ども。コモノです。
本日は寝かせちゃってたEngames福箱より「ジャンヌ・ダルク-オルレアン ドロー&ライト」のご紹介です!あのオルレアンが紙ペンになったって聞いて気にはなってたんだけど、最近紙ペンゲームの気分でもなかった&忙しすぎた理由で積んでしまっていました。ソロプレイではオルレアンの乙女と競えるという「オルレアン
ドロー&ライト」をようやく遊べましたので今日はサクッとご紹介したいと思いますよ!
ジャンヌ・ダルク-オルレアン ドロー&ライト 日本語版
プレイ人数:1〜5人
対象年齢 :10歳以上
プレイ時間:45分
国内発行元:ゲーム紹介:ジャンヌ・ダルク-オルレアン ドロー&ライト-|Engames
Boardgamegeek
ジャンヌ・ダルク-オルレアン ドロー&ライトってどんなゲーム?
オルレアンが紙ペンになりました!といわんばかりのコンポーネント全開なのですが、実際遊んでみると結構違います。というか見た目一緒だけどゲーム的にはオルレアン的な「戦略を楽しんでる感」がするボドゲではございません。
オルレアンはこんなゲームです
かといって面白くないわけではなく雰囲気だってもうオルレアン。遊び終わった後もオルレアンを思い出す。。などなんかちょっと不思議なゲームです。紙ペン系としてはやや難しい部類に入るアクション選択のゲームです。もちろんオルレアンを遊んだ事がなくても楽しめますよ。
インタラクションが楽しめる
オルレアン ドロー&ライトでは基本的なアクションがドラフトで行われるだけでなく、早取り要素がいくつかあります。ゆえに紙ペンながらもインタラクション強めのプレイを楽しめるのが特徴的。場所カードや交易所、公共事業の各所ではいち早くそれを選択したプレイヤーに恩恵が与えられるシステムなのです。
アートワークはオルレアン
なんといってもアートワークがオルレアンです。フランツ・クレメンスが手掛けるのもさることながらフレーバーを支える細部のコンポーネントはオルレアンと同じデザインなので、「オルレアンしてる!」気分になるというゲーム。
バッグビルディングはアクションドラフトに
オルレアンの特徴だったバッグビルディングは同じバッグを使ってアクションドラフトに生まれ変わりました。なるほど同じフレーバーと同じ動作で、こういう変化って出来るんだね....とちょっと感心しちゃう美しき変化。
5枚(人数により変化)のタイルをバッグからドローしてサラッと並べ、順番にドラフトしていくオーソドックスなアクション選択。旅の随行者の効果を得ながら交易に精を出すもよし、学問の道を突き詰めるもよし。勝利点を得るため各種のトラックを埋めていく時間が堪能できるのです。トラックはビンゴのようにタテヨコ列を埋めることで追加効果も得られるのでコンボ的な楽しみも待っておりますよ!
ジャンヌ・ダルク-オルレアン ドロー&ライトのルール・遊び方
準備は非常に簡単です。ソロプレイの場合はシートの裏面を使用して遊ぶのに注意しましょう。
ゲームの進行
一応3つのフェイズに分かれてますが、複雑なことはほぼありません。
1)アクションタイルをバッグから引いて並べる
2)スタートプレイヤーから順番に1枚選び....
選んだタイルの随行者能力を解決し、結果をシートに記載していく。
3)スタートプレイヤーを交代する
いうたらこれだけを繰り返すのですが、随行者によってもたらされる結果は早取り要素もあるし、狙っていた随行者タイルを軒並み抑えられてしまうという事もちょいちょい発生しそうなルールです。臨機応変に対応するために、周囲の状況把握はとても大事になりますよ。
ソロプレイはできる?
出来ます!相手はオルレアンの乙女、ジャンヌ・ダルク。もうジャンヌが相手という時点で名声やら影響力やら勝てる訳ないじゃん?って気分になるのはひとまず置いておくとして。
ソロのお相手はもうジャンヌ一択になっておりますので、気持ちを引き締めての初戦。ジャンヌは騎士と共に各地を勢力的に周り、市民の支持を集めて行く戦術のようです。対する自分はというとひたすら学問の道を極めんと図書館を立てたりしてみました。
結果、ジャンヌの威光の前に惨敗。。。多分市民の支持を集める事を放棄してたからだとおもわれ(反省)
ジャンヌ・ダルク-オルレアン ドロー&ライトの感想・まとめ
「オルレアン」というビッグタイトルの名を冠してしまったがゆえに話題に乗り切れなかった感じがある「ジャンヌ・ダルク- オルレアン ドロー&ライト」。
でも新しいゲーム、としてみたら結構バランスが良い紙ペンゲームだと思いました。確かに新しいルールというか「そう来たか!」感はちょっと薄いんですけどアクションドラフトもこなれたルールでおかしなバランスってこともないし、なんとなくよく分かってないレベルで遊んでも「ボドゲって難しいけど楽しいな!」って思えるようなポイントが分かりやすくまとまってると思います。資源を管理する倉庫とか銀行、発展トラックは視覚的にリソースがどのメリットにつながるか一目でわかるしね。
クレメンス・フランツの手掛けるアートワークはやはりオルレアンを遊んでいる気分にさせてくれるし、中世ヨーロッパの生活なんかを妄想させてくれるので場所カードがずらっと並ぶのも良き。
オーソドックスにまとまったルールがゆえに、経験者や重ゲー愛好者との対戦では実力差が結構出そうなところは遊ぶ相手次第かなと思います。でもオーソドックスだから何度も遊ぶとたぶん上手くなってくことが実感できる紙ペンではないかなと。
改めてボックスアートをみると、なんかジャンヌさんが指導教官に見えてくるわね....個人的には「ハドリアヌスの長城を遊ぶメンタルは足りてないんだけど、でもちょっと歯応えあるボドゲやりたい」みたいな気分の時にハマりそうな紙ペンゲーム。オルレアンも好きだし、満足するまでやり込むのも楽しそう!
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