ども。コモノです。
今日はバイオハックのKickプロジェクトでストレッチゴールに含まれていた「エンクロージャー」という中量級ボドゲのご紹介です。フレーバーはバイオハックと同じく、イカれた科学者たちの実験がテーマです。
バイオハックのプロジェクトでオマケのようについてきたエンクロージャー。正直どんなゲームなのか特に調べもせずに脳内はバイオハック一色に。先日ご紹介の通りバイオハックはとても満足度高かったので十分お腹いっぱいになった感じもあり、しばらくエンクロージャーは頭の片隅にちょこんとおかれたままになっていた感じ、否定できません。だがしかし。エンクロージャーとは一体なんなのか???7月に入りちょっと気になったエンクロージャー、しっかりご紹介したいと思います!
エンクロージャー
プレイ人数:2〜4人
対象年齢 :◯歳以上
プレイ時間:30〜45分
国内発行元:010 | Enclosure | uchibacoya
Boardgamegeek
エンクロージャーってどんなゲーム?
エンクロージャーは手元の個人ボード上でクリーチャーコマを移動させながら、研究カードに記されている条件を達成しながら目標点を集める軽めの中量級ボドゲです。バイオハックと同じ背景を持っているゲームで、狂科学者たちが創り出したクリーチャーのフィールド実験がテーマとなっています。
アクションポイントとハンドマネジメントのバランスが程よく苦しい、でもサクッと遊べるパズルゲーム。オマケとか思っててすみません。。。普通に面白い中量級でございました。
フレーバーはバイオハックを継承しており、イカれたクリーチャーを生み出した狂科学者たちの生態実験場がテーマです。これはなんだろね。生き残るというか、生存力チェックみたいな実験なんだろか。研究カードには各エリアに存在していなければならないクチーチャーが示されており、プレイヤーは5種類の手札(移動カード)を駆使してモンスターの配置調整を個人ボード上で行います。
カードに指定されたクリーチャーの配置が達成できると研究が完了し、勝利点が入ってくるというメカニクス。他にもマイルストンカードもあって、獲得できるカードやタグ、種類などの要素の組み合わせで得点が決まるゲームです。
コマの移動で条件を満たし、得点源のカードを獲得するというシンプルな構成ながら、アクションポイント制なので移動カードのプレイや研究カードの達成をどの順番で行っていけるのか、そのせめぎ合いが楽しいボドゲです。これ、おまけでついてきたけど・・・普通に中量級だぞ?
エンクロージャーのコンポーネント
基本的にバイオハックのスピンオフ的な設定なのでアートワークには共通性があります。
世界観が好みならエンクロージャーの個人ボードはかなりテンションが上がりそう。なかでも5種類のクリーチャーコマの造形は流石のuchibacoyaクオリティ。このクリーチャーコマはバイオハックのミニ拡張としても使えるという優れものなのです。
エンクロージャーのルール・遊び方
準備は非常に簡単で、研究カードやマイルストンカード、個人ボードの準備くらいです。慣れれば5分もかからないでできますよ!ゲームの終了トリガーは誰かが研究カードを12枚達成すること。いち早く達成するだけではなく、そのカードで得られる勝利ポイントで他のプレイヤーを上回る必要があるのがポイントです。
手番の流れ
手番では3APを使用して、以下のアクションから選択して実行します。
- 移動カードの使用(AP1)
- 使用済み移動カードの回収(AP2)
- 研究カードの獲得(AP1)
- 研究カードの達成(AP2)
- マイルストンカードの達成(AP0)
移動カードの使い方
5種類ある移動カードは自分の個人ボード上のクリーチャーを移動させる唯一の方法です。押し出し(1種類)と入れ替え(4種類)のカードをうまく使いながら研究カードの配置に近づけるようクリーチャーを誘導します。
1度使用したカードは手札に戻らず捨て札となるため、再使用には回収というアクションを挟まなくてはなりません。そのため5種類をどんな順番で使用するかうまく考えてプレイしないと研究の達成スケジュールに遅れが出ること間違いなし。
バイオハックのミニ拡張にもなるよ!
エンクロージャーのクリーチャーコマはバイオハックのミニ拡張としても使用できます。ミニ拡張を導入するとバイオハックでクリーチャーを個人ボードに配置する際、その配置する種を指定して追加ポイントを得ることができるようになります。最後にピリッと影響を及ぼす得点源&可愛いクリーチャーコマが追加されるという嬉しい拡張ですよ。
ソロプレイはできる?
エンクロージャー、残念ながらソロプレイは出来ません。ソロでエンクロージャーを感じたい場合はミニ拡張としてバイオハックに加えて遊びましょう!
エンクロージャーの感想・まとめ
届いた時はすみません、オマケ感ありました。そしてバイオハックが楽しすぎたのでエンクロージャーを開けるのをうっかりしていた事も告白します。いざエンクロージャーを遊んでみた感想としては、なんとなくおまけでついてきたというようなボドゲではなく、遊びやすくもしっかりと悩ましいパズルゲームです。
アクションポイントもカードマネジメントもそこまで複雑ではないため、ルールを覚えるのもとても簡単。目標となる研究カードのハードルも高くないのでサクサクゲームは進んでくれます。ただしアクションポイントの使い方は考えないと思うように得点化が出来ず、他の狂科学者と得点差がついてしまいます。
得点源となる研究カードやマイルストンカードは枚数がそれなりに公開されるので得点差がつきにくい印象。この辺りは好みが分かれそうよね。インタラクションが少なめなゲームが好きな人ならおすすめだと思います。中量級ではありますがそこまで複雑なパズルではないので気軽に遊べるのは良きですな!
とてもシンプルなゲームなので、普段ユーロ系のボドゲを遊ばない人でも遊びやすそうです。バイオハックの前哨戦として遊んでも良いし、仲の良い人たちとおしゃべりしながらプレイするのも楽しそうですよ!
なお、コマはマジで可愛い(ↀωↀ)!
【エンクロージャー販売情報】
現在はuchibacoya直販のみで取り扱い!
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