みなさんメリークリスマス!コモノです。
おそらくサンタキタキタ!コールであふれているクリスマスの朝、みなさんいかがお過ごしかな?ぼっちのホビーを謳うコモノも、クリスマスばかりはサンタとの伝令役として深夜対応の予定&昼間は仕事というなかなかタイトなスケジュール⬅︎イブの夜に寝落ちした。。(;;゚;Д;゚;;)━━…
寝ちゃっててすみませんしたっ。(主にサンタ宛)
大人として色々やらなくてはならない責任は(まぁまぁ)感じてはいるもののボドゲへの情熱は冷めやらず、心のどこかで明日の朝クリスマスツリーの下にパンデミックレガシーシーズン2の黄箱とか置いてないかな、と期待しちゃう気持ちも忘れていない。サンタさん待ってる⬅︎来なかった(当然)。
わかってた、わかってたよ.....
さて、そんなクリスマスにご紹介するのは何が良かろう?と考えていたのだけど、忙しすぎてなんだか余裕が全くなかったこの12月。パンデミック:ライジングタイドが届いていたので「きゃー!世界救うよぉぉぉ!」みたいな記事かな?と考えてたのだけどテンションも時間も取れず。。。
気がついたらすでにクリスマスを迎えておりますわけです。もうこうなったら禁断のアレ。悪魔の囁きをクリスマスにというアレ。(どれ?)
悪魔が潜むという瓶。 フィンランドのラウタペリがリメイクした作品。
それを数寄Gamesさんが日本語版に。
「ボトルインプ日本語版」を開けるっ!
ボトルインプはトリックテイキングの傑作として有名みたい。長らく入手困難でプレミアつきまくりだったボードゲームのようで、今年のゲームマーケット秋に数寄ゲームズさんから日本語版として発売されました。過去の評判をみて俄然興味が湧いてしまい、ちょうどトリックテイキング熱発症中だったのでどうしても入手したかったボードゲーム。1日目では売り切れてしまい絶望してましたが、二日目補充があったようで購入できたのです!
小瓶に入った悪魔を押し付け合うボトルインプ、開封しますよー。
〈ゲームの背景〉
フィンランドのメーカー「ラウタペリ社」が2017年にボトルインプをリメイク。
本作はそのリメイク版の日本語化されたもので、国内は数寄ゲームズから発売されているよ。もともとはスティーブンソンの短編小説にある物語「邦題:瓶の悪魔」で、ゲームのフレーバーはその小説の内容がもとになってるよ。
これが原作ぽい。
- 作者: Robert Louis Stevenson
- 出版社/メーカー: Classic Books Library
- 発売日: 2008/07/30
- メディア: ペーパーバック
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子供向けの本がありました!子供向けだけど、挿絵が結構イイ!
不老不死以外のどんなことでも叶えてくれる不思議なびん。欲のために、幸せのために、そしてときには愛のために、ケアウエはそのびんを手に入れようとするが……。
いやー、瓶の悪魔にちょっと時間巻き戻して欲しいわ....
〈開封〉
なかなかインパクトあるボックスアートと思います。ちょっと劇画チック。
〈ボトルインプ日本語版〉
プレイ人数:2〜4人
プレイ時間:30分〜
対象年齢 :10歳〜
・コンポーネント
当然ながらこれ以上ないシンプルさ。
日本語の説明書をどけますと。。。
悪魔の瓶がコロコロ転がっているというファンタスティック仕様。
・ボトル
これがかの有名な悪魔の瓶。
手にすればなんでも願い事が叶うというヤツだ。
・カード
背面はボックスアートと一緒。そしてサマリーカードのようなものは、どのカードがどのスート(色)にあたるのか記載したカード。
熟練者はおそらくこのカード対応表なんか頭に入っていそう...
ボトルインプはトリックテイキング。なのでカードが主役でございます。
カードのデザインは元の小説の内容を書き起こしたデザインみたい。順番はわからないけど主人公のストーリーっぽい絵がいっぱい。
欲しいものを手に入れたり、結婚したり、ようは欲まみれって事ですね。親近感湧きます。
これが最初のトリックで瓶の下に収まる「No.19」のカード。
悪い事考えてそうな顔してますな。
〈ゲームの手順〉
・セットアップ
まず誰かがディーラー(親)になって19のカードを場に出して、悪魔のボトルを載せておくよ。カードは基本的に配り切るので、各プレイヤー同数になるように配る。2名で遊ぶときはバリアントルールが説明書に書かれているので要チェック。
・悪魔のトリック
カードを配られた各プレイヤーは手札から1枚、悪魔のトリックと呼ばれるカードを仕込む。
この悪魔のトリックで仕込まれたカードに記載された勝利点は、ゲーム終了後にマイナス点として降りかかるというルール。大きい数字を仕込むか、小さく刻むか悩ましいところだぞ。
・ドラフト
手札から1枚を自分の左隣のプレイヤーに渡す。自分の右隣のプレイヤーから1枚もらう。3人以上の場合は次に右隣のプレイヤーにカードを渡す、そして左どなりのプレイヤーから1枚もらう。
手札を2枚、異なるプレイヤーとドラフトするのだよ。
で、準備おしまい。
・ゲームの流れ
ゲームの進行はスタートプレイヤーから左回りに。リードされた(場に出された)カードをマストフォロー(同じ色のカードを持ってたら出すやつ)のトリックテイキング。トリックはランク(数字)の大きさで勝敗が決まるよ。スートが異なったとしてもランクが上(より大きい数字)を出したプレイヤーがトリックの勝者になるのだけど、ここで「ボトルインプ」が出てくる。
a)トリックで出された全てのカードランク(数字)が瓶の下の数字以上だった場合は、1番高ランク(数字の大きい)プレイヤーがトリックの勝者。勝者はカードを獲得して伏せて手元に置くよ。
b)トリックで出されたカードの中に2枚以上が、瓶の下の数字以下だった場合、ボトルインプが発生するよ。出されたカードが2枚以上瓶の下の数字を下回った場合は、それぞれのカードでより高ランク(数字の大きい)カードを出したプレイヤーが勝者。
トリックで勝利をしたカードを表向きに公開し、ボトルをその上に置く。
以前のボトルカードはそのカードを出していたプレイヤーに戻し、戻されたプレイヤーは裏向きで獲得したカードに加えるよ。
・ボトルインプ
ボトルの下にあるカードの数字(最初は19)よりも下のカードを出す事で、プレイヤーはそのトリックの勝者になるよ。ボトルインプの力を借りたプレイヤーはそのボトルも一緒に引き取る。
高ランクのカードを切られているトリックでもボトルインプの力を借りてトリックに勝つ事ができるのだけど、そのままボトルを持ち続けたままゲームが終了した場合、勝利点が全て没収というひどい仕打ちを受けるのだ。さらに悪魔のトリックで仕込まれたカードの勝利点をマイナスするという追い討ち的な仕様。
悪魔ひどい。悪魔ひどい。
ボトルインプの力を借りながら勝利点を集め、良いタイミングでボトルを誰かに押し付ける事が出来るようカードを選びながら場に出していく。そんな駆け引きが生まれるのがボトルインプの醍醐味だぞ(未プレイだけどw)。
・勝利条件
数ラウンドを遊んで、1番先に300ポイントに達したプレイヤーが勝ち。または各プレイヤーが2回づつディーラー(親)をやる、など。
〈まとめ〉
ブログを書くにあたって色々ルールをなぞりながら書いてましたが、うむうむ面白そうである!ランクが全てユニーク(スートに関係なく、同じ数字がない)ので、どのカードがトリックで出されていて、誰の手札に何が残っているかをトリックテイキング初心者でも予想しやすい気がする。手元に早見表があるので「あと、あの数字が出てない・・・」とか悶々しながらボトルを取るか、押し付けるか、楽しめそう!
あー、はやく遊びたい(こればっかりやな....)
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