ども。コモノです。
アポカリプスってなんの事だか知りませんでした。
アポカリプス=黙示って意味なんだね。
で、黙示って...?( ゚д゚)ポカーン
ってくらい、忙しいけど基本は呑気な生活を送っているコモノです。黙示って聞いちゃいますとヨハネの黙示録が出てきちゃいますな。宗教的な事を語るには智が足りないのであれですが、やっぱり神秘的な事に思えてしまうのはこの世代(なんとかアラフォー)の特徴でしょうか。ノストラダムス世代だしね。
今日は80年前のナノ=アポカリプスで一度滅びかけた世界を舞台にしたボードゲーム「コロニー 完全日本語版」をご紹介したいと思うよ!
このゲーム、実はもともと国産のボードゲームで今回はそのリニューアルverとなっております。デザイナーは国内でも知名度の高い北条投了氏。
傑作シリーズとしてファンも多い「エイジ オブ 〜」から「エイジ オブ クラフト 大建築時代」のリメイク作だそうです。
では、新しい未来への希望を開きますよ。
【目次】
〈コロニーって?〉
突如人類を襲った「ナノ=アポカリプス」から80年。滅亡の危機にあった人類は必死で自らの未来を描こうと踠いていた。プレイヤーはわずかに生き残った人類のうちの1人。この何もかも失われた地球に再生の1歩を踏み出すコロニーを建設する。他のプレイヤーたちも時を同じくコロニーの建設に乗り出した。いち早く地球再建の声をあげるのは果たして誰だろうか。。。
っていう、1回壊滅の危機に瀕した地球を舞台としたボドゲ。うん、フレーバー的には超好みのところを突かれた感じである。ゲームのシステムは冒頭でも触れたようにチキンダイスゲームズ(今はサザンクロスゲームズ?)から出ていた北条投了さんの「エイジオブクラフト 大建築時代」のリメイク作。ダイスを使った拡大再生産っぽいな。残念ながらコモノは原作は未プレイであるが「エイジオブ〜」はファンが多いインディーズの名作枠。(エイジオブサモナーは持ってる)
おなじくデザイナーに名前を連ねるのがTed Alspach(テッド・アルスパッチ)。
ノイシュバンシュタイン城のデザイナーだぞ。ボドゲのリメイクというのがどんな風に行われるのかよくわかっていないのだけど、エイジオブクラフトでは対応していなかったソロプレイに本作は対応しているの。これはポイント高し。
ささ、人類再生の一歩を深夜のダイニングで始めよう!
〈開封〉
コロニー 完全日本語版
画像:駿河屋
プレイ人数:1〜4人
プレイ時間:45〜60分
対象年齢 :13歳以上
コンポーネント全体
箱を開封する前、手に持つと中で「からんからん」と音がしていた。なんだ?なんかコマ見たいなやつが跳ねてるのかな?と箱を開けて見たところ。
あ、ボードが外れてる。。。
得点計算用のボードとカードやコンポーネントを箱にしまう時に使用するボードがタイルの枠から綺麗に外れておりました。
タイルが開封前にやる気出してる事、たまにあるよねぇ。
タイル&ボード類
得点カウント用のボードとカード配置が書かれたボード(外れてたやつ)、あとはチップ類。
結構シンプルですよ。
ダイス類
白と灰色の2種類のダイス。
相変わらずダイスがじゃらじゃらしてると胸が高鳴る。
〈カード〉
コロニーは基本がカードゲーム。なのでコンポーネントもカードとダイスが中心だ。カードは全部で28種類あって、プレイごと選択カードから7種類を選んでプレイする。
ドミニオンなどと同じようなシステムで、組み合わせによって悩ましさが変わるぞ。
初期カード
自分のもつ初期設備カードが4枚。全プレイヤー共通のカードをもってゲームをスタートするよ。
倉庫▶︎安定資源(白ダイス)を6個まで格納できる。
建築▶︎カードを獲得し、建築する。またはチッピーを2枚獲得する。
物資の変換▶︎同じ目のダイス2つを任意の目の安定資源へ変換する
アップグレード▶︎カードをアップグレードする
基本:生産カード
不安定資源を生み出すカードたち。初期に集められると結構楽になるかも。
基本の生産カードも、結構コストがかかる気がする。
基本:核シェルターカード
集めるとポイントがたくさん入ってくる。
やはりナノ=アポカリプス後は放射能汚染があるのか。
選択カード
ゲームごとに7種を選んで遊ぶよ。組み合わせ次第でかなり戦略が変わる。
上段は基本カード、下段が選択カード
ソロプレイだとあまり役に立たないカードもある。ランダムに選択してもよいし、任意に選んで遊んでも良い。ドミニオンの王国カードみたいに戦略も変わるよ。
〈ゲームの手順〉
ゲームの手番は以下の4つのフェイズで進むよ。
準備フェイズ
倉庫のダイスをプレイエリアに展開。ソロプレイだとすっ飛ばしがちだけどマルチプレイだと倉庫に対して攻撃とかある。
調達フェイズ
安定資源を追加する。ソロプレイだと安定資源がちょっとづつ減る。。。
起動フェイズ
カードの効果をつかってプレイ。一番悩む。
終了フェイズ
倉庫に安定資源を格納したり、起動したカードを元に戻したり。
セットアップの図
基本の生産カード、核シェルターカードと7種の任意で選んだカードを並べるとセットアップ完了。
パッと見は地味っちゃ地味である。
〈お試しソロプレイ〉
お試しといえばソロ。ぼっちのホビーBlogを名乗るだけにソロ。いや久しぶりのソロプレイ対応ボドゲ。 ハフハフちょっと興奮しております....(あ、ネイションズ・ダイスゲームは拡張だったからな)
まずは3つの安定資源である白ダイスを振って倉庫に配置。ここからダイスと運を共にするコロニー建設が始まるのだ。
ソロプレイでは毎ラウンド2つづつ白ダイスが除外されていく。(3つダイスを振って2つをゲームから除外していく)
安定資源である白ダイスが尽きるまでポイントをいかに稼ぐことができるかが問われるよ。また安定資源は倉庫に配置することで次のラウンドに持ち越すこともできる。必要なダイス目を引き継ぎながら欲しい施設を建設していくのだ。写真は変換系カードの「闇市場」。1つのダイスの目を分割して2つにしてくれる。不安定資源でも大丈夫だぞ。
ダイスの目はかなり重要なので、管理が難しい。
とにかくダイス目を揃えるのが難しい。思うように建築できないときは、建築アクションを行いこのチッピーと呼ばれるタイルを入手する。次のターンで不安定資源のダイスを追加して振る事ができる。ダイスの運も結構強く作用する感じ。
〈まとめ〉
何回かプレイしてみた感想。なんでしょう、これ難しいw
思うように得点が伸ばせず、なんかずっと悩んでました。マルチプレイで他のプレイヤーに攻撃を仕掛ける事が出来るともう少しこのままならなさも軽減されるだろうか。
そういう意味では実にボードゲーム感があるよ。ソロプレイでは自分で振るダイスにリソースの全てを頼る事になるので常にダイスが足らない感じに悩む。安定資源は毎ラウンド除外されるために切迫感もあるし、不安定資源の灰ダイスは持ち越すことができないので、あと一つダイスが足らない。建設できない....みたいな事を常に味わうのだけど、結構辛かった。(ゲームとしては正しい)
人類の文明再建をかけたコロニー建設、やはり一筋縄ではいかないということか。なんだろう、どこかキモになるカードを見抜く事ができればもう少し得点が伸ばせそうなのでやり込みが必要だ。交換系のカードをうまく建築して不安定資源を安定資源にチェンジする事が上手くいけばもうちょっと得点伸ばせそうなんだよなー。・・・アップグレードのタイミングと建設順が大事なのかな?基本カード建設に必ずと行っていいほどでてくるダイス2の目の管理も厳しいし。
あぁ、悩ましすぎだろ。(´;ω;`)ブワッ
結果8ポイント。8ポイント。。。ソロなのにマジか。自分の下手さを呪うw
この手探りで得点への道筋を探す感じがまさに人類の再生の道。
コロニーはしっかりダイスを管理しないと未来が描けないあたり、めっちゃ硬派な印象だ。運も味方につけねば文明再生の道は遠い。(。-з-)チキショ
エイジオブクラフトは遊んだ事がないので比較はできないのだけど、ダイスを心ゆくまで振ることになるのでダイス好きの方には是非おすすめ。ソロプレイでは活かせない攻撃系のカードが入ってくるとまた違ったプレイ感にもなりそうだし、リプレイ性はやはり高めだぞ。でもすっきりしないから、ちょっとまた遊びたい。
ぐぬぬぬぬ....くそぅ。
あれかな?施設系カード入れて遊んだらもうちょっと得点伸びるかな・・・
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Ted Alspach(テッド・アルスパッチ)作品
ノイシュバンシュタイン城 完全日本語版
駿河屋でも販売中だ。
画像:駿河屋