先日のゲームマーケット以降、怪しげな風邪にかかりっぱなしのコモノです。なかなか治らないのでドラッグボリボリしてます。ふへへ、ケミカル万歳(サイテー)
ウィルスめ、駆逐してやるっ!って脳内妄想を掻きたてながら現実はしょんぼりな訳ですが、大きなボドゲを広げてあれこれやる心の余裕が無いので、治るまでの間はバッグに常駐させようと思って購入した小箱系ボードゲームをご紹介しよかなと思っております。(弱気)
今日はその第1弾「ダンジョンオブマンダム エイト」をお送りするよ!
昨年末のこと、会社内にボードゲーム好きな男子がいることを偶然にも知りました。しかもお仕事でしっかり絡む間柄。そんな彼をコモノ主催の「魅惑のハコオンナ会」へご招待した際に初めて遊ばせてもらったのが「ダンジョンオブマンダム」。箱は見かけたことがあったんだけど、そもそもソロプレイ出来ないゲームだったのでコモノ全くノーチェック。しかし・・・
遊ばせてもらったらさー、コレが超面白かったんだよ!
ブラフ&チキンレース。色々なブログや記事でもダンジョンオブマンダムってそう言うゲームだって書かれてます。あー、そうなんだブラフなのね。チキンレースなの。ふーん、あそう。(よく判ってない)くらいの感じで流して読んでましたが。
マジなめてましたすみませんすみませんすみません....|ω・`).....チラッ
そんな反省を胸に抱くレベルで面白かったんです。ダンジョンオブマンダム。
コイツが元祖ダンジョンオブマンダムだぞ
チキンレースも延々続く訳じゃなく、パスが回れば強制的にゲームが進むのもダラダラしなくていい感じとか。とにかく「ちょこっと遊ぶ」程度なのにギュッと面白みが詰まっててとても欲しくなっちゃったんだよ。でも昨年末はビッグタイトル目白押しの後でお財布はすでに厳冬期へと突入済み。いつか買おうと誓ったまま、ずるずる買えずにいたのだ。
ところが今年のゲームマーケット春の情報を漁っている中に「ダンジョンオブマンダムエイト」なる文字を発見。
ダンジョンマンダムの海外版は豪華らしいというのは噂に聞いていたので、これはもう買うしか無い!ってなり遂にゲムマ春にて購入した訳でございます。
ということで、ダンジョンオブマンダムエイト。一体どんな感じなのか。
男子なら刮目。だぞ?
じゃ、開けるよ〜
開封
外箱も豪華な金文字ですぞ。残念ながらソロプレイは出来ません。
『ダンジョンオブマンダム エイト』
プレイ時間:約30分
プレイ人数:2~4人用
対象年齢 :10歳以上
「ダンジョンオブマンダムエイト」に限らずオインクゲームズのゲームサイズは超好みである。
気になる箱の中
広げてみた感じ。結構豪華。
箱は小さいのに、かなりぎゅっと詰まった感じある。
冒険者たち
これが今回ダンジョンに潜る冒険者たち。追加された職業はいずれも冒険者っぽくて雰囲気がある。装備品もそれぞれ異なるので戦略も多彩だよ。
顔ぶれが冒険の酒場的な感じでよろしいですな。
騎士
オーソドックスな騎士。今作もドラゴンランスやウォーパルソードは健在。
アイテムタイルは裏返すと英文字の表記。かっちょよい。
なんか英語の方が雰囲気ある。読めないけどな。
プリンセス
新しい冒険者、プリンセス。
もはや求婚者ですら装備品扱い。さすがプリンセス。
ん?ば、ばあや、だと。。。
HP+3とか、ばあや優秀。
忍者
こちらも新しい冒険者の忍者。
銀の手裏剣でヴァンパイアを一撃必殺。そうか、ウィザードリィか。忍者刀もかなり優秀だな。他にも吟遊詩人や盗賊など、その職業にふさわしい変わった装備品が用意されている。選ぶ冒険者によってかなり戦略が変わる感じだなー。
死霊術師
そして今回の冒険者全員を通してコモノ一押し装備品がコチラ。死霊術師のゾンビのしもべ。
ゾンビでHPが増えるっていうことは・・・・
(|||゚Д゚)怖ァ...
モンスター/スペシャルモンスター
モンスターカードは13枚ある。基本的にダンジョンオブマンダムと同じ。
これだけでも結構厳しい・・・。さらにダンジョンオブマンダムエイトでは7枚のスペシャルなモンスターたちが追加されている。毎回2枚がダンジョンに参加するぞ。
ヴァンパイアロードとかいる。。。
ゲームの遊び方
簡単にだけどゲームの流れをおさらい。書くとなんとも味気ない感じのながれなのだけど、実際プレイするとどのタイミングでパスをするか非常に悩ましいのだ。
引いたモンスターをダンジョンに追加するかそれとも冒険者の装備を外していくのか、どのタイミングでパスをすべきか悶々とするよ。
準備
全員にプレーヤーカードを1枚づつ配って黒い面を上にして置く。スタートプレーヤーを決めて冒険者を1種類チョイス。今回はプリンセスにご登場いただいたよ。場のみんなが見えるところに冒険者タイルと装備品タイルを並べる。
スペシャルモンスターから2枚引いて、モンスターの山札に加えシャッフルする。1回のダンジョンチャレンジでスペシャルモンスターは2枚しか使わないよ。
モンスターの山札を伏せて財宝カードの隣にセットしたら準備完了。
ラウンドの流れ
1・パスするか、しないかを選択
→パスを1回するとそのラウンドはゲームに参加できないよ。
パスを積極的に行っても死なないけど財宝は手に入らないので、勝利者になることはないよ。
2・モンスターカードを引いて、内容を確認する
ダンジョンに配置するか、それとも冒険者の装備を外すか悩む訳ですよ。ドラゴンとか自分が潜るハメになったら絶対会いたくない。
A)モンスターをダンジョンに配置する
周りのプレイヤーには見えないようにダンジョンに伏せて配置する。
B)モンスターを取り除き、装備を一つ外す
ダンジョンには加えずに手元に伏せておく。並んでいる装備カードから一つ選んで、伏せたモンスターカードに乗せておくよ。
基本的にはこの繰り返しを延々続ける。ダンジョンに加えた(加えられた)モンスターを想像しながら残された装備品を見て、「あ、やばい。絶対帰ってこれない」と思ったらパスを宣言するよ。 誰か1人を残して全員がパスしたら、ダンジョンチャレンジのお時間である。
ダンジョンチャレンジ
プレイヤーカードにはモンスターとモンスターを蹴散らせる装備品が一覧になっているので、コレとにらめっこしながら伏せられたモンスターカードを順番に開いていくよ。
財宝カードまで辿り着けたら、潜ることになったプレイヤーの勝ち。
モンスターをやっつける事ができる装備品タイルがなかった場合は、カードの左上に書かれた数値のダメージを受ける。冒険者のHPはタイルの下部に書いてあるよ。
プリンセス、HP2しかない。。。求婚者(HP+5)は早々に取り除かれている。
でもまだプリンセスには「ばあや(HP+3)」がいた。いざ!ダンジョンへ!
プリンセスはヴァンパイアと遭遇した!
ばあやがプリンセスを庇った!
ばあやはヴァンパイアと闇に消えた!
プリンセスはオークと遭遇した!
オークの一撃!プリンセスは還らぬ人となった!
・・・・プリンセスはダンジョンに散った。
(ノ′Дヾ)ママー!コワイョー!!
こんな感じで繰り返しダンジョンに潜り、2回死亡したプレーヤーはゲームから脱落するよ。財宝を2枚集めるか、1人生き残れたら勝ち。次のターンでパスしようと思っていたら直前に全員にパスされてしまって、ピヨピヨしながらダンジョンに潜ってみたらギリギリのダメージで生還!なんて展開もよくある。このあたりのドキドキ感がダンジョンオブマンダムの魅力だな。死んだらアレだけど。
まとめ
スペシャルモンスターもちょっと変わった効果があって面白さ増してる気がします。コモノとしては、冒険者を変えると装備品が変わるところがお気に入りだった。ヴァンパイアロードとドラゴンとリッチというコンボも、最後のリッチがゴーレムだったら生き残れたのに・・・と悶々しながらワイワイ遊べるのがダンジョンオブマンダムエイトのいいところだな。
もはや嫌がらせのようなコンボ・・・・
このギリギリで死亡する感じとか、ギリギリで生き残れる事がある感じのバランスが絶妙で、とても盛り上がれる事間違いないのだ。
プレイ時間も短く、準備も簡単なので、いつもバッグに入れておいて飲み会の最初とかにちょろっと遊んだり、会社のお昼休みにちょろっと遊んだりするのにはとてもおすすめ。いろんな冒険者でぜひ遊んで見て欲しいぞ!
RPG&ダンジョン系ボードゲームまとめ
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ダンジョンオブマンダムもまだ売ってるな。
デザインがちょっと違うので旧作が好きと言う方もいると思うぞ。
オインクゲームズの小箱系ボードゲームは持ち運びにおすすめだな。
ダンジョンオブマンダムを教えてくれた彼のおすすめ2作も是非。