニチュアです。数はそこまで多く無いけど、6体のヒーロー(ネズミだけど)ミニチュアが可愛い。
こいつらがお城の中で襲ってきます。
・・・・ゴ◯ブリです、ね。。。
うぉぉぉ。やっぱミニチュアあるとカッチョいいな!
ペイントもしました!
〈まとめ〉
RPGゲームの王道、悪い魔女をやっつけに行くという真っ当なシナリオを、この可愛いミニチュアでプレイするというマイス&ミスティクス。ネズミの大冒険的なシナリオが全部で11章も楽しめるという豪華なコンポーネントも、シナリオ2本のルーンバウンド第3版と比べるとお得感もあるし。
7歳からという年齢設定のためにあまり戦略的なゲームではないけれど、ダイスに一喜一憂しながらネズネズの冒険を楽しむのがいいのでは無いだろうか。そして、なんといっても我が家の長女をRPG好きにするためにも実に良い教材であるぞ(笑)
ミニチュアペイントの入門編としてもワクワクするな!
うまく塗れたらまたご紹介するよ。
【PR】
再販されたのかな?一時期品切れだったけど駿河屋でも普通に売ってます。
画像:駿河屋
Amazonはこちら。