ども。コモノです。
先日ご紹介したレボリューション1828と共に、アーチゲームズさんのセールでポチっておりましたコチラ「キメラ」をご紹介しますよ!
ただでさえプレイするヒマが失われつつあるのにコロナの外出自粛圧力(主に嫁)が重なり猛烈に遊べてない感漂っております。そんな訳で今日もルール&コンポーネントのご紹介ですけども、良いな?(今までと変わらない説)
このキメラも結構好みな感じでした!いやー、いい買い物だったわ。さ、みんなで箱をあけようぜ!ハッハッハ.....(´;ω;`)
キメラ(Chimera)
プレイ人数:3人
対象年齢 :10歳以上
プレイ時間:45分
アーチゲームズ
Boardgamegeek
アーチゲームズのキメラ
キメラはカードゲームなのでカードしか入ってないのだけど、得点を記載するメモパッドが結構分厚くてモリモリしてる感じ。あとはルールです。アーチゲームズで取り扱っているキメラは2014年のデザインみたいで、現行のものとはちょっと違うようです。手触りがちょっと素朴というか、落ち着いていてシックな感じが良いですぞ。
日本語訳ルールブック
アーチゲームズさんから購入したので日本語に翻訳されたルールも付属してる。表紙の「キメラ」のタイポグラフィも雰囲気あるな!ページも読みやすくて良い感じ。
さらにオリジナルにはなかったカードの役を記載したサマリーが付いてた。キメラは役が多いので、これ結構便利。
カード
ちょっと書を彷彿とさせる字体のデザイン。ランク(数)は1〜12まで。スート(色)は4色あるけれど、ゲームではスートは無関係。視認性をあげるためのものらしい。また、 オリエンタルな生き物が素敵である。
蛙と招き猫!
どこから出てきた幻想動物か?と思ったが、説明書によるとどうやら蛙(ランク2)。たしかに蛙と言われれば蛙に見える。
この蛙以外にも日本人には馴染みのある奴がいる。
そう、蛙と招き猫(ランク11)がいるの。なんか可愛くて良いのだ。
さらに英雄(H)がいる。英雄はランク的に最強。
そら蛙と猫には負けないわな。ただし英雄は数字ではないので、ストレートのように数字の代替としては使用できない。
キメラと麒麟
ゲームのタイトルにもなっているように、キメラがいる。あと麒麟というカードもある。キメラも麒麟も独立したカードで1枚づつ。想像の通り、この2枚の強さは別格。全体的にシンプルなデザインに、得点に関わるカードのみ強調するアートワークに痺れまする。
キメラの遊び方
タイトルにも記載した通り、キメラはゴーアウト系なのでいち早く手札を無くしていくタイプのカードゲーム。直前のプレイヤーが出した役と同じ役、かつランク(数字)が高いカードをプレイしていく。2人連続でパスが出るか、手札がなくなったプレイヤーがラウンドの勝者になるよ。
準備
プレイヤーに配る手札は17枚づつ。最初にカードを配る時もちょっとした工夫があるのでございます。
- 親(ディーラー)はカードをよくシャッフルし、全てのカードをまとめたデッキを作る
- デッキの中央付近でカット(2分割)し、下段の山札の一番上のカードを表向きにする
- 表向きにしたカードを上段の山札の一番上に表向きで載せる
- 下段の山札を表向きに乗せたカードの上に乗せ、山札を1つにまとめる
- 山札から3枚を裏向きに場に並べる
- 各プレイヤーにカードを17枚づつ配布する
1枚だけ表向きになっているカードが配られるのがポイントです。
ビッド(入札)
各プレイヤーは「20」「30」「40」のいずれか(またはパス)の数字に入札するよ。このビッドはキメラ役になるためのビッドで、キメラとなった時の得点に影響するのだ。先ほど配られたカードで表向きのカードを受け取ったプレイヤーから入札を行う。
いきなり「40」を宣言すれば、そこで入札は終わり、最高値で入札したプレイヤーがキメラとなるよ。
キメラになったプレイヤーは場に裏向きで並んだ3枚のカードを受け取り、20枚の手札とする。
キメラとならなかった他の2名はキメラハンターとなる。ハンターの2名は入札の値に応じ、最大2枚のカードを同時に交換しなければならいよ。
- 「20」だった場合:ハンターはカードを交換しない
- 「30」だった場合:ハンターは1枚のカードを交換する
- 「40」だった場合:ハンターは2枚のカードを交換する
以上でプレイ前の準備は完了だぞ。
手番のプレイ
キメラとなったプレイヤーが最初のリード役となるよ。手札から14種類ある役のうち1つを選んで場にプレイする。時計回りに次のプレイヤーが場に出た役と同じ役、かつランク(数字)が高い役をプレイする。カードを出せない、またはカードを出したくない場合はパスもできる。
パスはソフトパスなので、次に手番が回ってくればカードをプレイすることも出来る。ただし2人連続でパスした場合はその時点でトリックが終了するので注意だ。
最後にカードをプレイしたプレイヤーが場に出たカードを全て獲得し、自分のカードとしてまとめておく。
ラウンドの終了
誰かの手札がゼロになった時点で即座にラウンドが終了する。終了時点で手札に残ったカードは得点計算に使用しないので、自分が獲得したカードとは別に避けておくぞ。
得点計算
キメラが手札を空にした場合
- 最初の入札時、ビッドした数字の倍の数を得点とする
- 以下のボーナスに該当する場合、ボーナス1つあたり25点を獲得する
a)キメラフライトがプレイされた
b)トランプがプレイされた
c)手札を1枚もプレイしなかったプレイヤーがいた
ハンターが手札を空にした場合
- キメラは最初の入札時にビッドした数字を失う(マイナスになる場合あり)
- 各ハンターは20点づつ獲得する
蛙と招き猫の得点
- 自分の獲得したカードに蛙と招き猫が居た場合、それらも得点の対象になる
以上の得点計算を経て、誰かが400点に達した時点でゲームは終了するよ。
キメラの面白そうなところ(遊べてない)
全く遊べていないので、完全にルール読んでの妄想であります。ありますよ。ええ。遊びてぇぇぇ....
多彩な役
3カード+シングル
14種類ある役の組み合わせがかなり面白そう。1枚でプレイするシングルから、スリーカード&シングルのセットやスリーカード&ペアのようなセットもある。役が非常に多彩なので、容易にトリックを取れない感じ。
4カード+シングル+シングル
細かく得点を積み上げていくような展開になるのかな?全てをいきなり覚えるのはちょっと辛いので、アーチゲームズさんのサマリーはかなり役に立つぞ。
トラップ
いわゆるフォーカードなのだけど、場に出た役のうちの幾つかはトラップで切りぬけることが出来るようだ。
フォーカード&ペア&ペアの役は普通に考えたらそこでトリックが終了しそうな役だけど、トラップで阻止することが出来るとな!しれっと出したらさぞかし面白いだろうと思う(悪い顔)
またキメラ役になった場合はトラップが出たトリックはボーナス得点になる。トラップの出たトリックはしっかり記録しておくのだな。
全ての役で最強のキメラハンター(キメラ+麒麟)
この多彩な14種類の役全部を紹介するととんでもないことになりそうなので、興味を持った人はポチってルールを読もう....w
まとめ
ハンター2人はキメラの独走を阻止することが目的。ハンターがラウンドで勝てば、キメラの得点が失われていくのも面白い。ハンターはどちらが勝ってもいいのだ。最終的にキメラが400点を取らなければハンター側の勝利になる。
ルール読んだ感じだと、キメラは大量のカードを派手にプレイしながら得点を狙い、ハンターは堅実にキメラの足元を詰めていく感じなのだろうか。新たなラウンドが始まるときには必ず入札があるので、手札を見てキメラを選択するか、ハンターを選択するか考えるポイントも面白そうだぞ。
大富豪が好きなら楽しい!という声をよく見かけるけど大富豪より派手で華やかな感じだろうか。またカード構成がトランプとほぼ同じなのでカードの把握もしやすそうだ。トラップやフォーカード関連でプレイ済みのカードを把握して次の手を読むのもドキドキして良いな。カードもカッコ良いし、なかなか良い買い物だったと思う....ってもう妄想全開である。
( ゚皿゚)キーッ!!
遊ばせてくれっ!
3人専用という、ちょっと遊ぶ人数が限定されるけれどどこかで3人会をもう催しちゃいえば良いじゃないと思う。早く自由に外出できるようになると良いんだけど。。。主に家庭が安心できるニュースが増えてくれ....頼む
【販売情報】
日本語訳付きで現在入手できるのはアーチゲームズさん。以前はホビージャパンからも出てた見たいだけど、いまは並行輸入品しか見かけないな。
あとBGGを見てて発見した。どうやらキメラにはルールを追加したバリエーションが存在するみたい。5人でも遊べるっぽいな。
こっちも興味湧いちゃう。。。