ども、コモノです。
今朝カミさんから「Lサイズのシール、剥がしなよ」って言われました。このパーカー、もう3日くらい会社に着て行ってたんですけど。。。
以前なら顔が真っ赤になるくらい恥じ入るところですが、とっさに「オイシイかも...(ネタとして)」となったあたりにアラフォーの余裕を感じます。歳を重ねるっていうのも悪くないもんだと思った朝でした。
さて、今日は先日のゲームマーケットで購入したボードゲームの中から「王国の派閥 / Claim」をご紹介するよ。
トリックテイキング独習のため、小箱系で色々買って見たくなっているコモノですが、王国の派閥はデザイン的にも好きなファンタジー系。そしてマトリョーシカと同じホワイトゴブリンゲームズからリリースされているとあって、結構期待値大のボードゲームでございます。あいかわらずトリックテイキングのルールについては超基本がようやく理解できた(かもしれない)程度のピロピロレベルなものの、朧ニンジャスタートリックから始まったトリテ熱。せっかくだから基本くらい理解して誰かにインストできるところまでは頑張りたいと。
頑張りたいと(ココ大事)。
ささ、開封しちゃいますよー!
〈ゲームの概要〉
ある国の王が突然、酒樽に頭を突っ込んで死んでいた。マジか。
残された2人の後継人は、王国の5つの派閥から支持をあつめなければならない。王のあとを継ぐのはあなたか?それとも対戦相手か?
と。数で奪い合うトリックテイキングのテーマになんと沿ったゲーム背景。数は正義!ですね。政治もゲームもねぇ・・・(笑)
〈開封!〉
小箱ながらなかなか可愛いデザインでございます。左下はゾンビかえ?
〈王国の派閥 / Claim〉
プレイ人数:2人専用
プレイ時間:25分
対象年齢 :10歳以上
ゲームマーケットではディアシュピールさんが和訳付きで販売してました。今後はどうなんだろう?マトリョーシカみたいに継続して販売してくれるのだろうか。。。
・コンポーネント
もちろんカードのみ。潔いくらいカードのみ。
説明書は4ヶ国語に対応プラス、ディアシュピールさんの日本語マニュアル付き!
サマリーカードとカード背面。背面も綺麗です。
てぬかりなしですな!
〈カード〉
「王国の派閥」が最初気になったのはトリックテイキングだからではなくて、このカードデザインが気になったのでした。
可愛いでしょ。支持をとりつけなくてはならない5派閥はこちらですよ。
・ゴブリン
なお、ゴブリンだけ0カードが5枚あるよ。
あれ、カエル?
・ドワーフ
可愛いじゃねぇか・・・・
・アンデッド
No.3に親近感ある!w
・騎士
勇ましいですよ。ええ。
・ドッペルゲンガー
どこをどう見てもカオナシに見えてしまいますw
しかし。仮にも一国の派閥にアンデッドとか、ドッペルゲンガーがいるってどうなのよ?w アンデッドが派閥とかやばくね?ドッペルゲンガーとか民主主義の正反対じゃない?という色々心配になる王国設定。まぁ、どんな相手でも支持を得るというのは大切だし大変なことよね。
〈ゲームの流れ〉
よくあるトリックテイキング風にこのゲームの説明をすると「マストフォロー、切り札あり。ビッドなし」のはず(自信ないw)。
自分で書いてても「今日のミーティングのアジェンダ、プライオリティ低いよね?(今日の打ち合わせの議題って、優先度そんなに高くないよね?)」的な感じがするwww
今や普通にアジェンダとかプライオリティとか言うけどさ。慣れかな。慣れ。。。
さて、プレイの準備は至極簡単。
・全てのカードをよくシャッフル
・各プレイヤーに13枚づつカードを配り、残りは山札に。
以上で完了!やっぱり簡単なのはいいですな!
こんな感じだよね。きっと。
右がリード、左がセカンド。ゴブリン種族をマストフォローしたとこ。ランクはセカンドプレイヤーが8なのでトリックの勝者に。中央に出ているドッペルゲンガーNo.5はセカンドプレイヤーの従者になるよ。
トリックの勝敗は出したカードの数字(ランク)で判定。ランクは0<9の順位で9が一番強いよ。また、各派閥に以下の能力や効果があってそれぞれトリックの勝敗時に影響を及ぼすよ。
〈トリック時のカード効果〉
・ゴブリンがリードされた時、ナイトはランクに関係なくトリックの勝者となる
(マストフォロールールが優先するのでゴブリンが手札に無い時のみ)
・ドッペルゲンガーはいかなる種族の代わりにもなる
(セカンドプレイヤーがドッペルゲンガーを出した場合はリードの派閥と同じになる)
・ドッペルゲンガーはアンデッド・ドワーフの効果を打ち消す
(第1フェーズのアンデッド効果・第2フェーズのドワーフ効果)
そしてゲームは2つのフェーズに分かれるよ。第1フェーズは「従者」の獲得。交互に手札からカードを出しトリックを進める。
【第1フェーズ】
1・山札から1枚を場に公開する
2・スタートプレイヤーがリード(任意のカードを出す)。
3・セカンドプレイヤーがフォロー(出された派閥と同じ派閥のカードを出す)
※マストフォロー。同じ派閥がなければ他の派閥を出せるけどトリックの勝者にはなれないよ(ドッペルゲンガー/ナイトを除く)
4・トリックの勝者が山札から公開されたカードを取る(従者カード置き場へ)
5・トリックの敗者は山札から1枚カードを伏せたまま取る(従者カード置き場へ)
全13ターンが終了してトリックが終わったら、獲得した従者カード(伏せてあるカード)を手札にして、第2フェーズへ突入。次は相手のカードを奪いあうのだ。
【第2フェーズ】
1・リードプレイヤーがカードを出す
2・セカンドプレイヤーがフォロー(マストフォロー)
3・トリックの勝者がカードを獲得する
〈フェーズごとのカード効果〉
第1フェーズ
アンデッドがプレイされた場合、トリックの勝者はアンデッドを得点(支持者)として手に入れる事ができるよ。
・山札から場に出されたアンデッド➡︎トリック勝者の従者カードとなる
・トリックで出されたアンデッド➡︎トリック勝者の得点カード(支持者)となる
左がリード、右がセカンド。アンデッドをフォローしランク9でトリックに勝利したので、セカンドプレイヤーは中央のドワーフNo.8を従者エリアに伏せて置き、No.8,9のアンデッドを表向きで得点エリアに置くよ。
第2フェーズ
ドワーフがプレイされた場合、ドワーフカードは敗者がカードを獲得するよ。
・両者がドワーフカードを出した場合➡︎敗者が2枚ともカードを獲得する
・一方がドワーフカードを出した場合➡︎敗者がドワーフ1枚、勝者がそれ以外を獲得する
最終的に3派閥以上の支持を集めたプレイヤーの勝ちとなります!
〈まとめ〉
ぼっちプレイヤーはルールの把握において、1人2役でカードをめくるのだって怖くは無い。むしろ毎回そうだが、何か?
たとえトリックテイキングだってその限りではなく「王国の派閥」だって1人でめくったさ。ああ、めくったとも!そしてその感想は、面白そうだ!
コモノは朧ニンジャスタートリックしかやった事ないけど、それよりは考えなければいけない事がちょっと少ない印象。狙いは公開している得点から容易に想像がつくので、相手の妨害も受けやすそう。どこでどう負けるべきか第1フェーズでは手札になる従者のカードを意識するし、第2フェーズでは派閥の支持者数(5枚以上で過半数確定)を意識する。相手の手札を読むためのトリックも忍ばせる事ができれば、、、勝てる?かな?
でもこれ、強い人とプレイしたらボロ負けしそうな香りもするなw
シンプルだけどトリックテイキング独習としては良さそうなきがする。朧ニンジャスタートリックとまた違った悩ましさが楽しみだし、カードのデザインもこれまた好みの「王国の派閥 / Claim」。ホワイトゴブリンやるなー。マトリョーシカも結構好きだったので、このパブリッシャー好きかも。はやく遊びたいー!
P.S
今回ゴブリンのNo.9にホワイトゴブリンゲームズのキャラクターもいるよ!
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興味持った人はディアシュピールさんで取り扱ってますよー!アマゾンにもあるんだね。
トリックテイキングならば他にもきになるやつ。輸入版には日本語訳がない場合もあるから気をつけるのだよ!

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