みなさんお元気か?コモノだ。
もうまもなくゲームマーケット秋2016だな。コモノは先日から何度か書いている通り、初めてのゲームマーケットでかなり心が浮き足立っている。なんかこのままいったら当日楽しみすぎて熱出すんじゃないか(子供レベル)っていう勢いだ。
欲しいものは山のようにあれども悔しいかなコモノ資金は有限。そんなジレンマにもじもじしながら購入予定リストを眺め、ゲームの名前を足したり引いたりして実に悩ましい夜をすごしているぞ。
秋くらいから年末はおそらく欲しいものが怒涛のごとく押し寄せるだろう見込みを立てていたのだが、それを超える物欲を刺激するアイテムの数々。おそるべきインターネット。ぼっちで情報交換なんてままならぬ身であるはずなのに、毎日溢れるばかりのボードゲームの情報に触れてしまえる現代。
「それにしても、ネットは広大だわ。」
攻殻機動隊の実写ver楽しみだわーw
確実にコモノの知らない次の世界がそこには広がっていて、その端緒に触れた今年。
そのトドメとなりそうなビッグタイトルがつい先日発売されたのだ。それはクトゥルフ関連の最重量級ゲームとの誉れ高く(コモノの感想)、ながらく品切れ&超プレミア価格(しかも2人プレイ〜だった)でコモノは手が出なかった逸品。
そのボードゲームの名は、、、
マンション・オブ・マッドネス第2版
画像は駿河屋へとぶよー
キタ━(*゚∀゚(゚∀゚*)゚∀゚*)━ッ!!!!!!
キタ━(*゚∀゚(゚∀゚*)゚∀゚*)━ッ!!!!!!
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予約販売開始の知らせをネットでキャッチしてからというもの、ポチるまでにどれだけ悩んだかわからない。仕事でもそこまで悩んだ記憶がないくらい悩んだ。まずその価格(定価で1万3千円超えるとか)。そして控えるゲームマーケット2016秋の誘惑。
コモノ、どうする・・・
今、駿河屋さんで予約しなければプレミアがつくだろう。
今、駿河屋さんで予約すれば4000円くらい安く買える。
今、駿河屋さんで予約すれば差額でボドゲ買えちゃう。
あぁ、今。。。。(以下、ループ)
こんな自問自答をひたすら繰り返し、悶々としながらあのクトゥルフのご尊顔を思い浮かべる。暑かった頃に挑み世界の恐怖を味わったあのプレイ。(ゲーム違うけど)
コモノ、どうするのだ。どうするのだ。これを購入するっていうことがどういう意味を持つのか判らない年齢でもあるまい?マジバレたらリアルクトゥルフ(妻、あるいはカミさんとも言う)降臨しかねないんだぞ?
しかしだ。。。
コモノは迷いに迷いぬいた挙句、ポチった。。。
ポチっちゃったよー!
で、届いちゃったよー!!!
と言うことで、後のことはともかく命のあるうちにマンション・オブ・マッドネス第2版のファーストレビューをお届けしておきたい。さぁ、心して読まれよ。そして皆も新しい世界に触れてくれ。ボドゲの世界も広大だぞ?
2018年、ついに第2版に拡張が発売される!!
〈開封!〉
この箱からして存在感。すでにテーブルの上で禍々しさを放っている。
プレイ人数:1〜5人
プレイ時間:120~180分
すでにエラッタも公開されてるな。
ちなみに箱の大きさはエルドリッチホラーとかの大箱系と同じなんだが、厚みがやばいレベルだ。オーディンの祝祭より多分厚い。この厚みが重厚感となっていて箱を開けるだけで瘴気とか流れ出てきそうな雰囲気だ。
〈アプリのインストール〉
箱を開けるとまずこんな注意書きが。
これが噂に聞くアプリの説明か。このマンション・オブ・マッドネス第2版がソロプレイに対応できた理由がこのアプリ導入だ。TRPGで言うところの「GM(ゲームマスター)」の役割を、人ではなくアプリに代用してもらうという仕様。異論各論あるのだろうけどぼっちでのソロプレイが可能であれば、それはむしろありがたい。ゲームマスターとのインタラクションより新しい世界に触れる窓口が増えた事を素直に喜びたいな。
ただし、アプリインストールというハードルがある。
コモノは意外とIT系なので、こんなん余裕だわ、はぁダルっwくらいに考えていた。
じゃ、箱の中をあらためる前にインストールしちまうかね。PC横においてボドゲやるからデスクトップ版にしてみようか。
なになに・・・英語のサイトに行けと?うむ・・・書かれているサイトをPCに入力した。表示されたサイトは当然全部英語だ。
うむ、読めない。よしGoogle先生に聞こう。
画面の中にアプリをダウンロードするリンクが見当たらない。このリンクでいいのか?すでにマンション・オブ・マッドネスを始める前からHP上で探索を行うハメになろうとは。これも作戦か。でプレイを押すとな?うん?ん?何、なんかもうこれインストールしてますか?まだならインストールしてね?って言ってる。
え、これ本当にこれで大丈夫なん?怪しくない?大丈夫???ってちょっとビビりながらもインストールを実行。(考えても判らんしw)画面のナビゲーションに沿ってプレイヤー内のウィンドウでマンション・オブ・マッドネスを指定した。言語を選択するウィンドウが開いたので日本語を選択したら・・・・
出た!おぉぉぉ。。。なんかちょっと雰囲気あるな。
しかもメニュー全部日本語に対応してるし。アークライトさんのツイートでアプリの日本語化がギリギリ間に合ったお知らせをみていたが、あらためて思った。コモノは日本語化されてなかったらココで箱をそっと閉じたに違いないとw。
さて、アプリのインストールがおわったらとりあえずの準備は良いらしい。ちなみにアプリはスマホ、タブレットで使えるアプリ(iOS/Android)も用意されている。煩わしいインストール作業を避けたければ、スマホ版とかがおすすめだな。
〈コンポーネント〉
箱を開けた時はシンプルだと思ったけど、並べて見たら豪華だった件。
マニュアルはビギナーズガイドとリファレンスのみ。
マップタイル類、トークン各種。
この部屋タイルをつなげてマップを作っていく仕様。
アーカムホラーシリーズのトークンはとても品質が高いように思うな。エルドリッチホラーの時も思ったけど。厚みも手触りもしっかりしている。
相変わらずのモンスター達。
クトゥルフの落とし子!!!落とすなよ!
カード。ミニユーロサイズのカードが2束入ってた。
やばい。特に左、やばい(笑)
脳でも心臓でも絶対痛いヤツ。
こっちはキャラクターカードだな。
リタがイチ押し。可愛いのリタしかいないからイチ押し。
ダイス。4面ダイスが5つ。
これがコンバージョンキット。
コンバージョンキットを使えば第1版の探索者やモンスターも使えるみたいだぞ。
〈ミニチュア〉
そう、このマンション・オブ・マッドネスの箱が分厚い理由、それはこのミニチュア達にその理由の一つがある。中でも目を引くのがこちらの方。
「クトゥルフの落とし子」×2
クトゥルフって子供いたのーーー!そんなの知らなかったし、いて欲しくなかったし、むしろ奥さんって誰なんですの!?(そこはどうでもいい。。)
あのクトゥルフさんにまさかの隠し子ならぬ落とし子発覚ですって、大変。
親(クトゥルフ)に似て口からニョロニョロ出てますしね。なんですか、この見てすぐに親が誰かわかるっていう禍々しい見た目は。コモノは購入するまでクトゥルフ自身が登場するんではないかと思っておりましたが。ま、子供だろうとなんだろうと意味不明なくらい理不尽な能力があるんだろうけどな。歓迎できないw
他にもお馴染み、邪教徒の方々とかいますよ。
ディープワンとか。居すぎ。
その他、大勢。
雑でごめんw
「探索者達」
クトゥルフの落とし子のせいか、とても頼りないように見える。仕方がないとは思うけどな。。。彼らとともに立ち向かわなければならない。
ちなみにイチ押しのリタは走っている。
どこに行くんだ、リタ。
〈ゲームの概要〉
実はこのゲーム、コモノはタイトル名とクトゥルフ関連のビッグネームというくらいの前情報しか調べていなくって、「あれだけ売れててプレミアついてるんだからきっと大勢の人が楽しいって言って遊んでるに違いない」という憶測で購入しました。まさにクトゥルフの信用買い。
すでにオールドワンの洗脳を受けている可能性が高いわけですが、せっかく遊ぶんだしもう少し背景理解も深めるためにビギナーズガイドの「丘の上の家」を読んで見よ。
おぉぉ。。。アーカムの街の外れにある屋敷が舞台なのか。
なるほどな。売ることができなかった屋敷、そしてその理由を探るのかな?
「お前は、死の幻影か、見えているように触れることはできるのか?」
シェイクスピア「マクベス」より
ふむ。。。
ふむ。。。。。
やべ、超面白そうだよ!?
判りやすく言うと「探検ゲーム」だな!アーカムの街の外れに立つ古びた屋敷の謎を解くのが目的かしら。第2版ではゲームマスターの役割をアプリが行うんだね。ちょっとビックリだったのがマンション・オブ・マッドネス第2版はセーブして終了することが出来るよ!
セーブできる内容はゲームの全部じゃないからメモは必須みたいだけど、噂に聞く超長いゲームタイムを少しは軽減することができるみたい。コレはまとまった時間がなかなかとれないコモノにはありがたい機能だ。(詳しくはリファレンスガイドのP11を確認しよう)
なお、ビギナーズガイドとリファレンスにはシナリオ概要も、勝利条件も書いてなかったと思うぞ。ようはゲームを進めないと勝つ方法も判らないと。なかなかドキドキさせてくれる仕様になっているな。。。
〈まとめ〉
クトゥルフ神話の世界をモチーフに、ゲームマスターとプレイヤーに分かれて遊ぶ名作のマンション・オブ・マッドネス。そしてそれの敷居を大きく上げていたプレイタイムやゲームマスターをアプリに任せて遊ぶことが出来るようにしたのが第2版だ。
ミニチュアあるとつい並べて遊んでしまうなw
ゲームマスターをいれるゲーム(TRPGとかね)を遊んだことがある人はわかると思うけど、ゲームマスターの人柄がゲームの結末を左右する事がままあります(笑)
コモノは中学生の時にTRPGを友達と遊んでいましたが、ゲームマスターを担当する時に、プレイヤーを死の淵に追いやることが大好きでした。
まだ中学生の子供だったんだ。許せ、あのころの友よ・・・
開始早々全滅の憂き目にあわせる快感(死なせはしないよ?)・・・・
ダイスに運を任せて散っていくプレイヤー達・・・・
あの絶望的な状況でプレイヤー達のあがく姿・・・・
ちなみに本来のゲームマスターの役割はそう言うものではありませんので、もしTRPGとかでゲームマスターをされる方が居ましたらば、絶対に真似しちゃダメよ?ちゃんと仲良く楽しく遊ぶんだぞ(笑)
そういう悪逆非道の楽しみはないものの(あってはダメです。ゲーム的にも人的にも)純粋にプレイヤー同士が協力して難問をクリアし、答えを求める楽しみがたっぷり詰まったマンション・オブ・マッドネス第2版。パズルを解くとかサスペンス要素たっぷりで、いくつか用意されているシナリオも魅力。
これはプレイが楽しみですな!
プレイできるのは年末のお休みかなー。。。はよやりたいぞ。
12/21 追記 アークライトさんからお知らせが出ているよ。
マンション・オブ・マッドネス第2版 完全日本語版をお買い上げの皆様へ
購入する場合はご注意だな!コモノはまだ全然プレイする暇がない。。。
2017/3月 シナリオ「永劫の輪廻」プレイレビューは2本立て!
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駿河屋さんでも販売中。
マンション・オブ・マッドネス 第2版 完全日本語版 (Mansions of Madness:Second Edition)
Amazonでも買えますな。