こんばんは。コモノです。
最近言い訳めいた愚痴が多かったです。反省。
忙しくてボドゲ出来ないとか、忙しくてブログ更新できないとか、忙しくて忙しくて忙しくて・・・・忙しいんじゃい!
全く反省してませんでした。すみません、取り乱しました。
だってねー、仕方ないよねー、生きていくってねー。世知辛い世の中ですよ?そんな現実に縛られっぱなしの生活を送っていると、たまに雑誌とかWEBマガジンとかで見かける「自然体の暮らし」とか、「ロハス / LOHAS」とか、「エフォートレス」とかのキーワードに代表されるいわゆる「無理のないライフスタイル」ってのに感化されますよね?
でもなかなかそんな暮らしがしたくてもですよ。我が家にいるリトルモンスターズ(4歳&1歳半)の手にかかれば、ものの30分で部屋の中が何かの惨劇の後のように様変わりする日常です。無理だよね?そうだよね?
自然体で無理のない生活といえばやはり農場系の自給自足生活がいつの時代もベースだと思うのですが実際にそれをやるとなるとコモノにはとっても難しいのもこれまた現実。てことは、このまま永遠に届かない憧れとなりつつあるスローライフ。嗚呼。。。
という、コモノの嘆きを知ってか知らずか、今年のポチり第一弾は完全日本語版として発売されたラ・グランハ(La Granja)だったのだ。
プレイ人数:1〜4人
対象年齢 :12歳以上
プレイ時間:90分
エラッタ情報はコチラ:ArclightGames
ラ・グランハ(La Granja)は2015年のシュピールで大好評を博した(モンバサを抑えてスカウトアクション1位!)ボードゲームで、初回1000部の限定生産品だったらしい。その後、人気に後押しされて第2版が発売されたボードゲーム。国内ではバネストさんで少数の取り扱いがあったみたいだが、コモノが見かけたときはドイツ語版の販売だったので買うのを躊躇していた。そうしたらば2017年1月に完全日本語版で発売されるってじゃない?そらポチるじゃん(笑)
で、届いてた。でも開ける暇が無かったんだな。理由はブログ冒頭の駄文で察してほしい。しかしあれだ、こんなんではイけないとコモノは思った。ボードゲームをゆったり楽しむような穏やかな暮らしは、きっとリトルモンスターズにもいい影響があるはずだ。やはり基本の暮らしはしっかりしたい。そんな落ち着いた生活が当たり前に存在した時代や空気感を感じることができそうなボドゲ、それがラ・グランハだ。(願望)
舞台はスペインのマヨルカ島。自分の農場を村一番にする事が目的のボードゲームだ。マヨルカ島はリゾートとして有名な島だけど、とても静かでいいところだとも聞く。この素晴らしきブログを見てから、ラ・グランハを開封するテンションも上がりっぱなしだぞ。
ラ・グランハの舞台の村も、このブログに出てくるようなオリーブの樹に囲まれた小さな小さな可愛らしい村に違いない。ああ、違いないとも。
色々迷走している感じもなくは無いが、コモノの平和的な落ち着いた生活のためにも今日はラ・グランハの開封レビューをお送りするよ!
〈開封〉
なんかですね。箱から始まって手触りいいですよ。
外装はいつものボードゲームと同じなんだけど、紙質のせいなのか?大きさは同じ農場系ゲームの金字塔、アグリコラさんと同じ大きさだ。
ラ・グランハも農場系のボードゲームということは、きっとアグリコラも意識したはず。と思ってたら、、、裏にこんな文言が書いてあった。
ウヴェ・ローゼンベルクに捧げられてたよ。これはアグリコラを作ったウヴェ様へのリスペクトの意味だろうな。リスペクト大事。
箱を開けてのコンポーネント全景。
全体的にシンプルな感じ。アグリコラとかオーディンの祝祭に比べるとスッキリした印象ある。やはりスローライフの原点はシンプル。
ラ・グランハを開けてちょっとびっくりしたことがあった。なんと、、、マニュアルとかタイルボードがビニールに入ってる!
ボード類までビニール入りとか、マジか。
なんかすごく貴重品な感じがするな。少なくともボード類がビニールに包まれていたゲームはコモノ初めてである。この心配りは素晴らしい!
木製のトークン。カラフルである。
この木製トークンをみるだけで自然とテンションが上がるようになったコモノ。たぶん何かの病気にかかっているに違いない。
ラ・グランハにはダイスが付いている。ダイスロールがあるということは若干の運任せな要素があるということか。
ボードゲームでダイス振り振りするのは好きなので、期待しかない。
やはりのんびりとした落ち着いた生活というのは、予定されていなかったことをいかに自然に受け入れるかがポイントなのではないかと思う。ダイスでそれを実践するわけだな。
〈マニュアル類〉
マニュアルはルールブックとカードリファレンスの2部が入っている。
マニュアルの丁寧さは、オーディンの祝祭と良い勝負なのではなかろうか。
イラストが大量に使われているので、ビギナーにも優しい。コモノはまだビギナー枠にいるつもりなので、ここ大事。
〈タイル類〉
タイルはそんなに多くは無い。
ロバマーカーとお金?あとはポイントトークン。
プレイサマリーもタイルになってる。
基本的にイラストで説明があるタイプ。雰囲気もなかなか良いであるよ。
〈プレイボード〉
これがメインのボードだな。
コモノはラ・グランハがワーカープレイスメントゲームだと思ってたのだが、どうやらそればかりではないらしい。というワーカープレイスメントの要素もあるけど、他の要素がしっかりあるという、なにやら未体験の感じ。BGGのメカニクス欄にはハンドマネジメントやら、ダイスロールやらエリアコントロールやら、とにかくいっぱいのメカニクスの記載があった。
これは、プレイがさらに楽しみになってくるな!このメインボードでは出荷したブドウやオリーブを商店に運んだりするのだ。
何をどうすれば運べるのかはよくわかっていないが、楽しそうではある。
そして運ぶのはロバ。
ロバ、超可愛い・・・・名前つけたいわ。
個人的に気に入ったのはこのヘックス(六角形)。ヘックスにはなぜだか心をくすぐられるのだ。なぜだろうか・・・
いちいちデザインが可愛い。
メインボードは村の市場のようなもの。ゲーム中も手元のプレイボード(農場)で収穫されたものをメインボード(村)で流通させるような流れになるようだ。流通とかいうととっても仕事ちっくなのだが、ラ・グランハで描かれる世界はもう少し生活に根ざしたゆったりとした時間の中で行われることのように思う。
農場を大きくするのが目的なので、当然ながらプレイヤーボードは自分の農場だぞ。
プレイヤーボードにはいくつかギミックがあって、このボードの上下左右にカードを差し込んで自分の農場を拡張していくのだ。拡張機能をもたらすカードの種類はかなりあるので、いろいろ悩まし選択ができる模様。
〈カード類〉
今回、なんと6種類ものプロモカードが付いてきた。
箱の裏を見る限りだとプロモカードは初回生産分のみ、ということではなくて完全日本語版には必ずプロモがついてくるということなのかな?
ま、なんにせよ嬉しい限りだ。
カードはエンボス加工がされていて、超手触りがとても良いカードだった。ラ・グランハもカードスリーブに入れて遊ぶつもりだったんだけど、この手触りは捨てるのがもったいないなー。
重ねた時の滑り具合とか、絶妙である。
この期待しかない職業たち。カードの周辺に書かれているアイコンはプレイボードに差し込んだ時に拡張される機能とかを表している模様。
農場娘、っていう職業なのか。そうですか。
ワイン職人とか良いな。
職工さん、なかなかのスキル。
〈まとめ〉
BGGのメカニクス欄に書かれているみたいにハンドマネジメントやエリアコントロールなど、ワーカープレイスメント以外の要素がこんもり盛り込まれたラ・グランハ。加えてマヨルカ島という魅力的な世界観の中で、農業という生活に根ざしたテーマをベースに得点を競うボードゲームはこの忙しない毎日から逃避する先としては魅力的すぎてたまらない感じだ。農場経営系ゲームといってしまうとアグリコラなんかと比較する感じになりがちなのだと思うけど、ラ・グランハはデザインがそう感じさせるのかもう少しゆったりとした時間の印象を受けるのはコモノだけだろうかね?
きっとプレイしたらしたで、ギリギリするようなジレンマなんかも感じるのだと思うけど、ゆったり過ごす時間の中で紡がれる大切な何かを見つけられる気がするぞ(超気のせい)
見つけられたかどうかはプレイレビューにて。
あぁ、シエスタに溺れたい。。。。( ノД`)シクシク…
みんなもどうだい?w
2/14 現実を直視することになったプレイレビューアップ!
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