みなさんこんにちは。コモノです。
ゲームマーケット2018春の新作紹介の第2弾はさとーふぁみりあさんの「ハピエストタウン」でございます。ソロプレイ出来ないボドゲばかりじゃないか!というお叱りもありますけども(全く無い...)、いいですか?人間独りじゃ生きていけないんです。
独りで生きていけないから「人」の「間」と書いて「人間」なんです!って、昔そんな事を学校の先生に言われたっけねぇ・・・(。-з-)
当時はウッセェ!って反発した記憶がありますが、あぁ若気の至りよ。
さて、人と人が集まる場所は集落から村となり、やがて街と呼ばれる集団に発展して行きますな。そしてその集団は何故か自然と「しあわせ」を求めます。
今日はとある街の市長となって、最高にしあわせな街を作り上げるというボードゲーム「ハピエストタウン」をご紹介しちゃいますよ!
【目次】
〈ハピエストタウンって?〉
プレイヤーは市長となってしあわせな街を作るために奔走します。建物を建ててお金を稼ぎ、稼いだお金で建物を建てて街を大きく発展させますよ!最終的に街のしあわせ度を決めるのは「人口✖️幸福度」。拡大再生産の超基本形で街を大きくするのを目指すボードゲームだぞ。ゲームマーケット大賞2017受賞作「8ビットモックアップ」のデザイナーであるさとーさんのお嬢さん(小2)が原案者とか。そのためか予め低学年用の簡易ルール(6〜8歳用)も準備されているという、ファミリーに嬉しいボードゲームでございます。楽しみだな!
〈開封〉
ハピエストタウン
プレイ人数:2〜4人
プレイ時間:10〜15分
対象年齢 :6歳から
もー、アートワークがヤバい。かわいい。ウチの子供が飛びつく事間違いなし。おそらくコンポーネントの奪い合いが長女と次女で始まりそうなので、遊ぶ時間を選ばないと危険である。可愛すぎて、本末転倒か。
コンポーネント
基本がカードなのでシンプル。
カード類とお金マーカー。
赤いスタートプレイヤーコマは市長さんその人であろう。このコンポーネントから滲み出るワクワク感とかしあわせ感って、一体なんなんでしょうね?
〈カード〉
建物のカードがたっぷり。施設カード/住宅カード/インフラカードの3種類があるよ。施設カードには初期建物「はじめてのコンビニ」と住宅カード、獲得コスト別にハイ/ミドル/ローに別れた建物カードが入ってる。カードの1部をご紹介しようと思うぞ。
街づくりの中心となる建物カードたち。ぶっちゃけ可愛すぎである。愛でて満足しそうなくらい可愛い。
はじめてのコンビニ
プレイヤーに1枚づつ配られる最初の建物。
やはり都市計画では中心となる施設が必要なのだな?コンビニから街づくりが始まるっていうのもイマドキっぽいな!(発想は昭和のままですごめんなさい。)
インフラカード
低学年用のルールでは使用しないカード。陸・海・空・と宇宙まである(笑)
インフラカードに記載されているアイコンの建物を建てる事ができたら1枚だけ獲得する事が可能だよ。
なんだろ、インフラ系って聞くだけでちょと黒い感じしませんかね?しますね?(汚れた大人)
住宅カード
タワーマンションとかありますよ。個人的にはマンション派なんだけど、最近ボドゲが収納しきれない状態なので、すわ戸建ての方がよかったかと。。。広い遊び部屋欲しいな、などと超妄想中。いや妄想だけなら自由だから。
ローコストカード
プロモカードの「イグルー」と「お化け屋敷」がヤバイ。
ミドルコストカード
「すてきなホテル」って形容詞ついてるとなんかドキドキします。プロモカードからは「天文台」。星を見上げる施設とかロマンてっく。
ハイコストカード
もはや娯楽施設にしか目が向かないハイコストカードたち。プロモの「ツリーハウス」の人口3とかヤバイ。相手に引かせたら結構トドメ刺さる気がする。
〈ゲームの流れ〉
準備も非常に簡単だぞ。6〜8歳までのお子さんと遊ぶ時には簡易ルールもあるのが嬉しい。セットアップも慣れれば10分もかからないよ。
準備
お金をひとまとめにしておく。(銀行と呼ぶ)
ハイ/ミドル/ローのコスト別に、施設カードをよくシャッフル
ハイ/ミドル/ローのコスト別に、それぞれ裏向きで重ねて置く
住宅カードを種類別にまとめて場の中央に表向きで置く
インフラカードをランダムに3枚選び1枚づつ場の中央に置く
ローコスト施設の山札から3枚を公開し場の中央に置く
各プレイヤーは「はじめてのコンビニ」カードを受け取る
各プレイヤーは2金づつ銀行から受け取る
最年少のプレイヤーがスタートプレイヤーコマを受け取る
このカードで場が作られてく感、好きである。
手番の流れ
プレイヤーの手番は以下の流れで進むよ。
1)自分の建てた建物から収入を得る
2)場に表になっている施設カードを複数枚選んで捨てる事ができる
→しなくてもOK
3)施設カードが3枚になるように好きなコストのカードを1枚づつ選んで公開する
→各コストから公開できるのは1枚まで
ルール認識に間違いがありました!ごめんなさい!同じコストから2枚以上選んで公開しても問題ないです。ご指摘ありがとうございました!
4)公開されている施設カード・住宅カードから1枚、建物を購入して建てる。
→所持金でお支払い。手番中1枚まで建てる事ができる。パスもOK。
5)インフラカードの条件を満たす事ができたら、インフラカードを獲得する
→ゲームを通して建てる事ができるインフラカードは1枚のみ
ここまで終わったら次のプレイヤーに手番が移るよ。
いずれかのプレイヤーが「コンビニ・インフラカードを含めて10軒以上」の建物をたてたら、最後のプレイヤーまで手番を行って終了!得点計算するよ。
得点計算
得点は建てた建物の「人口の合計」✖︎「幸福度の合計」が最終得点!
掛け算ってなんか斬新・・・
〈お試しプレイ〉
お昼休み恒例のお試しプレイを会社の同僚と遊んでみたぞ。
コモノの拙いインスト(相変わらず超苦手...)でもなんとかルール説明が出来るという奇跡。わかりやすいルールってこうも有難いものなのか!と、感動を覚えた事を記しておこう。
で、拡大再生産系ボドゲ初めての同僚とワイワイ言いながらプレイ開始。コモノは最初図書館を購入したので学術系都市計画を妄想。相手は目についた施設をとりあえず購入している模様。コモノはカードの引きもよく、着々と学術都市に向かっている。片やお相手はお化け屋敷(プロモカード)を見た目の楽しさだけで購入して「人口ヤバイ!」を連呼中。
ふっ・・・ビギナーよの(お前もだ)
終盤になり遂にインフラカードをゲット!宇宙に伸びるエレベーターを設置するという偉業。もはや点数は関係なく満足である。お相手はすでにどこを目指して良いか混乱と戦っている模様である。人口合計と幸福度合計の掛け算で勝利ポイントが決まるという部分でひたすら場のカードとにらめっこをしながら、次の一手を模索しておる。
相手も自動車工場を最後に建設し、インフラカードの空港をゲット。10個目の建物が建ったのでコモノの手番で終了。最後の手番ではタワーマンションか大学かを選択する事になったのだけど、迷わず(ちょっと嘘)大学を建てたのは学術都市での研究が人をしあわせな未来に導くと信じた理想があった故である(大嘘)。
結果40対32でコモノ勝利っ!
しあわせって大事ね。
〈まとめ〉
とても基本的な拡大再生産が楽しめるボードゲームだった。そしてルール説明をいれても30分程度あれば十分終わるという収束性の良さ。ボドゲに不慣れな人とプレイしても、コモノの未熟なインストレベルでもちゃんとルールの説明が出来る判りやすさもかなり感動した!プレイでは収入・人口・幸福度を常に気にしながらインフラカードを狙うというオーソドックスながらもビギナーにちょうど良い悩ましさ。今日遊んでくれた相手もボドゲらしい悩ましさを楽しんでくれた模様。いつも会社の同僚とはパーティゲーム寄りのボドゲで遊ぶ事が多いので、ハピエストタウンは新鮮に感じてくれたようでしたぞ。3名か4名で遊んでみたいなー。
建物のイラストがかなり可愛いので、好きな建物を建てるだけでもかなり満足度が高いと思う。子供もきっと喜んでくれそうな感じで、ハピエストタウンかなりのお気に入りになりました!
イグルーが超可愛い。なのでイグルー推し。今回ゲムマで購入した人はイグルー建てようぜ。
【販売情報】
ゲームマーケット2018春で好評だったようで、その後の少数の通販も完売されたようです。委託販売の情報は確認できず。
第2版となってアマゾンでも買えるようになったよ!
ホッパーエンターテイメント ハピエストタウン カードゲーム HHT-BP
- 出版社/メーカー: ホッパーエンターテイメント
- 発売日: 2018/12/03
- メディア: おもちゃ&ホビー
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さとーふぁみりあさんのブログやツイッターで情報をチェックすべし。
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8ビットモックアップはアークライトから発売されてます。
俄然興味湧いちゃったよ・・・
比較するなら街コロ?