ども。コモノです。
GWも終わっちゃった感ありますが、まだお休みの方も居ますかね?休みの間、なかなか日中は時間が取れなかったのですが、実はよなよな独り密かにボドゲを遊んでおりました。そのボドゲとは....獅子のあぎとっ!
そう、かのBGGランキング堂々1位に輝くボドゲ「グルームヘイヴン」の独立型拡張として日本語版が発売された獅子のあぎとを遊んでいたのです!ふはは!やはり1人ボドゲといえば冒険よな!スタートセットなるサブタイのついている獅子のあぎとですがスタートセットってなんなん?グルームヘイヴン拡張:獅子のあぎとで良くない?という気分ではあるものの以前からBGGの評価はめちゃ高くて気になっていたわけです。はぁ、なんだかんだやっぱり冒険モノ好きなんすわ。(=ↀωↀ=)✧
ということで全ぼっちボドゲプレイヤーの諸君(いや、そうじゃない方にもね)、今日は獅子のあぎとをご紹介するよ!
【注】本記事ではチュートリアルシナリオ4までの写真が出てきます。それも見たくないぜっ!って方はそっと記事を閉じましょう。プレイ後にまた来るのです...
グルームヘイヴン スタートセット 獅子のあぎと 完全日本語版
プレイ人数:1〜4人
対象年齢 :14歳以上
プレイ時間:30〜120分
国内発行元:アークライトゲームズ
Boardgamegeek
グルームヘイヴン スタートセット 獅子のあぎとってどんなゲーム?
世界のボードゲーマーが集うサイト「Boardgamegeek」のランキングにおいて長らく1位に輝くビッグタイトルがグルームヘイヴンな訳ですが、今日ご紹介する獅子のあぎとはそのグルームヘイヴンのスピンオフ的なタイトルです。
⬇︎本家グルームヘイヴンのご紹介はコチラ
本家は港町グルームヘイヴンを拠点にする傭兵団となり世界各地を巡る冒険が楽しめるゲーム。獅子のあぎとはその港町そのものが冒険の舞台となっています。
世界から市街へと舞台を移してはいるものの、収録シナリオ数は25本と十分な量が用意されています。独立型の拡張として位置付けられているので獅子のあぎと単体でも遊べるし、本家に混ぜて遊ぶこともできるのです。
つまり獅子のあぎとを手に入れれば、アタシの冒険の舞台は純増するって事なのですよ(=✧ω✧)キラーン!
スタートセット?
チュートリアルとして位置付けられている最初の5本のシナリオでグルームヘイヴンを遊ぶためのお作法が順番に学べる親切設計。教則本を片手に進めればルールの把握が容易なのです。基本的なルールは本家とほぼ共通なので、獅子のあぎとを遊べばスムーズに本家グルームヘイヴンも遊べちゃうという事なのです。
チュートリアルは確かに親切。1シナリオごとに要素が増えていくので混乱なく戦闘ルールやキャンペーンルールなどが頭に入ってくるようになってます。久しぶりにグルームヘイヴンを遊ぶ人も「あー、そうそう」と思い出しながら、あのウキウキ感が戻ってくる感じが味わえるよ!(味わい中)
気がつけばBGGランキング4位(2022年5月時点)
本家が1位を独走しているのは相変わらずなのですが獅子のあぎともいつの間にかランキング上位にいますな。記事執筆時点で4位、レーティングも「8.6」(1,9万件以上のレーティング)なので単独タイトルとしての評価も高いのです。まぁほぼ同じルールだし、面白さはほぼ変わらないので納得だわよね。
獅子のあぎとのコンポーネント
本家に比べれば少ないですがあくまで比べればという話。通常のボードゲームの範疇でいえばトークン類は多めだし、カード類も多めです。このコンポーネントの取り回しがグルームヘイヴンは一番の難点といえば難点ですな。面倒ではある。
冒険マップのセットアップは楽の一言!
獅子のあぎとで一番感動したのはやはりマップとそのセットアップ。マップの準備はシナリオブックを開き、そこに書かれているようにトークンやらモンスターやらを置くだけというお手軽さ。
タイル抜きにはちょっと注意
たまたまなのか、でもTwitterでも同じように「タイルが抜きづらい」というツイートを見かけていたので慎重にとりかかりましたがやはり。。。危うくビリッ!といくとこだったよ。小さめのタイルは特に注意した方がいいかもしれません。
トークンは何かで流用もできそうだけどモンスタータイルはショック受けそうだったのでデザインナイフの出番と相成りました。カリカリやりつつ、モンスターを繁々見つめてニヤけながらの作業です。
トークンもモンスターも全て詰めた後のこの達成感よ...
ソロプレイは無論可能。
仲間と冒険に出たぁぁいっ!という気持ちはあるものの環境的にそれを許さない事情がある人も安心。グルームヘイヴンはソロでも楽しめる点が魅力ですが、獅子のあぎとでも存分にソロを堪能出来ますとも。えぇ、してやりましたとも。
キャラ2名を操る戦闘が楽しや
グルームヘイヴンの戦闘はボケっとしてると負ける訳です。モンスターがどう動くかをしっかり考え、次なる一手を考えます。使ったカードがしばらく戻ってこないとか、強いカードがサクッと失われたりとかありますけど、残されたカードを前にぐぬぬ...と悩むのが楽しい訳です。
どちらを先に行動させるのか?モンスターが襲ってくる速度はどのくらいか?体力は持つのか(割とすぐ死ぬ)?次の手番、残ったカードで大丈夫か...
1人で遊ぶ時は2名分のキャラクターを使うのでお悩みも2倍。パーティのことを考え、それぞれから最良の手札を選ぶ悩みというものは、難しくもかなり楽しいのです。
シナリオ4から先は気を抜くな(いや最初からな...)
チュートリアルのシナリオ4くらいから、ぐっと冒険感が上がるので楽しみにして欲しいのです。この辺りからほぼ全ての要素がルールに入ってくるので本家と遜色ないプレイ環境になります。ソロでもシビアなシナリオ、4人プレイならば恐れ慄くであろうよ...
準備を入れてもゆっくりめで1シナリオ2時間くらい
本家よりも準備もちょびっと簡単になってるし、ソロなら獅子のあぎとの方が遊びやすいのも良いですな。1人だとゲームの準備という儀式に心がめげることもあるかと思いますが獅子のあぎとであればそれは幾分楽。ゲームを中断する時もシナリオブックを閉じ、次遊ぶ時に続きのページを開くだけでマップが現れるというのも良い感じで、開かれたマップ見ると準備するかっ!って気分になるよ。
ちなみにソロだと1シナリオ小一時間くらいが目安。ゆっくりあれこれ考えながらなら遊んでも2時間もかからないくらいかと思うので、仕事から帰ってきて21時くらいから遊び始めたって濃密な夜を過ごせること請け合いですぞ。シナリオは全25本あるので1日1シナリオくらいでゆっくり遊ぶのも良さそうです。
グルームヘイヴン スタートセット 獅子のあぎとの感想・まとめ
ちょっとずつマップにシールが増えていく楽しさよ...
まずボドゲでRPG系が好きな方は獅子のあぎとを遊ばないという選択肢はございませんですよ?TRPGがお好きな方にもおすすめだし、なかなか皆んなで集まれないって人にもおすすめなのです。ソロでもかなり楽しいよ。
ゲーム性という点ではユーロ系のボドゲとはまた違った考えどころが随所にあるグルームヘイヴン。戦闘での立ち回りや攻撃に使うカードの使用タイミングなどを考えるのも楽しさのうちの一つでただストーリーを追うだけみたいな感覚になることが少ないのも魅力です。油断してるとサクッと死んでしまうのですが、このあっけなさ感というか儚いくらいにHPが少ないというリアル感も良いですな。普通の人なら剣で切られたらその時点でもうヤバいし、なんなら木の棍棒レベルでヤバい。
シナリオとシナリオの合間に入る街でのイベント処理も楽しいし、アナログ環境で冒険を楽しむというフィールドとしてグルームヘイヴンの街はこの上ない完成度かと思います。シートに特典やら経験値、所持金を書き込む作業すらも自分のキャラクターへの愛着が増すってモンですよね?
同じキャラクターであってもプレイする人の選択で多少の個性が出てきます。こういうアナログなところも楽しいのです。グルームヘイヴンってきっといい所なんだろうなぁ...(違う
本家のグルームヘイヴンは準備やら心の余裕やらで一旦お休みしちゃっていましたが、獅子のあぎと遊ぶとやはりウズウズしてくるよねぇ....仕事とか放り出してずっと部屋にこもって遊んでたい衝動に駆られますが大人はそうも行かないのが辛いわよ。
最近(というかこの春ずっと)現実逃避したがっていたマイマインドをしっかり癒してくれた獅子のあぎと、やはり期待を裏切らない楽しさでしたっ!続きも楽しみだわ。
....グルームヘイヴンが仕事になりませんかね(●ↀωↀ●)
【獅子のあぎと販売情報】
うーん。プレミアム。。
再販予約が始まったぞ!
本家グルームヘイヴンは再販後もプレミア
駿河屋で探すのもアリ
本家グルームヘイヴン日記(怠けてる)