ども。コモノです。
今日は美麗なアートワークが目を引くボードゲーム 、「ヴァレリア:カードキングダム」をご紹介するんですよ。
実はちょっと前にたまたま中古で手に入れる事が出来ていた本作。ヴァレリアシリーズの第1作目として、ずっと遊びたいと思っていた作品でした。なのに積みっぱなしで放置してホントごめんなさい。。。(恒例)
Valeriaシリーズのアートワークは北海の侵略者などを手がけているMihajlo Dimitrievski氏の作品。これまでぼっちのホビーBlogでも「Quests of Valeria」「Villages of Valeria」の2作品をご紹介してきた。
VALERIAシリーズのレビューはコチラ⬇︎
個人的にとにかく見た目が好みで、カード見てるだけで結構満足感高い。実際遊んでみるといたるところに共通する仕組みがあって、どれか1作品でも遊んだ事があると他のシリーズはとても遊びやすいのもヴァレリアシリーズの魅力だ。
そのヴァレリアシリーズの記念すべき第1作品目「ヴァレリア:カードキングダム」を今日は開封してみたいと思います!
〈ヴァレリアとは?〉
ヴァレリアと言う名の王国を舞台にしたシリーズ。シリーズというか、共通の世界観のもとで作られる。どれもカードプレイが基本になっているのもヴァレリアシリーズの特徴だぞ。
ゲームを構成するカードも似たような職業、モンスター、建物が使われていて、実際に職種・アートワークなど各ゲームを通して共通しているところも多い。
アイコンの意味や建物を建築する際の条件など、異なるゲームのメカニクス内に共通事項が含まれているのもこのシリーズの特徴だ。どれか1作品でも遊んだ事があればその他のシリーズにも容易に遊べると思うぞ。
〈開封〉
ヴァレリア:カードキングダム(VALERIA: CARD KINGDOMS)
プレイ人数:1〜5人
対象年齢 :13歳以上
プレイ時間:30〜45分
Daily Magic Games
Boardgamegeek
箱の中
ヴィレッジやクエストに比べると一回り大きい箱の中身は・・・
なんかクッションいっぱい詰まってる...!(;;゚;Д;゚;;)
あらかじめ拡張やエクステンションパックを追加する事が前提になっている箱の仕様ということですね。カードが倍は余裕で入るこのスペースよ。
カード
このモンスターたちのデザインを見て欲しい。
悪い目をしているw
モンスターたちがヤバイ。ヤバすぎる。
ドラゴンも居るのだ!
それぞれ固有の勝利点条件をもつDukeたち。ランダムに1枚を選択してプレイするよ。
〈ゲームの遊び方〉
勝利条件
ゲーム終了時に一番多くの勝利点を得ていたプレイヤーが勝利するよ。
終了条件
以下のいずれかの条件を満たした時点でゲームは終了に向かう。条件を達成したプレイヤー以外が1手番づつプレイして終了するよ。
- ドメイン(領地)カードの山札が全て尽きた
- モンスターカードの山札が全て尽きた
- プレイ人数の2倍のExカードが場に配置された
準備
手札などの準備では、スターターカードを取り違えないように注意だぞ。サプライにも同じ名前のカードが配置されるけど、スターターカードは右上のシンボルアイコンが印刷されていないのが目印だ。
- 王国の民カードの名から「5」「6」の右上にアイコンの印刷されていないカードを探す
- 「5」「6」のスターターカードを各1枚づつプレイヤーに配布する
- Dukeカードをランダムに2枚づつ配る
- 各プレイヤーは配られた2枚のうち1枚を選び、残りを箱の中に戻す
- Exhausted Cardsをプレイヤー人数×2枚抜き出し、重ねて置く
サプライとなる山札の準備はこんな感じ。
- モンスターカードをアイコン別に分け、強い(下)➡︎弱い(上)順に重ねる
- 重ねたモンスターカードを5種類選びテーブルに左(弱)➡︎右(強)順に並べる
- 王国の民(Citizenカード)を「1」〜「11/12」の各キャラクターセット毎に分ける
- 王国の民カードを各数字毎に1キャラクターづつ選ぶ
- 選んだ王国の民カードを、モンスターカードの下に5×2段の山札列として配置する
- ドメイン(領地)カードをよくシャッフルする
- モンスターカード・王国の民カードの下5列に、ドメインカード2枚を裏向きにして配置
- 裏向きにセットした5つの山札の上に表向きに1枚づつドメインカードを配置する
かなりざっくりと書いたけど、コレで概ね準備は完了です。
手番の流れ
手番は4つのフェイズに分かれている。各フェイズの開始/終了時には獲得したドメイン(領地)カードなどの効果判定があるので忘れないようにしよう。
ロールフェーズ
ダイスを2つ振る。出た目が重要だ。
ハーヴェストフェーズ
ダイスそれぞれの出た目の数字2種類と、合計値の3つの数に対応する王国の民(Citizen)カードから、リソース(カード下段左側のアイコン)を得る。例えば「6」の騎士カードが2枚あれば、2枚分のリソースがもらえる。ダイスが「6」のゾロ目なら「6」カードからは2×2の合計4枚分のリソースがゲットできるぞ。なお、大体どのカードでも他のプレイヤーにも恩恵があるので忘れないように。
アクションフェーズ
アクションフェーズでは以下の4つのうちから2回、アクションを行う事が出来る。
アクションにはリソーストークンを消費する
- モンスター討伐(力の消費)
- 王国の民の雇用(コインの消費)
- 領地の獲得(条件の達成&コインの消費)
- 何もせずにリソースを規定数得る「コイン(黄) or 力(赤) or マジック(青)×1」
王国の民の雇用では同じキャラクターを2枚以上雇う時に追加コストが発生するのと、領地の獲得ではそれぞれ必要なシンボルがあるので、雇用済みのキャラクターたちがシンボルの数を満たしている必要があるのだ。リソース管理とシンボル管理重要だな。
エンドフェーズ
ダイスを次のプレイヤーに渡す。
〈お試しプレイ〉
ソロルールはちょっと翻訳中なので、通常のルールを1人2役でルール確認した。まぁこれまでのヴァレリアシリーズに比べてなんかこう、ドーンと来る感じだな!
5×4段の雰囲気あふれる山札にまずテンションが上がる。そしてまず勝利条件に大きく影響のあるDukeカードの固有条件を事前にしっかりチェックした。(成長したよ...)このDukeカードにはゲーム終了時に追加点を得る事が出来る条件が描かれているので、各Dukeたちの個性とも言える統治方針をしっかり抑えておくのが大事だなのだな。
プレイとしては「ダイスを振り、リソースを得て、カードを獲得する」だけなのでとてもシンプル。雇用した王国の民カードの構成で得られるリソースの確率が変化するので、まずどんな構成で民カードを集めるか考える必要がある。リソースとシンボルを効率よく集め、モンスターの討伐や領地カードの購入を行いながら勝利点を得ていくのが基本的な戦法だな。実際少し遊んで見れば、何をやらなければ行けないかは直ぐにハッキリしてくるので、かなり遊びやすいと思う!ルールもそんなに難しくないし「ダイスを振って2アクション」だけの手番なのでサクサク進む。準備を除いて1時間もあれば、十分ゲームは終了すると思うぞ。
他のヴァレリアシリーズとアイコンの読み方などが共通なので、そういった点もありがたい。ヴァレリアシリーズやっぱ好きだ。
〈まとめ〉
おおまかなルールは把握できたので、ソロプレイヴァリアントを和訳しつつブログも書いている。実は追加のエクステンションパックと拡張ボックスを一緒に買ってあるのだ。この豊富な拡張カードセットもヴァレリア:カードキングダムの魅力。
冒頭でも触れたけどMihajlo Dimitrievski氏のアートワークが好きなので、カードが増えると絶妙な多幸感に浸れる。ゲーム自体はかなりシンプルな部類なので、きっと拡張で導入されるイベントカードなどがあったほうがちょうど良い位の悩ましさになるんではないかと期待してしまう。そちらのプレイ感はまた後日お送りしたいと思うよ。
軽めだけどしっかりとしたリソースマネジメントや、他のDukeが狙っているシンボルカードのカットなど、やり込もうと思えばみっちりしたインタラクションも生まれるヴァレリア:カードキングダム。好きです。
次はソロプレイだっщ(゚Д゚щ)カモォォォン
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国内でも売ってるところはあるみたい。でも日本語訳はついてこないので注意だぞ。和訳公開してくれているかたも多いので遊ぶのには困らないと思う。
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