みなさんこんにちは。コモノです。
「破滅」って言葉、あまい響きありますでしょ?
なかなか実生活では避けて生きたい言葉ではありますが刹那的な事柄というものは、感傷的ですが少しばかり蠱惑的だなとコモノは思っております。
先日のゲームマーケットで買い逃してしまったボドゲ「Plague Inc. The Board Game」はそんな破滅を体現するゲームといいましょうか。当日は残念ながら買い逃してしまったのですが、フォロワーさんからケンビルさんのネットショップに在庫がまだあることを教えてもらい速攻ポチ。
本日無事届いちゃいました!
ひゃはははっはははぁはぁぁ・・(既に何かに感染中)
Plague Inc. The Board Game
プレイ人数:1〜4人
プレイ時間:60分〜
Plague Inc.はもともとスマホアプリで人気を博した人類滅亡系ウィルスシュミレーションゲーム。プレイヤーは未知の病原体となって人類を滅亡に導くという、なんとも香ばしいテーマのゲームです。人類を滅亡に導く。。。そう、あの名作ボードゲーム「パンデミック」の逆を行くテーマなのですな。
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コモノ、そんな事は全く知らず、ゲームマーケット直前にケンビルさんのお品書きを見ていてボックスアートに惹かれちょいちょい調べてこのゲームの存在を初めて知りました。アプリも知らなかった。
いやー、こういう不謹慎系のゲームってとっても魅力的。普段聖人君主のように清く正しく生きている身といたしましてはゲームくらいでしか経験できませんしね?
今日はそんな超不謹慎系ボードゲーム「Plague Inc. The Board Game」の開封レビューをお届けいたしますよ!
と、ここまで下書き書いておいて仕上げは明日!って思っていたら、まさかのコモノが何かに感染!!!
このタイミングで風邪ひいて早退とか、何のネタかと。世界を滅亡させる前に自分が倒れるとか大ネタ。 pic.twitter.com/KIcmjFnT3k
— コモノックス (@komonox) 2017年5月17日
急な高熱と倦怠感に襲われ、約半日ほど悶え苦しむ事となりました。検査の結果もインフルエンザではないとの事。原因不明か。
これが「Plague Inc.」の洗礼ってやつか(違います)
なにやら不穏な空気が漂うな。。。w
〈開封!〉
・コンポーネント全体
意外とシンプルな印象。カードマットという未知なる病原体を表すシートが4枚。このゲームはそれぞれのプレイヤーが病原体となってそのDNAをシュミレートし、感染地域を拡充していくゲーム。よく考えたら(考えなくても)極悪非道な仕様。
外箱もあれだけど、中身もショッキングな色合いです。
・カードマット
プレイヤーはここに病原体をシュミレートして世界を滅亡に追いやるのだ。
PLAGUEBOTシートはソロプレイでお相手を務めてくれる。疫病ボットとか嫌すぎる。「Plague」ってペストって意味もあるんだねー。バクテリアと書かれた裏面にはウィルスとかかれた面もあって、両面使用可能となってました。
・プレイボード
もうボードが真っ赤。ショッキングピンク。
人類は生き残らないことが前提の配色となっております。日本も地味にASIA枠の下にあったよ。
・トークン類
トークンはちょっとだけ可愛らしい色。このゲームは木製よりもプラ製のほうが雰囲気にあってますな。
ダイスをよく見ると、ヒィィィ(゚Д゚||)
血がついているかのような処理。やばい。
〈カード類〉
カード類、なかなか雰囲気があってグイグイきてます。
・イベントカード
背面が黄色のイベントカードはゲーム中、いろいろな効果を生む。
ケンビルさん、和訳シールもつけてくれてました。「Absorb」は他のプレイヤーの判定失敗時に、自分の病原体に相手を吸収する効果がある模様。
和訳シールありがたい。結構複雑な処理が読んでると出てくる。
この禍々しいカードデザインといったらない。カードの意味は免疫反応なのに禍々しい。人間を救うとか救われるとかそういった着想はないんだな、
経験したくないイベントが盛りだくさんである。
もうなんと言うか。人類の滅亡がテーマというより、病原体同士の生存競争の結果、たまたま人類が滅亡する程度の話です。
人は、無力であるのだな。。。
・TRAINカード(特徴カード)
病原体の特徴を決めるカード。進化の過程で色々な能力を得て行く。
「INSOMNIA」とかあるよ。不眠を引き起こすバクテリアとか嫌すぎる。慣れてきたら自分好みの病原体を作る事に楽しみを見出してしまいそう。不眠で体力を落としてから発病させるとかできるのかしら。。。
・カントリーカード(国カード)
カントリーカードは感染地域を示すカード。暑い国、寒い国は進化過程の浅い病原体は活動ができないと言う仕様。
お日様マークや雪マークがなんとも頼りなくみえる。
〈まとめ〉
「Plague Inc. The Board Game」は人類を未知の病原体が襲い滅亡させて行くゲームなんだと思ってました。が、コンポーネントを開いて色々見て行くうちにコモノは大きな勘違いをしていた事に気がついたよ。病原体は自分自身の変化を呼び込み、勢力を拡大(感染拡大)をしていく事に没頭しているだけで人類の事なんか全く考えていないという事実。
そしてこのゲームもそういう自然の摂理をトレースしているだけで病原体の宿主がたまたま人類であったに過ぎないという作りになっております。だからシュミレーションってなってたんだねー。なるほど。
たしかに病原体は知的行動をとってるわけではなく、ごくごく原始的に増殖して行く事を繰り返してるだけなので非常に理にかなった生命活動を行なっているわけですが、なんかこう人類が無力すぎです。(実際そうなんだと思うけど)
感染症医療の最前線ではこういう脅威に日々晒されていらっしゃるのかなと思うと安易に楽しむのは不謹慎な気もしてしまい、また直前に原因不明の高熱に見舞われたコモノは少しだけ人の心を取り戻し、やっぱりパンデミックのようにウィルスに立ち向かうのが人の務めだよな、、、と反省してしまいましたw
でも、ゲーム自体は超面白そう!もうちょっと元気になったら世界を滅亡させる病原体になってやろうと思いました。まる。
ゲームの導入は以下のムービーでも確認できるよ!
BGGでも評価はお高め。
うぉぉ、はやく遊んで見たい!
けど、まずは体調を回復させねば。
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伝染病株式会社ってタイトルはどうなんだろうね・・・
「Plague Inc. The Board Game」はケンビルさんで売り切れてしまってるようなので、再入荷を待つか個人輸入かと。 英語のテキストはマニュアル以外だとこのイベントカードに集中していた。試しにGoogle翻訳アプリのカメラ機能で撮影→翻訳してみたところ概ねプレイできるような気もしたよ。英語版をそのままプレイする人もインストールしとくと手助け程度にはなると思うぞ。
手に入るでは、パンデミックで遊ぶのもアリですな。
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