ども。コモノです。
麻雀って実は遊んだことがありません。割と何かに偏った感じに厳しい家庭で育ったせいか賭け事的なもの全てにアレルギーのある親の方針で、ながらく麻雀を悪い遊びみたいに思い込んでました。10代後半のころまでかな?
実際に麻雀に対するイメージは未だに人によって良かったり悪かったりすると思うんですが、ボドゲ楽しむ方にとっては一般的に楽しいゲームとして受け入れられているかと思います。親の呪縛から解き放たれた後は興味はめっちゃあったんですけど「会社の人と雀荘行くか!」とまでは熱もあがらずこれまで遊ぶ機会がありませんでした。
で、六華(リッカ)ですよ。キタ(・∀・)コレ。
麻雀と同じような役を作り得点を競うライトゲームですがこれなら楽しめるだろと。ただ昨年発売された直後はあっというまに市場から消え去りしばらくプレミア価格が続いていた人気作。麻雀人気すごいなー、、、と思いつつもめちゃ気になってた訳なんす。。ようやく再販となったのでいそいそポチった六華、暇そうにしてた次女とも遊べたので今日は初めてのプレイがどんな感じだったかご紹介いたしますよん。
六華(Rikka)
プレイ人数:2〜5人
対象年齢 :8歳以上
プレイ時間:10〜20分
国内発行元:六華 - ArclightGames Official
リンク
Boardgamegeek
六華(Rikka)ってどんなゲーム?
六華は割り切っていってしまえば「超単純化した麻雀」といって差し支えないでしょう。どのくらい単純なのかと言いますと、基本ゲームで使用する役が3つしかありません。
基本の役
一色(1点)
下の数を1種類に揃える
三連(3点)
手牌6枚を3枚セット(連番/同数)2組に揃える
六華(6点)
下の数を1種類に揃え、上の数を連番(1〜6)に揃える
実際に麻雀を嗜む方からすると「え、これだけ?」ってなるくらいかと思います。ポン・チー・カンも無いしね。でも麻雀を遊んだことない人にとってルール説明をうけてすぐ覚えられるルール量としてはこのくらいだとありがたいんです。実際にこの役の種類だけなら10歳児はすぐにルールを覚えて遊ぶことが出来ました。
ポイントはボーナス得点と「ついでに完成」
ルールは10点の先取制です。ですが役を揃えることだけに集中してると役ができるスピードが速いため本当に10分くらいで決着がついてしまいます。そこを悩ましくしているのがボーナス得点と「ついでに完成」のルール。
牌は上下に数字を示すアイコンが描かれていますが、ちょうど中央に★マークが入っている牌があります。役が完成した際に、手牌の星マークを追加の1点として数えます。この追加ボーナスを狙うというちょっとした悩みどころの追加が単純ながらも考えるところを増やしてくれるのですな。子供にもわかり易いので程よい追加ルールです。
三連に★ボーナスが一つ含まれているので4(3+1)点となる
さらにあと1手で完成したのに先にあがられた!という気持ちを軽減してくれる「ついでに完成」ルールもがっかりして終わるという子供の落胆感を軽減してくれるルールがあります。誰かが役を完成させた後、場に表で残っている牌と手配を組み合わせて役が完成する場合はその得点がもらえます。高得点の役を狙っている時などついでに完成した方が上がったプレイヤーより得点が高くなるこのルールのおかげで、他のプレイヤーが狙っている役を意識する必要がどうしても出てきます。
役の数は少なめながら、ホイホイ上がっていく事だけ考えてると思わぬ逆転を許してしまう工夫がヤバいすな....
六華のコンポーネント
麻雀牌よりも一回り大きいドミノ牌と同じような手牌が入ってます。スタンド類もしっかり用意されているので箱を開けたらスッと遊び始められます。
サマリーカードも揃っている上に追加ルール用のカードは役ごとに別になっているので選択したルールだけを確認しやすいのも良いです。
六華のルール・遊び方
ルールも準備も本当に簡単。
ゲームの準備
- 各プレイヤーに牌スタンドとサマリーカードを配布する
- 六華牌を裏向きですべてテーブルの中央の場に混ぜて並べる
- 各プレイヤーは場から5枚六華牌を引いて手牌にする
- じゃんけんなどでスタートプレイヤーを決める
これでもう遊び始める事が可能だぞ。
手番の流れ
各プレイヤーの手番で行う事は場から六華牌を一つとって手牌に加えるだけ。役ができたらそこで手牌を公開します。
全員で「ついでに完成」と追加ボーナスのチェックを行い、得点を計算したらチップを配ります。誰も10点に届いていなければ次のラウンドを始めるという流れ。
めちゃ簡単でわかりやすいのです!
オプションルール
慣れた方向けにオプションで用意されている役は 種類あり、そのほかに立直やロンが追加ルールで導入できます。立直(リーチ)や直撃(ロン)はあると普通に盛り上がるよね。
三対(サンツイ)
同じ手牌をペアで3組揃える。
三色(サンシキ)
手牌6枚の上下を3種類で揃える。
輝光(キコウ)
手牌全部を★マークがついた牌で揃える。ボーナスはなし。
無双(ムソウ)
上下が同じ数字の牌を6種類集める。難易度高めだがボーナスもあり。
六華(Rikka)の感想・まとめ
ルールは読めばすぐに理解できるため、遊び始めるまでがとにかく簡単。ちょうど暇そうにしていた次女をさそって早速遊んでみました!
次女は麻雀はもちろん、ドンジャラもやった事がないズブの素人。そう、素人です。とはいえコチラもそこまで慣れたものではなく、とりあえず手牌を簡単な役で揃えることに集中してみます。
結構良い感じで揃っていくので、プレイしててサクサク進みます。あと1手が、、、となるのかな?と思ったら意外とサクッと揃ちゃいます。2人プレイだからなのかたまたま引きが良かったのか、そこまで役が揃わず悶々とすることもなくお互い役が揃いました。
これはなんだ?良いのかな?2人プレイだからかな?
この現象がたまたまなのか今回は一色よりも三連がポカポカ成立してしまったんですよね。なので10点もスイスイ集まってしまいます。もう少し盛り上がりが欲しかったので2人で相談したうえで三連を禁止して追加ルールの三対を採用して遊びました。そしたら結構盛り上がったの。
最終的にリーチを採用して30分から40分くらい。輝きボーナスとついでに完成も封印して遊んでましたが、これはこれで楽しかった。次女も初めてのゲームなのに満足気。これは簡単で楽しいな!
アークライトの雀牌を使ったゲームにはタイガー&ドラゴンがありますが、それも我が家では反応が良いゲーム。六華もその流れをしっかり抑えてて、子供の心をがっちり掴んだ模様です。麻雀が遊べる大人ならば麻雀の方がみっちり楽しめるかな?と思います。でもそこまで時間をかけずサクッと遊びたい、または初心者もいて気軽に遊びたいなら六華はかなり楽しいと思います!我が家では定番になりそうな香りただようライトゲームでした。大人が遊ぶなら、もうちょっと複雑なルールでも良いかなぁ...
なお、さっき次女が1人で箱を引っ張り出して追加ルールのサマリーを読んでたんだけど・・・これは(笑)
【六華(Rikka)販売情報】
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