みなさま、Como estas?
コモノックスです。
今日はポートロイヤルのファーストレビューをお届けするよ。
このポートロイヤル、2〜5名でプレイするボードゲームです。
ポートロイヤル(Port Royal)
プレイ人数:2~5人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:20-50分
カードサイズ:59×91 (基本)/ 79×120(拡張カード)
舞台はポートロイヤルという港町。あのかの有名な映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の始まりの街としても有名ですな。実在した街みたいなんでちょっと調べてみたらば、まぁ酷い街だったみたいですよ。あら酷い。
エドワード・ティーチとか、カリブの海賊の名前は聞いたことくらいあるけど、こんなに酷い街だったなんて知らなかった。もうパイレーツ・オブ・カリビアンそのまんまですやん。ま、コモノは嫌いな話ではございませんがね(^^)
そんなポートロイヤルで財をなし、勝ち抜くのがこのゲームの目的です。
商人でも海賊でも、どっちでも良いから稼いで影響度を大量に得た奴が勝ちっていうことよね。ポートロイヤルで名を馳せるという事は、この時代では相当の名誉(不名誉?)だという事でございましょ。
パッケージイラストの雰囲気に騙されてたらアカンって事はわかったw
男の勝負に引き分けなどあってたまるか!『ポートロイヤル』 | ホビージャパンゲームブログ
さてポートロイヤル、そんな大航海時代の雰囲気を味わえそうで面白そうだなとコモノは思ってました訳ですが、ただ1つ問題があって購入をためらっていましたよ。
それは、皆さんもうお気づきですね?そう、最低プレイ人数ですよ。(ええ、何か?)。
ある晩のこと。コモノは大した用もなく駿河屋のボードゲームサイトを華麗にウロウロしてました。そこでホントにたまたまですが(本当だぞ?)、ポートロイヤルに拡張が出ていることに気がついて商品説明を読んでみたらば、「ソロプレイルールの追加」って書いてあったんです!
拡張でソロ対応とか、神か。
姉ちゃん、神様には見えないな・・・
そんなラッキーな拡張を見つけちゃったもんで(日本語版ではなかったけど)まとめてポチる。だって買うしかありませんでしょ?そうでしょ?
面白そうなボードゲームはこの世にゴマンと出ておりますが、その中でソロプレイに対応しているゲームは実はそんなに多くはないです。「このデザイン好きだな〜」とか、「超面白そう!絶対やってみたい!」とかなったとしても、コモノは買ってもプレイすらできないゲームの何と多いことか。(遊び仲間を探せよ・・・)拡張でソロ対応なんて、粋じゃないですか。やるよ?
いろいろ言い訳はあるものの、とりあえず届いたから開封レビューするんだ。
コモノ、儲けてやりますよ。
〈開封!〉
基本のコンポーネントはカードゲームだから超シンプルね。
はい。マニュアル(1枚)とカードだけ!
潔い。
この基本セットだけだとソロプレイできないので。。追加でポチった拡張も開ける!
なんかでかいカードとカラーキューブまで入ってる!
マニュアルは1枚なので、基本セットと合わせもたった2枚だw
キューブとかあるとなんか単純にテンション上がるよ。拡張に入っていた大きなカード(契約カード)の上で獲得した点数の上に乗っけておくためのものみたい。
基本ゲームはカード引くだけで進むようです。
〈カード〉
基本のカードは人物、船、探検命令、増税の4種類。
人物のカードは大航海時代に港町にたむろしていた海賊やら提督やら道化やら商人やら司祭やら。。。えーとあとは令嬢?(他にもいるw)
提督。名前だけで偉そう。
でもこの時代の主役といえば、、、
やっぱ海賊。そして司祭。でも司祭なのにどうみても怪しい。
道化者。こんな方もいらっしゃるのだな。
このように多彩なメンバーを雇いつつ、探検命令などの目的を達成しながら影響度を稼ぎポートロイヤルで名を馳せたプレイヤーが勝利するゲーム。
影響度はカードの右上に描かれている盾マークの数字だな。誰かが影響度12を超えればゲームはそのターンで終了となる模様。
〈基本ルールの手順〉
手順は下記のように進むのだ。
1.探検
山札から1枚めくって、港に配置する。めくられたカードの種類よって下記の対応になるようだぞ。これを自分で決めた数、めくりつづけて港を賑やかにすることができる。
人物:港に置く
船 :港に置くか、撃退する。撃退できるかは自分が雇っているカードの能力よるぞ。
撃退するには合計2つ以上の剣マークを持つ手札カードを捨て札にすれば撃退が可能だ。ガレオン船とか強そう。
探検命令:港から離しておく。誰かが探検命令を引き受けるまでその場に置いておく。
探検命令に応じるにはカードに描かれた条件を満たすカードを手札から捨て札にする必要がある。応じることができればコインと影響点を同時にゲットできるぞ。
一番右の探検に応じるには、船長の錨、司祭の十字架、開拓者の小屋が必要。
増税:12コインもっているプレイヤーの半分を徴収
税金・・・踏み倒すアクションが無いのが痛い。ま、わずかな金なら納めておいて悪事は見なかった事にしてもらうのが大人の付き合いだよな?
ちなみに探検フェイズの後に交易と雇用のフェーズがくるけど、狙ったカードを場に残し、選択肢を増やす意味で可能な限り山札からめくり続けることが次のフェーズのポイントになる。
ただし。港に停泊中の船と同じ色の船を2回目に引いてしまった場合、そこで港の手札はすべて捨て札になるぞ。(シビアな・・・・)
海賊達が「マヌケ野郎!」と言いながらヘラヘラ笑っている絵が浮かぶだろ?どこでカードめくるのを止めるのか、悩ましいところなのだな。
2.交易と雇用
手番プレイヤーは1〜3枚、その他プレイヤーは1枚を、港に出たカードから受け取ることができる。手番プレイヤーの受け取るカードの枚数は1で港に出した船の種類数によってかわるぞ。
船が1〜2種類→カード1枚
船が3〜4種類→カード2枚
船が5種類 →カード3枚
選ぶカードによって、コインまたはカードそのものを受け取る事が出来るぞ。
船カードを選んだ場合(交易)
➡︎そのカードを捨て札にしてコインを受け取ることができる。
人物カードを選んだ場合(雇用)
➡︎カードの下部に記載されているコインを支払う(捨て札にする)事で、選んだカードを雇用することができる。
雇用したカードは1の探検フェイズで船を撃退したり、探検命令を受けたりすることが出来るようになるってことだな。
基本セットのゲームでは1と2をワンセットで繰り返し行い、12影響点をいち早く手にいれたプレイヤーの勝利となる。
コレは割と熱い闘いになりそうな予感がするな?
〈拡張セットの追加〉
コモノはぼっち(ソロ)プレイのためにポートロイヤルを購入した。なので基本ルールでプレイすることは実は考えていない。基本ルールの手順を確認したのは、まぁいわゆる読者サービスって奴だな。(言ってみたかっただけです。すみませんでした。。。。)
拡張セットでは基本ルール(競争ゲーム)に契約カードを加えたプレイと、あたらしい協力ゲームのルールが付属している。ソロプレイが可能なのは 協力ゲームのみだ。
また拡張セットで導入された契約カードなるもの。これがまた良い感じにテーブルを演出してくれそうなのだ。基本ルールもこの契約カードを追加すれば、これまでと違う遊び方が出来るようになっているな。
これが契約カード。探検とはちょっと違うけど、クリアするとコインとかもらえる。クリア順にカラーキューブを置いて行く。きっとキューブの代わりにミニミープルとか置いてみると、可愛すぎてキュン死できるかもしれない。
あと日本語版じゃないせいか、見た目が麗しい素晴らしい。もともとは英語なのかな?ドイツ語なのかな?タイポグラフィって大事よね。(何事も結果オーライ)
協力ゲームは契約カードをシャッフルして、プレイ人数に応じた契約カードを並べる。
1人→3枚
2人→5枚
3人→7枚
4人→9枚
5人→11枚
その後山札から下記の枚数だけ抜き取り、時間の山札を作る。
まず13枚を抜き・・・
+めくられた契約カードの封印の数(−1〜2)
+めくられた契約カードの封印のアルファベットの種類
※全部Aなら+1、Aが2枚Gが1枚なら+2
ゲーム中に増税が発生するたびに時間の山札からカードを1枚取り除き、時間内に契約を全て達成できたら取り除いたカード1枚につき1ポイントを獲得すると・・・
ちょっとここら辺は実際にプレイしてみないと感じがつかめないな。。
でもソロでできるようになってるのは素直に嬉しい。
〈まとめ〉
どう見ても悪だくみをしているの図。
協力ゲームでは定められた時間内に契約カードをクリアする事が目的となる。時間の山札の枚数を調整することで難易度も変更できるみたいだぞ?大航海時代のポートロイヤルで、悪行の限りを尽くしありとあらゆる手段で影響度を高め、コモノの名をカリブの海に轟かせてやるのだ!
海賊王にコモノはなる!(ま、お約束)
冒険レビューをまたれい!
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ポートロイヤル:契約をもうひとつ……(Port Royal: Ein Auftrag geht noch...)
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〈冒険といえば〉