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ガラクタリウム〜Artifact or Fiction〜|遊陽ゲームズ:ガラクタから魔導器を作り出せ!魔力を集めればきっと願いを叶えてくれるんだよ。(みんなのとは言ってない)

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ガラクタリウム〜Artifact or Fiction〜

 

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画像引用:ガラクタリウム|ボードゲーム情報

プレイ人数:2人専用

対象年齢 :7歳以上

プレイ時間:15〜30分

 

遥か北の遺跡に散らばる遺物(ガラクタ)は組み上げると魔力を放出するらしい。その魔力は集めると「どんな願いでも叶う」という。ガラクタリウムは願いを叶えるために魔力を求める者たちの憧れ、プレイヤーは遺跡を訪れた冒険者となりパートナーとガラクタを山分けする。ただし、こっそり自分だけが願いを叶えられるように。。 

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今日ご紹介するのは遊陽(すさび)ゲームズさんの2019秋の新作「ガラクタリウム〜Artifact or Fiction〜」だぞ。2人専用のカードゲームで、スチームパンクなテーマをイラストに纏った作品だ。デザイナーのかくさんからお声がけいただき遊ぶ機会を設けてもらえたので、ガラクタリウムの魅力に迫ってやろうと思う!

【注】本記事でご紹介しているコンポーネントはデモ版です。カードの色など、製品版では一部見え方が異なる場合があります。ご留意くださいませ。 

 

ガラクタリウム〜Artifact or Fiction〜ってどんなゲーム?

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プレイヤーは山札から引いた5枚のカードを2組に分け場に公開する。5枚のうち1枚だけは伏せて非公開カードとするのだ。2組に分けられたカードをお互いが獲得しながら、プレイヤーはポーカーのような「役」を作っていく。

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相手の組み上げようとする役を阻止しながら、自分の手札に有利なようにカードを集めて役を作り得点を集める。「言うは易し」とは正にこの事で、毎回ままならないギリギリ感がつきまとう。2人専用の心地よい緊張感が終始楽しめるゲームだよ。

 

コンポーネント

ガラクタリウムはカードゲームなので、コンポーネントはカード中心だぞ。

遺物カード

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ガラクタと言われる遺物カード。集めて役を作るのだ。

特級遺物カード

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いわゆるジョーカーカード。どのカードの代わりにもなるけれど、役の得点からマイナス1点になる。そのくらいのハンデは仕方ないか。

再探索カード

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捨て札をまとめて山札に戻せる再探索カード。結構重宝した。

呪いカード

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手札に入ると特定条件を満たすまで捨てる事が出来ないカード。持ち越せる手札の上限が5枚なので、早めに処理したい。

キャラクターカード

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ユニークスキル持ちの5人のキャラクターがいる。ゲーム中に1回だけ使用する事ができるのだ。可愛い...とか言ってると痛い目を見るぞ。(見た)

得点ボードと歯車マーカー

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細部にこだわりを感じる。歯車マーカーはいい感じ。

スタートプレイヤーマーカー

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スチームパンクっぽさ全開。確かにこんな感じの遺物が捨てられたら組み立てたくなるかもしれない。 

 

ガラクタリウムの遊び方

準備は超簡単です。

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  1. キャラクターカードを伏せてよくシャッフルし、ランダムに2枚づつ配布する。
  2. 遺物カードをよくシャッフルして伏せて山札にする
  3. 得点ボードと得点マーカーを1つづつ配布する。(初期得点は2)
  4. スタートプレイヤーを決め、スタートPマーカーを渡す

で、準備終わり!キャラクターカードは2枚づつ伏せて配られるので、2枚とも確認したら相手に判らないように伏せておく。

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どちらか1枚のみ、ゲーム中に使用する事ができるのだ。キャラクターカードは相手の得点が15ポイントを超えたら使用可能になるよ。

 

プレイ!

早速デザイナーのかくさんにお相手していただき、ガラクタリウムをプレイさせていただいた。プレイの感想の前にまず申し上げたい。かくさんのカードをシャッフルする手つきからして、只者ではない感が漂っている事を。なんだあのなめらかなカードシャッフルは!もはやこの時点でまな板の上の鯉の気分である。秋だから鯉より恋の方がいいんだが、残念ながらそちらではない。インストも判りやすかった。(当たり前)

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全ての動きに無駄が感じられない手練れ感の溢れるゲーマーの図

遺跡に打ち捨てられたガラクタ(遺物)を集め(山札から5枚引く)、2人で山分けにする。この山分けの作業がこのゲームのキモだ。なんせ遺物から作り出す魔導器の放つ魔力(役)を先に30ポイント貯めると何でも願いが叶うらしいのだ。もちろん最終的により高い魔力を集めたプレイヤーの願いのみが叶う。ゲームは一緒に遺跡を訪れているパートナーよりも先に魔力を集めて、自分の願いだけ叶えてやろうという欲望の闘いなのである。素晴らしき哉。

終了条件

いずれかのプレイヤーが30ポイントを集めたラウンドでゲームは終了するよ。

勝利条件

ゲーム終了時により高いポイントを得ているプレイヤーの勝ち。 

ふーむ。。。いざっ!

遺物の山からカードを5枚引きまして....

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分けます。

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ここがポイントなのだけど、5枚のうち1枚だけ伏せて場に出す。2つに分けたグループのどちらでも良いのだけど、1枚だけが伏せられているのだ。で、遺物の山からカードを引いていないプレイヤーがカードを取り、手元で役を作るのですよ。役は出来た時点で捨て札にしてポイントを得てもよいし、手札(公開)として手元に置いておきより高い役を狙ってもいい。相手のプレイが済んだら残ったカードを受け取り、自分の役を作る。

カードの役はポーカーで言うところのペア系(ツーペア/スリーカード/フォーカード)とストレートの2種類。ストレートは最大5枚連続までで、同種のカードのみで構成されたストレートは得点が高い。5枚のストレートフラッシュが最高得点(15ポイント)になるよ。

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呪いカードは同じナンバーの遺物カードを含んだセットを作れば浄化可能だぞ

手札にストックできるのは最大5枚まで。その5枚を超えるカードは捨て札にするか、そのターンで役を作りポイントにしなくてはならない。手元に持っておけるカードに上限があるので、高いポイントの役を狙ってカードを溜め込むのにも限度があるって事なのよね。。。

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どっちや、どっちを取ればいいんや...

とか...

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どう分ける?どうすべき???

とか、シンプルな事しかやってないのにめっぽう悩ましい。ゲームのテンポが非常に良いので手元でじっくり悩むのにも抵抗があって即断即決を求められているようなプレッシャーが勝手にかかる。

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そうこうしているウチに相手にストレートフラッシュを献上して負けるという華麗なプレイングまで飛び出したりする。デザイナーのかくさん曰く「初めて特級遺物カードがない状態でそろった」との事。なぜなのか....(キャラクターカードの探偵がいい働きをしたせい)

サクッと終わるので、負けても「もう一回!」とお願いしまして、繰り返し遊ばせてもらっていたらちょっとなんか光が見えてきた!

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相手の場札をしっかり観察して遺物を分ける事が出来てくると、超絶楽しさが増す。

最後の方はかくさん相手になかなか良いプレイが出来た気がするのだ。いや、成長したよ?成長を感じた!

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怒涛の追い上げを見せたりもした。が、、、負けた。完敗でありました。

ぐ や じ い ...

(。-з-)チキショッ

 

まとめ

ドラフトをベースにしていて手札が全てオープンなので、思考が常に相手の場札に注目する事になる。山札から引いてきたカードは1枚だけ伏せて配置するので、相手に取らせたいカードを伏せるのか、もしくは取られたくないカードを伏せるのかなどとても駆け引き感の強い選択を毎ターン迫られる。この緊張感と狙い通りに相手がカードを引き取った時の快感がとても中毒性高い。

そしてゲーム中に1度しか使用する事が出来ないキャラクターのユニークスキルがとってもドラマチック。かくさんとは都合5回くらいプレイさせてもらったのだけど、ゲームの終了直前にキャラクターカードが絡むプレイが何度か発生し、その展開がとても印象深い。

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 相手の場札から狙ったカードを引き抜き...

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5枚のストレートを作り、勝ち抜けた!と思った直後。

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山札や捨て札から特級遺物カードを探し出せるキャラクターをプレイされてしまい、まさかの1点差で逆転負け。。とか。

これをドラマと言わずして何をドラマと言うというのだろうか・・・

ガラクタリウム、ハマるとやばいよ。ずっと遊んでられると思う。インタラクション強めなので実力が顕著に出るけど、ハマる人はハマる!少なくともお昼休みでは時間が足らないのは間違いないと思うぞ。2人専用の魅力がぎっしり詰まったガラクタリウム、機会があればぜひ遊んでみてほしい!遊べばきっとハマるであろう....勝ちたい。

 

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ガラクタリウム

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フォアシュピール2019秋:11/2(土)出展

なお、ゲムマ作品が試遊できるイベント「フォアシュピール」にもガラクタリウムは出展するそうだ。行く予定がある人は会場で遊べるな!

 

遊陽ゲームズ|ゲームマーケット2019秋

出展日時:11/23・24両日

ブースNo.【C08】 

gamemarket.jp

ガラクタリウム〜Artifact or Fiction〜の予約も受付中だぞ

docs.google.com

なお、 遊陽ゲームズにはもう1つ人気タイトルがある。

忍尾将棋

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今回のゲームマーケットで、忍尾将棋の拡張第1弾「光芒一閃」も出る。気になる人はまとめてポチって仕舞えばいいと思うぞ。

 

 

【関連情報】

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twitter.com

ボドゲーマ|ガラクタリウム

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